2021年5月12日(水曜日)
「周りの人の目が気になる」。気になる人の目も気になり方も、職場や学校、ママ友など、立場や環境でも違います。でも、ご自分が気にしているほど、人ってあなたのことを気にかけていません。
気になることに心当たりがない時は、特に気にすると損をします。
2021年5月12日(水曜日)
現代人が聞くと「もったいない」と思うのが、マグロのお話です。
江戸時代初期まで、マグロといえば不味い魚の代表格でした。
腐りやすいので刺身にすることも先ずなかったのです。
江戸後期になって、鮮度低下を防ぐため赤身を醤油に漬けた「ヅケ」がお寿司屋さんのネタとして使われ出したのですが、武士はマグロの古名「シビ」が「死日」に通じるということから口にしなかったのです。
その後もマグロといえば赤身でした。
脂が多くて鮮度の低い「トロ」は最も安い部分であり、捨てられることも多かったのです。
昭和初期には価格の安かったトロを、まず学生が食べ始めたのです。
トロの人気が急上昇したのは、戦後の食生活の洋風化と、何と言っても冷蔵保存の向上でした。トロ人気に火が点いたのです。
現代では、江戸時代の人がビックリするくらい、マグロは高級魚です。
なかでも脂の乗ったトロは大人気です。
脂肪分の多さによって、大トロや中トロなど何種類にも分かれています。
お寿司はお好きですか?
私も大好きです。
寿司ネタでは何が一番お好きですか?
マグロの嫌いな人ってあまり聞いたことがありません。
時代によっては味覚も違うのでしょうか。
それよりも、冷蔵・冷凍保存の進化は私達の食文化も変えました。
それからね、お弁当の定番“タコさんウインナー”を考案したのが料理研究家・尚道子さんで、NHKのテレビ番組『きょうの料理』だったのですってね。
尚さんはダイニングキッチンの発明者の夫、明氏を励ますために作ったそうです。
明氏は、琉球王国最後の国王である尚泰王のお孫さんなのです。