R45 ALL THAT 補足 (文&写真 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ supportedby Joshin」を
担当しています「柳田光司」です。
「柳田?!? 誰やねん?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
第66回「沖縄ソング」(2019年2月01日OA)
この世にいない方々が遺した「(ほぼ人生最後の)インタビュー記事」ほど
貴重な伝言、メッセージ、かけがえのない財産はありません。
私、超がつくほどのインタビューマニア。
テレビやラジオや雑誌や講演会などで語られる“遺言めいた語り”を噛みしめるのが大好き。
たった一度の人生ですから、「あれも、これも」経験できないから仕方ないですよね。
困った時や、迷った時にはコソッと自分で収集した資料を再確認しながら
…ここまでやって来ました。
で、今回は…膨大なデータの中から
(いま、私が共感できるものを5つ)ピックアップしてみました。
いつまでも、「わかる!わかる!その感じ、わかる!」と思える人間でありたいものです。
(その1)(映画監督★新藤 兼人)
「映画が娯楽の王様としてあぐらをかいていた時期は、
正月には(喜劇)、お盆の頃には(お化け映画)
秋には(文芸もの)を提供すれば、大衆は食らいつくだろうという思い上がり
見せ物興行の感覚でやっていたのではないでしょうか?
つまり、20本30本とまとめて作る大量生産の商品でもあるかのような
意識があった。でも、これからの時代は、商品を作るのではなく、
1本ずつ生命を吹き込む感覚が絶対不可欠。
いい作品をつくって初めて、それが映画マーケットでいい商品に
転化されていくという映画製作の根本原理をつかまなければ
話にならないそんな厳しい時代のように感じます」
(その2 フリーライター★辰巳 渚)
「モノさえあれば幸せだという考え方は、
戦後のステップとしては必要でありました。
しかし、今の世の中は消費社会の限界点に来ている事を
自覚しなければいけない。
もったいないと思って モノを抱え込んでいる人こそが、
モノに対してもったいない事をしているという事実に気づくべきです
(その3 SF作家★小松 左京)
「インターネットや携帯電話なんて30年前にSFを書いた時には、
創造だにしなかった。
これからの社会や人類を考える時に、
科学の発達は絶対計算に入れなければいけない。
科学の発達とその大衆化は社会および、
普通の人たちの時代感覚、国際感覚を必ず変えると思う」
(その4 数学者&評論家★森 毅)
「戦後の日本は個性や自由を尊重すると言いながら、
実は(みんな一緒に!)という協調性を重んじすぎてきたのやないか?
その結末が現在やないかと・・・。
戦争中はもちろん(みんな一緒のイデオロギー)の時代でした。
でも、実際は、戦後の方がそのイデオロギーは抑圧的です。
高度成長期なんかそれで成し遂げたけど・・・
同じ文化だけでまとまる協調性の時代は行き詰ってるのと違いますか?
だから、これからの時代は、
その反対のベクトルが妙な仲間意識を持たずに異文化と
上手に付き合う「社交性」ではないか???
相変わらず企業も学校も「協調性」ばかりを強調しますが・・・」
(その5 元・横綱★大鵬)
「これからの時代は、指導者は…
最初からきちんと教えなければならない!
今の時代は何でもある。
いつでも物が買えるし、すぐ手に入るから考える癖がついてない。
与えられた事しかしない者が、いろいろ欲しがっても、それ以上は得られない。
日本は資源のない国だよ。工夫して加工して売る国。
そんな国が働かなくなったら、どうなる?相撲より、そっちの方が心配だよ。」
「生」と「死」の境目で語られる「ことばの重さ」よ…。
生かせて頂いている間に、私も覚悟しながら頑張らなければ!日々、反省。
こんな私が「沖縄ソング」で推薦したのは
≪ネーネーズ≫の『豊年音頭』です。
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?気になる方は、
ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも番組をお聞きください!
私「柳田光司」宛の 応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
ちなみに、添付した写真は「滋賀県大津市某所から撮影した母校の小学校」
こんな場所から、肉眼で見ることが可能だと初めて知りました。
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
2019年2月8日(金曜日)夜9時から。
次回のバトルテーマは「お疲れさまソング」
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「また、来週!」 …(つづく)