なかなか連絡をもらえず眠れぬ夜を過ごした私は、連絡をしてこなかったYさんを責めました。

 

 

入院した日の夜にどういう状況なのか家族には知らせるのが当たり前だと思っていた私は、彼もきっとどれだけ体が痛くても熱があっても家族には心配をかけまいと連絡は入れるだろう、入れる人だと思い込んでいました。

 

 

 

 

③奥様と比較する

 

「奥さまから連絡はあったよね?返信してないの?電話かかってきたりしなかったの?電話には出たでしょ?」

 

 

「メールはあったけど返信できてなかった。電話は掛かってこなかったし掛けてもいない。」

 

 

「翌朝に連絡した時に責められなかったの?」

 

 

「うん。何も。」

 

 

これを聞いた私、焦る。

 

ムキームキームキームキームキー滝汗

 

そして比較開始。

 

 

「連絡が無くて怒って責めた私と違って奥さんは何も言ってこなくて「あ~やっぱり妻がいいな」って思ったでしょ?やっぱり妻は違うなって思ったんでしょ?私だってあなたと結婚してたら連絡ないことで責めたりなんかしないよ。だって夫婦の仲だもん心配はするけれど変な妄想とかなんかしないもん。夫婦だから信頼関係築いてるもん。」

 

 

「責めたりしてこなかったのは当たり前のことだと思ってたし特に向こうが良いとか悪いとか何もない。比較なんかしていない。」

 

 

チーンチーンチーン

 

 

はい、私の負け~汗

 

 

 

 

私だって本当は奥さんみたいにメールが一晩無いくらいで波風立てたりなんかしないでいたかった。翌朝のメールが届いただけで安心して「心配してたけど連絡があって良かった。大丈夫だった?」くらいで優しく包み込むような器の大きな彼女でいたかった。

 

 

あーーーーーー

ムキームキームキームキー

絶対絶対絶対!

今回のこの件は奥さんの方が良かった~って感じたはず!奥さんの存在の大きさに、器の大きさに、そして信頼関係の深さに気付いたはず!

 

 

 

うぇーーーーーん

えーんえーんえーんえーん

 

 

 

 

散々Yさんを責めた後に、勝手に奥さんに負けたという劣等感を感じ悔しくなり自己嫌悪に陥り、次は自分で自分を責め始めたのでした。

 

 

 

かなりの重症女です。

 

 

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