TBSラジオ『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろんな話題にスポットを当て、高校生の興味ある話題や悩み、疑問など直撃取材などをする高校生応援プログラムです。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2018年3月12日(月)放送後記
<高校生の主張>
毎回、高校レポーターが都内近郊の高校に伺い、その高校に通う現役高校生から学校生活にまつわる旬な話題をTBSラジオキャスターが取材。
先週に引き続き、今週、ご紹介したのは、東京・中野区にあります、中高一貫校、明治大学付属中野・中学・高等学校です。
創立は1929年で、卒業生は明治大学への内部進学のほか、有名国立・私立大学へ進学。文武両道を実践できる教育カリキュラムが組まれ、部活動においては、伝統のある強豪チームが毎年のように全国大会へ出場しています。先週に引き続き明大中野の水球を中心に活動する水泳部にお邪魔しました。そんな彼らに、明大中野はどんな学校なのか、取材しました。担当はTBSラジオキャスター石井美江さん。
石井キャスター
- どんな学校ですか?
- 生徒
- 活気あふれる学校で、男子校ならではの面白さがあります。女子がいない分、気を使わないのはいいかも。また、体育祭は盛りあがって、部活対抗リレーでは、水球帽、ボール、メガネで走ります。楽しいけど恥ずかしいですね(苦笑)。
石井キャスター
- 将来の夢ってありますか?
- 生徒
- テレビ番組の制作とか、お菓子に興味があるので、お菓子を作る会社で企画とかしたいです。
- ものを売る仕事をしたいです。スポーツやっていて、ケガをしたときにこれがいいよと「医薬品」をすすめたいです。実際に長距離走をやっていた時、スポーツ用品店で親身に相談に乗ってくれたんです。
- 資格を取りたいです。資格をとって役立てる仕事に就きたいです。
明大中野の水泳部の皆さん、取材ありがとうございました!
<課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。スタジオは、高校1年のたけだまりこさん、高校2年生の春名風花さん。
先週に引き続き、「高校生も知っておきたい憲法」。ゲストは、憲法学者で、首都大学東京教授の木村草太さんです。日本国憲法の成り立ちから、高校生が学んだ方がいい条文など伺いました。
木村草太さんは、1980年神奈川県生まれで、専門は憲法学です。東京大学法学部の出身で、著書に、『憲法という希望』などがあり、今、もっとも注目される憲法学者です。
- 春名さん
- 若いうちに知ったおいた方がいい憲法って何ですか?
- 木村さん
- まず、日本国憲法の根幹には「個人の尊重」がありまして、「すべて国民は、個人として尊重される」という憲法13条というのを学んでほしいなと思います。もう一つは憲法の12条。「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」と書いてあるのですが、これは権利を守るための努力をしていかないと無くなっていってしまう、権利を主張するには努力が必要だということが書いてあって、このことはぜひ、覚えておいてほしいですね。