-中国の韓国・朝鮮文化の抹殺行動を断固糾弾する!-
テーマ:歴史文化論
前回の記事
・中国よ なぜ「分断の揉め事」を引き起こす?
※画像はYTNチャンネルより
『[한글자막] 김치가 중국것이라는 주장에 참교육하는 독일 언론』
こちらは韓国字幕のドイツニュースだそうですが、動画6分40秒ごろでの「中国がキムチを自分たちのものだと主張することへの理由と背景は何ですか?」とのキャスター質問に対し、リム・ソジン氏は「中国の人々はキムチが中国固有のものと主張しませんでしたが、ISOから承認されたパオサイの『一分類』としてキムチを組み込もうとしました」「ある地域のすべての食べ物を中国のオリジナルの一部と主張することが、彼らの方式ということでしょう」と回答された。
さらには20年前にも、同様の論争が勃発していて、韓国(朝鮮)や中国の食べ物は似たところやそうでないところもありますが、キムチ自体はコリア文化において「すごく特別な部分」を占めます。
まさに朝鮮民族の「アイデンティティそのもの」と言ってよいでしょうが、中国の食文化も素晴らしく、これと同等な韓国・朝鮮料理や日本料理も、それぞれを尊重していれば円満なのですが、文化や政治的に運命共同体となって、欧米の理不尽な圧力から解放されるために、何としても団結せねばならず、そのためには「お互いナショナル分野へのリスペクト」は必須なのですが、どうしてこのような揉め事を引き起こすのか、彼らの精神や思考がイマイチ理解できません。
おかげさまで、それまで自発的に中国に抱いていた尊敬も「すべてぶち壊し」です。
圧倒的な反中憎悪が渦巻く世界で、それでも数少ない草の根運動で「欧米の主流言説の改善」に努めている人々の背中を斬りつける今回の行為は、ますます欧米言説の優位性を示す結果となり、「それみろ!やはり中国は傲慢な中華思想によって、周辺諸国を併呑しようとしている」とツッコまれ、本当は真実ではないかもしれない物事も、あの中国だからやりかねないとイメージづけられて、それらの払拭をより困難なものとするでしょう。
それでも彼らは、増大する国力と札束の力で、これらを粉砕しようと躍起になるのか、現在の『金融資本主義』の世界では、お金のある方が「正義」となり、この制度が存続する限り、そのパワーゲームによって中小国が翻弄される事実となれば・・・、この制度自体を変えない限り「現状の不幸」を解決することは不可能であろう。
『[와이즈맨] 💢💢중국이 한국문화 다 뺏어가려는 이유💢💢 / YTN』
ひとつの「大きな不誠実な行動」によって、信用というものはいとも簡単に崩れる。
冒頭の中国人ユーチューバーの「キムチパクリ動画」は、その一角に過ぎなく、ドラマでも韓服(チョゴリ)を明代の服装と露骨にすり替えるやり方は、私の中国像を打ち壊すには事足りた。とりわけキムチに関しては、乳酸菌も豊富で、在日コリアン友人のお父さまと仕事や家族ぐるみで交流があるフランス人のF氏(現在はワイン農家)は、会社員時代に最初の出張先である韓国(数十年前)で、えらくキムチが美味しかったので、帰りの飛行機で持ち帰り発酵して機内がどえらいことになったことは懐かしき記憶です。つまり、それだけ海外の人々からも受け入れられる普遍性のある食品だということを「認識していた」からこそ、ドラマでもチョゴリやキムチがパクるような「浅はかな手段」に出てきたのです。
彼らに言いたいことは、金儲けをしたければ、ちゃんと自分たちの文化で勝負してほしいし、実際それらは世界に受け入れられるポテンシャルは容易にある。こうした物事に反する中国人の“プライド無きパクリ主義”は、一体どれだけ自分たちの「オーソリティ」を毀損することに繋がるのか、ちゃんと理解し猛省して頂きたい。
こうしたことも伝わらなければ・・・、中国は人間としてのまともな常識すら通用しない集団なのかと、文化以外にもゲームやIT技術その他分野しかり、しっかり自分たちの頭で考え生み出したサービスでもって勝負すること、もちろんすべてをオリジナルで作り出すことは難しいので、ある程度の参考や引用など、場面においては模倣だと思われることは、現実世界では往々にあることですが、中国の場合は「その許容範囲」を優に超えているので、しばし多くの人々から反感を買うのだ。
<参考資料>
・Youtube動画 『[한글자막] 김치가 중국것이라는 주장에 참교육하는 독일 언론』
・同 『[와이즈맨] 💢💢중국이 한국문화 다 뺏어가려는 이유💢💢 / YTN』
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