少し前にハンバーガーを食べると涙が出そうになるという話をしたが、ナゲットを食べても涙が出そうになる事がわかった。なんなんだ。あとナゲット食べるのもやめなさいよ。
今15ピースで390円というバカ安キャンペーンが催されており、それに伴って期間限定の味のソースが出ている。
これから悪口を言うが、なんで限定ソースというのはいつもパッとしないんだろうか。商品開発部がよーしまずい!採用!と決定しているとしか思えない。
そもそもマスタードソースとバーベキューソースとの相性が良すぎて、相対的に限定ソースが合わないように思えるのかもしれない。
タルタルとかチーズとか、絶対合うような気がするのにな。なんか漂うこれじゃない感。不思議。
あ、でも数年前の激辛フェアの時の限定ソースは超おいしかった。あの時ばかりはやるじゃんと思った。
そして悪口は続く。
今期のアニメで、ある社会問題を扱った…というとなんだか誠実な感じがするので、物語のスパイスに使っている作品があると言い換える。
ようはヒロインが神待ち少女なのだけど。
普通のサラリーマン主人公に拾われて同居するのを、ジャンル上誘拐であると騒ぐのは無粋だろう。
問題は何かというとヒロインを守ると言いつつ守るとしか言わない主人公と、体を提供する事を求めない主人公を優しいと言って感極まって泣いた割に、何で体を求めないのかと下着で迫るよくわからない行動原理のヒロインだ。
言ってることとやってる事がチグハグだし、神待ち少女というのも物語を転がすための装置としてしか扱ってないのが不誠実なんじゃないのかと思いつつ、毎週我が子を喰らうかのような表情で視聴している。
そんななら見なきゃいいのにと思われるかもしれないが、なぜか私はこの作品はだめだと思った作品をこそ、熱心に見てしまうという困った特性を持っている。アンチ体質なのかもしれない。
たまに、ツッコミどころのある作品を素材に、なにがどうおかしいのか、呆れつつ笑ってしまうのはなぜなのかを豊かな文才をもって面白い文章を書く人がいるが、私が見ている作品もその原石であるのかもしれないと思いつつ、私に文才が無いことと、100%の怒りをもって鑑賞してしまうため、そのような愉快な文章は生まれずにいる。
このような作品を見るために時間を割いて、肝心の良作アニメを溜めてしまっているのもどうなのかと思う。
なぜこんなことをしているのか。
一つには、あとをひかない瞬間的な怒りはある意味で気持ちがいいのかもしれないと思う。
辛味というのは実の所痛覚で、エンドルフィンがドバドバ出るために人が辛味を欲するように、普段出さないアドレナリンをドバドバ出して好戦的な気分になるのが楽しいのかもしれない。
過去最高に、本当にどうかしているレベルでアレだったアニメがあって、それを毎週見ていた時は放送開始30分前から既に怒っていたものだった。
タイトルを言うのは控えるが、本当にとんでもない逸材だった。
またああ言うのに出会えればいいのにな。
それに比べたら今見てるこれなんてちょっとピリリとする程度ですよ。