‐『コロナ』めぐり中国に「集団訴訟」?一方アメリカ関係で報道されない内容も‐
テーマ:社会・時事一般
・日本のマスコミ 相変わらず「反中」報道
新型コロナで中国提訴 米国で訴訟相次ぐ
【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの感染者が世界最多となり、外出規制や店舗などの閉鎖が広がる米国で、損害賠償の支払いを求める集団訴訟の動きが相次いでいる。米フロリダ州では今月中旬、中国での感染発生時の初期対応に問題があったことが大流行を招いたとして、個人や企業が中国政府を相手取った訴えを起こした。
【中国ウォッチ】新型コロナ論戦で自己矛盾露呈 国内は報道規制 他国には正反対の要求
フロリダの訴訟で原告側は中国政府について「ウイルスが危険で世界的流行を起こすことを知りながら対応を遅らせ、自らの経済的利益のために見て見ぬふり、ないし隠蔽(いんぺい)した」と主張。法廷の場で中国の責任を追及し、健康被害や経済的損失に対して巨額の賠償を求める構えだ。
米メディアによると、中国を相手取った同様の訴訟はテキサス州やネバダ州でも起こされている。
時事ドットコムニュース 『新型コロナで中国提訴 米国で訴訟相次ぐ』記事より
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020032900169&g=int
時事通信出版の『朝鮮要覧』(1973年)など、昔は南北朝鮮の詳しい書物を出版していた会社でしたが、国内マスコミの御多分に漏れず、宗主国(アメリカ)に阿り、明らかに中国攻撃の情報偏在を一助する「報道」を、日本語インターネット空間で撒き散らしている。
‐反中国宣伝機関『ANN』(モノリンガル民衆に「洗脳」を植え込む分断主義者)‐
もちろん、他にも似たような放送局があり、日本において「情報リテラシー」を獲得するためには、各人の良心と、他言語を理解できる能力が必須とされるわけだ。
‐中国の米記者追放 その「内幕」を探る(言論マトリックス/主流言説の淵源)‐
つい最近、ウォールストリート・ジャーナルは、アジアの本当の病人と呼んで、中国を侮辱した。中国は報復し、次にアメリカが再報復した。感情が高まり、ジャーナリストが追放された。
中国とロシアで、多くの人々が何週間も、ささやくように発言していたことを、突然、様々な中国当局者が公的に表明した。中国に害を与え、複雑な裏道を通して、世界を欧米の支配下に取り戻すため、新型コロナウイルス(Covid-19)を武漢に持ち込んだのは、おそらく、アメリカの軍事組織だ。
突然世界は非常に居心地が悪くなった。世界支配のされ方は明らかに倒錯している。人々は通常なぜかは知ることができず、ひたすら怯え、苛立ち、心もとなく感じるしかない。実際、過去数十年、常にそうだったのだが、今回どういうわけか「行き過ぎて」いる。
国々はお互い信頼し合っていない。人々はお互い信頼し合っていない。人々は自国政府を信頼していない。資本主義は嫌われているが、国民は選択肢を奪われている。
私は世界中で働いており、この全てを見ている。目にしているものは好きではない。
<中略>
アメリカに感染させられたか否かにかかわらず、中国は絶えず侮辱され、孤立させられ、中傷されている。感染症のほとんど始めから、欧米の反中国宣伝が始まった。なんと醜いことか。なんと怪物のようなことか!
欧米のプロパガンダ業者は注意を怠らず、待機し、世界を監視している。血が流れたり、肉が一部露出したりすると、連中はピラニアのように電光石火の早業で攻撃する。
大惨事が襲うと、連中は相手の弱点に、しっかりつけこむ。連中はとどめを刺しにかかる。連中の行動に、人間的なものは皆無だ。それは被害者に対して計算しつくした攻撃だ。それは最も恐るべき方法で殺すよう意図された外科メスの一振りだ。
中国は全く逆の方法で対応した。イタリアが感染した際、中国人医師は支援した。彼らは医薬品と機器をもって、イタリアに飛んだ。
しかも中国は一人ではない。世界のどこであれ、大惨事が襲えば、入国し支援するのを許される限り、キューバ人医者と救援部隊が出発する。
ベネズエラもそうだ。たまたま、最悪のいじめっ子国アメリカ国民の困窮した人々にさえ、安い燃料を供給していたのだ。
ロシアは(最大のソ連の共和国としてであれ、ロシア連邦としてであれ)実に何十もの国々を支援していた。病人を治療し、学生を教育し、インフラを構築し、全て現地の言語で、本や楽譜を通して、文化を広めたのだ。
ロシアは多くを語らない。ロシアは黙って実行し、遂行し、支援する。中国やキューバや他の人々もそうだ。
***
世界が団結するのを見たいと私は願っている。人類が素晴らしい計画を始めるのを経験したいと私は願っている。世界を良くすること、苦難や、不治の病や、墜落のない、平等主義の制度を、皆で追求することを。
だが私は世間知らずではない。欧米と、その極端な資本主義と帝国主義が、世界に対して、していることを私は見ている。
そして私は、古典的な主義だけが、人々に深い思いやりと団結を呼び起こせると確信している。ワシントンとロンドンの宣伝屋が、その逆のことを語っている。彼らは、人々に共産主義や社会主義は死んだか、少なくとも、全く陳腐だとウソをついている。連中を信頼してはいけない。皆様は連中の目標が、世界中の生活の向上に、全く無関係なことを知っている。皆様は彼らから何を聞いても、逆のことを信じていただきたい。
まさに今、我々人類は、重い病人のようだ。コロナウイルスのためではなく、コロナウイルスに対する対応のために。
中国は決してアジアの本物の病人ではない。どうやって起きたのであれ、中国は感染したが、中国は立ち上がり、断固勇気をもって戦い、病気を殲滅し始めた。中国人医師や、普通の中国人は今祝っている。彼らは歓喜している。彼らは勝利しつつあり、武漢最初のコロナウイルス患者専用病院は今閉鎖しつつある。国民のために作られた中国の体制は、明らかに勝利している。
ほぼ同時に、中国は他の国々を支援し始めた。
実際に、中国とその国民は、人間が振る舞うよう期待されている通りに振る舞っている。もしそれが「病人」と呼ばれるなら、一体何が「健康」なのだろう?
※<>は筆者註
マスコミに載らない海外記事
『「本当の病人」と定義されるべきなのは、中国ではなく欧米』
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-532a27.html
世界各地を飛び回る、調査ジャーナリストのアンドレ・ヴルチェク氏は、このようなレポートを書き上げたが、中国政府の「あらゆる医療支援の活動」が、英語ブロガーMichikoさんの記事で明快にまとめてあります。
トランプ氏の「本来の立場」と「その後の変遷」については、下の記事にて補足させて頂きます。
・『自助努力』の思想で自滅した分際で 他者批判など出来るのか
社会学者の宮台真司氏をはじめ、既に日本の識者から「問題点」を指摘されているアメリカの医療制度について、当初は『対岸の火事』として傍観していたアメリカ人たちが、いざ自らが「実害を被る」となると、血相を変えて、他国の攻撃や誹謗中傷(ヘイト含む)に明け暮れる様は、実に見るに堪えぬほど醜い。
コロナウイルス検査を受け、治療された後、34,000ドル以上の請求書を受け取ったら一体どんな気分になるだろう? この世界的大流行は、アメリカの医療制度が実に酷く破綻しており、アメリカは、このまま続けて行けないことを世界中に示している。世界の他の国々で、コロナウイル検査が、迅速に、安価に、広く利用可能なのに、なぜアメリカでは、そうできないのだろう? 1990年代の昔、民主党と共和党は、アメリカ医療制度を改めることについて戦っていたが、彼らはすべきことをしなかった。今、アメリカには全く恥ずかしい制度があり、それは我々の誰も今まで見たことがない最大の医療危機に圧倒されそうになっている。
普通の状況下でさえ、大半のアメリカ人が、費用がかかるため、病院に行くのを死ぬほど恐れている。
私は以前何度もこれについて書いたが、私でさえ、コロナウイルス検査し、治療するのに、34,000ドル以上費用がかかるとは想像しなかった。
マスコミに載らない海外記事
『コロナウイルス検査されるのを、アメリカ人が死ぬほど恐れている理由』
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-dc9e57.html
脆弱な医療制度、それゆえの「感染者世界最多」という当然の帰結を目の前にして、自国の前近代なシステムに異議を申し立てるのなら真っ当だが、そうではなく、『スケープゴート』としての中国に「批判の矛先」を向ける始末では、アメリカが抱える『本当の病気』は、恐らくそこであろう。
<参考資料>
・時事ドットコムニュース 『新型コロナで中国提訴 米国で訴訟相次ぐ』記事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020032900169&g=int
・マスコミに載らない海外記事 『「本当の病人」と定義されるべきなのは、中国ではなく欧米』
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-532a27.html
・同 『コロナウイルス検査されるのを、アメリカ人が死ぬほど恐れている理由』
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-dc9e57.html
・Cluttered talk blab blab blab 『米中の協力体制を報道しない変な日本のマスコミ』記事
https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12585418645.html
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