事件・事故

わいせつ隠し撮り容疑、男を逮捕 県警


県警本部=さいたま市浦和区高砂
 県警少年捜査課と所沢署は11日、東京都青少年健全育成条例違反(みだらな行為)と児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、東京都世田谷区奥沢1丁目、会社員佐野冬馬容疑者(30)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年6月21日、自宅で都内の10代の女子生徒が18歳未満と知りながら、わいせつな行為をした上、動画を撮影して児童ポルノを製造した疑い。

 同課によると、佐野容疑者は出会い系アプリで知り合った女子生徒と連絡先を交換し、「うちにおいでよ」などと誘い、パソコンのカメラを起動させた状態で女子生徒との行為を盗撮した。

 昨年12月、別の18歳未満の女性に対する都青少年育成条例違反容疑で、佐野容疑者の自宅を家宅捜索。押収したパソコンやスマートフォンの解析などから、女子生徒への犯行が浮上した。

 佐野容疑者は「1年ぐらい前に未成年の女の子を家に呼んで、パソコンでこっそり撮影した」と容疑を認めているという。

 県警は押収したパソコンなどから、佐野容疑者が撮影したとみられる同様の動画や画像を多数確認。少なくとも20人ほど未成年の女性が含まれているとみられ、県警は余罪についても調べる。
2021/05/12 02:00:00
記事提供:埼玉新聞

おすすめ