国際連盟からの脱退

中国は、満州事変は日本の侵略であるとして国際連盟に訴え出た。国際連盟はリットン調査団を派遣して調査をまとめさせた。調査報告書により国際連盟は日本に対し、満州から兵隊を引き上げることや満州国という国自体が存在しないとして承認の取り消しを勧告した。これを不服とした外務大臣松岡洋右はいすをけって退席し、1933年 (昭和8年)、国際連盟を脱退した。日本国内でもこの対応を賞賛する声もあがった。これ以降、次第に日本は世界から孤立していった。

<練習問題>です。目を閉じて下さい。 
問題を読み上げ、続いて、1. 2. 3と数えたあとに、答えを読み上げます。一緒にお答え下さい。 

第一問 中国が国際連盟に訴え出て、調査団が派遣されました。何といいますか? 
 1. 2. 3. リットン調査団 

第二問 調査報告書の内容を不服とした外務大臣は会議を退席しました。その人は何といいますか? 
 1. 2. 3. 松岡洋右 

第三問 日本は国際連盟を脱退することとなりましたが、日本国内では賞賛する声もあがりました。国際的にはどうなりましたか? 
 1. 2. 3. 世界から孤立していった 

ありがとうございました。



ページのトップへ


トップのページへ戻る