三原じゅん子副大臣「遅刻騒動」の顛末…自民議員「国会を止めたい野党の浅知恵ではないのか」
三原じゅん子厚生労働副大臣(56)が12日に出席予定の参院厚生労働委員会に30分遅刻したのを受けて、立憲民主党の蓮舫氏(53)が猛反発した。
同委員会は三原氏不在のため法案審議がストップ。蓮舫氏は「三原じゅん子副大臣が委員会に来ないという異例の事態です。法案審議が出来ずに委員会は止まったまま」とツイート。厚労省は三原氏の遅刻理由を把握していなく、役所や自民党側に説明を求めていると記した。
その後、自民党は三原氏がチームリーダーを務めるPT(プロジェクトチーム)会議に午後1時から出席していたと説明。蓮舫氏は「本当に会議に参加か。予定の15時まで会議に出て国会に出席しないつもりだったのかの確認、明日の本会議対応を引き続き協議です」とした。
同委員会は三原氏が姿を現さなかった影響で、与野党間の折り合いは最後までつかず、この日に予定した医療法改正案の採決を見送った。
さらに14日に菅義偉首相(72)が出席し参院本会議で行う想定でいた健康保険法改正案の審議入りも見送られることになった。
しかし、夜になって三原氏が厚労委員会側に正式に欠席の手続きを済ませていたことが判明した。
三原氏欠席を執拗に攻め続けた蓮舫氏。「30分の遅刻」に納得できない野党の反発もあり「5時間審議ストップ」の大問題になってしまった。
自民党議員は「蓮舫氏のツイッターは誤解を与えるように感じた。国会を止めたい野党の浅知恵ではないのかと受け止めてしまいます」と話している。