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サラセニアに関する失敗

やまぶき

サラセニアカテゴリでいきなり失敗の記事です。

さて、何を失敗したかというと植え替えと株分けです。


ここ数年冬~春先にかけて忙しく、腐りにくいベラボン主体の用土を使っていたので甘えてしまい植え替えをしていませんでした。

そして今年の春、ふとフラバの鉢を見てみると増えすぎたバルブで鉢が変形し始めていました。

みっちり詰まった鉢から苦労して引き抜いてみるとバルブが行き場を無くして地下へと潜っています。

他の鉢も見てみると変形こそしていないもののほとんどの鉢が似たような状況でした。

焦った私は春先で花芽も動き出しているような時期でしたが植え替えと強行しました。

そこで丁寧に作業していれば良かったのでしょうが、寒い上にまだ忙しい時期であったので、あまりバランスを考えず雑にバルブをバラして植え付けてしまったのです。

300715サラセニア (2)


その結果がこれです。
一応フラバです。
初夏に差し掛かったこのタイミングで未だにこの葉です。

ウイルス病ではありません。
サラセニアは根や株に大きなダメージがあるとこんな乱れた捕虫葉を展開します。今年はバルブを細かく分けすぎてしまったようです。

特に大株になっていたところから細分したフラバとアラタ系謎交配種のダメージが大きいようで、去年の立派な捕虫葉が嘘のようです。

アラタ、ルブラ、プルプレア、フラバのアトロプルプレアも捕虫葉が一回り小さくなっています。

幸か不幸かほとんど株が増えていなかったミノールとオレオフィラは例年通りの姿を見せています。
レウコフィラはフラバ並みに雑に分解したにも関わらず去年より大きくなりました(何故…?)。


サラセニア栽培を初めて十数年経ち、油断とサラセニアの丈夫さに甘えてしまっていました。

生き物を扱う以上は丁寧にという当然のことを忘れていたが故の失敗です。

反省したいと思います。

300715サラセニア (4)

アトロプルプレアもなんか葉色がよくないです。
アトロについては株分けはあんまりしてないので適当な用土に適当に植えてしまったのがよくなかったようです。

300715サラセニア (6)

何故か元気なレウコフィラ。
残したバルブがかなり大きいバルブだったので体力があったのかもしれないです。
夏になってそろそろ剣葉の季節で捕虫葉も見納めなので写真だけでも。


300715サラセニア (3)

ちなみに去年のフラバとアラタ系謎品種はこんな感じでした。
強風の後っていうのと適当に写真を撮っていたので葉が倒れたり取っ散らかったりしていますが元気いっぱいでした。

以上、強健種でも基本はしっかりと守れという教訓です。


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