ストーリー
将来に絶望した娘の運命の恋の行方は…?
1912年、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たす。身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく2人だったが、タイタニック号は巨大な氷山に衝突してしまう。
現場を目撃したローズとジャックは危険を知らせようと船室に戻るが、キャルは「青き海の心」が盗まれたと言い張り、騒動に。濡れ衣を着せられたジャックは、船底に連行され、手錠で繋がれてしまう。一方、タイタニック号を設計したアンドリュース(ヴィクター・ガーバー)は、船の沈没は避けられないことをローズに伝え、救命ボートに早く乗るよう助言する。救命ボートの収容人数は、乗客の半数ほどしかない…。
上流階級の人間が優先して救助されることを当然のことと受け止める母とキャルに呆れ返ったローズは、ジャックを救うために船底の部屋へ向かうことに。
ギリギリのところでジャックを救出し、なんとか救命ボートにたどり着いたローズとジャック。ジャックは、キャルと協力してローズを先にボートに乗せるが、ローズはジャックと一緒にいたい一心でボートから飛び降りてしまう。逆上したキャルは、2人に向けて発砲! しかし、船内はどんどん浸水していき…。キャルから逃げ延びたローズとジャックだったが、傾きを増していく船上は混乱状態に。2人は生き残る道を探るのだが…!