CO2レーザーは木材と非常に相性が良いです。

今回はお客様から木材を作ったサンプル事例で許可を頂きましたので、木材での事例をご紹介します。

木製コースターにレーザーで網目デザインします。

利用したCO2レーザーは、ALCO2-30Wです。

IMG_5677


こちらの無地の木材を利用します。

レーザー印字したいデータは、今回はイラストレーターで作成して頂きました。
このようなデータです。


イラストレーターデータ


イラストレーター(AI)のデータをレーザーソフトに取り込みます。
※イラストレーターデータは最新のフォーマットは取り込めないので、古いバージョン(8,9,10あたり)にすると取り込めることが多いです

AIデータで難しければ、DXFファイルに変換して取り込むと良いです。


最後にレーザーの出力条件を調整します。
試験的に数回テストしてみましたが、焦げ目が付かないようにあえてパワーを落として行う方法が良さそうでした。

またレーザー照射を複数回重ねて行うと『深さ』が出て、より加工っぽさを出すこともできます。


↓レーザー照射1回の動画です。



※木材の場合は煙が結構出ますので、業務用途では集塵機を設置した方が良いです。
 動画では脇に集塵機を置いています。

2回レーザーしているように見えるのは、塗り潰しをメッシュ状(縦と横の交差)としているためです。

こちらが完成品です。

1回


綺麗なアート作品ですね



もっと深く出すために、レーザー照射を3回にしてみましょう。
※ちょっと時間長めですが、編集が面倒なのでそのままです・・・



こちらが3回品です。

3回

このように深さが出て、こちらはまた違ったイメージの作品となります。


2個並べてみましょう。
どちらもそれぞれ違った趣がありますね。

1回と3回

レーザーが1台あると仕事の幅も広がります
業務用なら耐久性に優れた弊社レーザーをぜひご検討ください!