自分の労働の価値のショボさを知り、身を惜しむことを防ぐための俺的心得です。
手順①仕事で使っている時間数を求める
仕事で使っている時間とは、以下の合計です。
・出勤準備時間(スーツを用意する、着替える、身だしなみや持ち物を整える、が必要であればその時間数)
・通勤が必要であればその往復時間
・所定休憩時間(あれば)
・労働時間(ふつう時給や月給の対象となるもの)
・帰宅後の後始末時間
・その他、業務に応じて準備などにかかる時間(業務時間外での調査や仲間への連絡など)
要は、タイムカードの時間数だけじゃなくて
「まともに仕事をし続けるのに必要な、日々使わざるを得ない時間の全部」を合計します。
適当に例示します。
・出勤準備時間 = 1.0 時間
・通勤時間 = 往復 1.5 時間
・所定休憩時間 = 1.0 時間
・労働時間 = 8.0 時間
・帰宅後の後始末時間 = 0.5 時間
・その他 = 0.5 時間
合計 12.5 時間 × 稼働日数 20 日 = 250 時間
手順②可処分所得(自分個人として使える本来の収入)を求める
お小遣い制の人(家庭持ちの人など)
は、たとえば奥さんなどから頂くお小遣いの額を収入とします。
それ以外の人(実家暮らし、一人暮らしなど)
は、自分で実際に使っている現金の合計額を収入とします。
これも適当に例示します。
■お小遣い制の人 ⇒ 25,000円/月
■それ以外の人 ⇒ 80,000円/月
手順③自分の本来の時給を求める
上記②の金額を上記①の時間数で割って、自分の本来の時給を求めます。
前述の例示を組み合わせて、単価を示します。
■お小遣い制の人
25,000円 ÷ 250時間 = あなたは時給100円の人間です。
■それ以外の人
80,000円 ÷ 250時間 = あなたは時給320円の人間です。
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以上です。
この手順①②③で、自分および他人の、(あくまで収入的な、ですが)程度の低さを知ることができます。
月給いくら?源泉徴収票で年収いくら?平均いくら?とか、正直関係ありません。
経済的な豊かさなんて大体みんなどんぐりの背比べです。
所詮みんなどっこいどっこいなので、周りの人と比べても世話のないことです。
自分の労働の価値のショボさを知り、
・俺は収入いくらだから大丈夫(あるいはエライ)?
・俺は収入いくらだからダメ?
そんな言い訳どうでもいいんで、身を惜しまず今あなたの目の前にある課題ややるべきことにとりあえずできる限り全力で挑むようにしてください。という提案でした。
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