日本史大戦略 Side-B 附 歴史を歩こう協会 ~日本各地の古代・中世史探訪~

『日本史大戦略』のB(Blog)面です。城・館・古墳・古道・官衙・国分寺・神社・寺院・民俗・エミシ・南部氏・後北条氏など

【クラブツーリズム】稲用章のツアーおよびオンライン講座の予定(5月6日更新)

2021-05-06 09:44:01 | 稲用章のツアー・座学情報
 以前から対面式の座学講座を復活して欲しいとの要望を多数いただいています。

 ただ、こういう状況ですから、クラツー的にはあまり積極的にはなりません。

 でも、すでに世の中的には対面式の講座は細心の注意を払いつつ復活していますので、私も個人的にやらせていただくことにしました。

 まだ細かいコンテンツはできていないのですが、タイトルは、

 「AICT夏期講座 「できる限り」徹底検証・邪馬台国はどこにあったのか?」

 です。

 以下の内容を話そうと考えています。

 ・中国の「歴史書の歴史」と三国志
 ・魏志倭人伝を読む
 ・邪馬台国所在地論争の歴史
 ・邪馬台国所在地について書かれた最近の書物とその内容
 ・邪馬台国候補の遺跡
 ・各地域や各遺跡の有利な点・不利な点
 ・etc...

 以前、クラツーでも邪馬台国については何度か講座をやっていますが、その内容をさらに進化させます。

 日程は以下の4日を考えており、4日間使って上述の内容を話すため、原則的には全部受講できる方が対象です。

 ・6月27日(日)
 ・7月4日(日)
 ・8月8日(日)
 ・8月15日(日)

 各日にち、午後に開催、90分の講座が2本で、時間割はこのように考えています。

 受付開始 12:05
 1時間目 12:30~14:00
 2時間目 14:15~15:45
 完全撤収 15:55

 受講料は、全4日分まとめて15,000円です(全部で90分の講座が8本あるため、1本あたり1,875円となります)。

 オールカラーとは行きませんが、カラーとモノクロの混合の印刷したレジュメをお付けします。

 基本的には全日参加できる方向けの講座ですが、最初から参加できない日が分かっていても申し込み可能で、そういう場合や、突発で欠席した場合は、
レジュメのPDFファイルのメール送付や郵送で代替とさせていただきます。

 基本的にはその場合も参加費の割引や返金はありませんが、例えば、1日だけどうしても参加したいというような場合は、料金を含め個別に対応させて下さい。

 さらに細かい内容はまた後日お伝えしますが、現状決まっているのは以上の通りです。

 最少催行人員は、会場のレンタル代がペイできることが重要ですので、8名様とさせていただいていますが、すでにそれはクリアしていますので催行は決定です。

 ひとまず、以上の内容で告知させていただきます。

 参加申し込みのフォームは後日作成しますが、メールやメッセージでの参加申し込みも受け付けますので、よろしくお願いいたします。

 なお、コロナの状況にもよりますが、各回とも講座終了後に会場を移動して、何かの飲み物を飲みながらの「復習」を行いたいという要望もいただいていますので、そういうのが好きな方は是非ご参加ください(もちろん任意参加です)。

*     *     *


 オンライン講座の再開が遅れていて申し訳ありません。

 今度はクラツーの落ち度ではなく、私自身のせいです。

 予定していたクラツーのツアーが東京都の緊急事態宣言発令のため7日間も飛んだため、生活費を稼ぐべく急遽「他の仕事」に取り組んでおり、オンライン講座の制作作業が停まっています。

 こういう個人的なことはお客様には関係がないことだと思うのでご立腹の方もおられるかもしれませんが、優先順位を付けて働かないと家賃が払えなくなりますので、申し訳ありませんがもう少々お時間をください。

 なお、先日の土日を含め、「他の仕事」に協力してくださっている皆様、本当にありがとうございます。

 心から感謝申し上げます。

*     *     *


 稲用の行動が丸見えになっていますが、Googleカレンダーを貼り付けてみました。



 パッと見ると忙しそうに見えるかもしれませんが、確かに週末の予定は詰まっているものの、稼働の割には全然生活が豊かになりません。

 その原因は、例えば週末の3日間のツアーのためにその週の平日に2~3日間かけて「ツアー解説書」を作ったり、その他もろもろの準備をしたりしているわけで、その場合、ギャランティはツアーに稼働した3日分しかもらえないのに仕事としては5~6日間していることになるわけです。

 つまりは単に私の要領が悪いだけだと思うのですが、どうやったら普通に食事ができる健康的な生活ができるようなるのか、良いアイディアをお持ちの方がいらっしゃいましたら教えてください。

 なお、平日は上述の通り基本的には家で仕事をする日ですが、個人的なツアーの依頼も承っていますので、遠慮なくご連絡ください。

 むしろ、生活費を稼ぎたいのでやらせてください!

 ※このページは不定期に更新するため、更新タイミングによっては実際の状況と齟齬が発生するかもしれませんので、クラブツーリズムが主催するツアーや講座に関しては、正確な情報はクラブツーリズムにてご確認をお願いいたします。

 

1.ツアーのお知らせ


 クラブツーリズムのWebサイトやカタログを見てみると、このページで紹介している古代遺跡のツアーと似たようなツアーで少し価格的にお得な感じのツアーがあることに気づくかもしれません。

 なんで、似たようなツアーなのに金額が違うんだろう?と思った方もおられるかもしれませんので、内部の人間ではない私があまり差し出がましいことはしたくないのですが、少し説明をさせていただきます。

 価格的にお得な感じのするツアーは、よく見ると結構多く出発日を設定していますね。

 月に4日とか5日とかあったりします。

 そういうツアーは「量販」と一般的に呼ばれているツアーで、私が所属している歴史専門のツアーを造る部署が造っているものではないのです。

 もちろん、歴史専門の部署でなくてもきちんとした企画のエキスパートが造っているツアーですし、訪れる遺跡は何ら変わりませんので、変な場所に案内されるとかそいうことはありませんので心配は無用です。

 一方、このページで紹介している私が案内するツアーは歴史専門の部署が造っており、要するに、同じ会社が出しているツアーでも、担当している部署が違うということを知っておいてください。

 では、お客様からすると、どちらのツアーに参加する方がお得なのでしょうか?

 それぞれの特徴を示し、どのような方に向いているのかを示します。

 ●量販の部署が造っているツアー

 ・価格が歴史専門部署のツアーと比較して安い
 ・各遺跡では、現地のボランティアガイドあるいは学芸員の方が説明してくださる
  ⇒現地ガイドの方は地元の方が多いため地域密着型の話が聴けることがある
 ・現地ガイドのいないマニアックな遺跡には行かない
 ・バスで移動する間、ナビゲーターがいないためバス内での講座的なものはない
  ⇒バス内でゆっくり休憩していたい方や一人で沈思黙考していたい方にお勧め
  ⇒遺跡には連れて行ってさえもらえばよいと考えている方にお勧め

 ●歴史専門部署が造っているツアー(このページで紹介しているツアー)

 ・価格が量販ツアーと比較して高い
 ・各遺跡では、現地のボランティアガイドあるいは学芸員の方に加え、それを補完する知識を持つナビゲーターが補足説明
  ⇒ナビゲーターはその遺跡と同時代の日本各地の歴史やその地域の前後の時代の歴史を知っているため、それらとの比較を交え立体的に説明する(例えば群馬の古墳を見学しているとして、今見ているこの古墳はヤマト王権のどの天皇とどういう関係にあるのかなど)
 ・ナビゲーターが歴史を熟知しているため現地ガイドがいないマニアックな遺跡にも行く
 ・バスで移動する間、ナビゲーターが講座的なものを開催(雑談もありますが)
  ⇒もちろん寝ていても大丈夫
  ⇒好奇心が旺盛でできる限り知識を吸収したい方にお勧め

 簡単に言うと、歴史初心者の方で旅費をできるだけ抑えつつ、まずは「古墳ってどんなものかな?」というような好奇心を満たしたい方、もしくはそれとは正反対で、観光バスを単純に自らの「足」として考えるプロ並みに非常に詳しい方は「量販」をお勧めします。

 それとは違い、初心者であっても学習意欲が旺盛で多少のコストは我慢できる方、もしくはある程度の知識はあるがより深い知識を得たい方、そしてあまり普通の観光ツアーではいかないようなマニアックな場所に行ってみたい方は歴史専門部署のツアー(このページで紹介しているツアー)がよいと思います。

 また、歴史専門部署のツアーの場合は、そのツアー全体を通した「歴史の流れ」が分かるように解説しますが、量販ツアーでは全体をまとめる人がいないので、個々の話に終始します。

 さらに言えば、歴史専門部署のツアーの場合、例えば私が担当する場合は、30~60ページに及ぶオリジナルの解説書が付いてきて、それが非常に好評なのですが、量販ツアーではそういったものは付いてこないと聞いています。

 以上を参考にして、ご自身に向いている方を選択されれば良いかと思います。

 ※稲用章がご案内するクラブツーリズムのツアーはすべて東京出発(新宿駅・東京駅・羽田空港など)ですが、例えばツアーの場所によって福岡空港や盛岡駅など、現地合流・現地離団も可能ですので、遠慮なくクラブツーリズムまでお問い合わせください(ただし、必ずご希望に添えるとも限りませんのでご了承ください)。
 
 

★『「今さら聞けない」歴史シリーズ 三内丸山遺跡と土偶の宝庫青森 歴史と郷土料理・温泉旅 3日間』【東京出発】<バス1人2席/22名様限定>


(コース番号:C3861)

列島内で最も面白い縄文遺跡が集中している北東北をめぐる2泊3日のツアーです。

当該地域では、青森市の三内丸山遺跡がとくに有名ですが、それ以外にも素晴らしい遺跡がたくさんあり、縄文の世界をじっくりと楽しむことができます。


※三内丸山遺跡


※御所野遺跡


※JR五能線木造駅

5月14日(金)~16日(日) → 催行決定(受付終了)
7月9日(金) ~11日(日) → 催行決定
9月10日(金)~12日(日) → 催行決定
※他の日は私以外のナビゲーターの案内となりますのでご注意ください。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★『世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」 大阪・奈良の外せない!21の古墳めぐり 3日間』


(コース番号:41904)

5月28日(金)~30日(日) → 催行決定
7月30日(金)~8月1日(日) → 受付中
※他の日は私以外のナビゲーターの案内となりますのでご注意ください。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★『稲用章ナビゲーター同行 東日本最大の前方後円墳・太田天神山古墳と巨大な前方後円墳・保渡田古墳群 日帰り』


(コース番号:40450)

少し前に吉永小百合さんの宣伝によって紹介されていた、群馬県の太田天神山古墳、大室古墳群、保渡田古墳群をご案内します。


※太田天神山古墳


※中二子古墳(大室古墳群)


※保渡田八幡塚古墳(保渡田古墳群)

6月5日(土) → 催行決定がつきそうですが油断はできません
7月17日(土) → 受付中
※私以外のナビゲーターが案内する日程はありません。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★『吉野ヶ里遺跡・西都原古墳群・新原・奴山古墳群 解説付きで巡る!九州4県古代ロマンの旅 3日間』【羽田出発】


(コース番号:40461)

6月11日(金)~13日(日) → 受付中
※他の日は私以外のナビゲーターの案内となりますのでご注意ください。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★『下野を代表する大型前方後円墳 「琵琶塚古墳」・「摩利支天塚古墳」と令制下野国の中心地をめぐる 日帰り』


(コース番号:40466)

6月19日(土) → 催行決定
※私以外のナビゲーターが案内する日程はありません。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★<WEB限定掲載・歴史への旅・ウォーキング>『稲用章ナビゲーター同行 流域の古代史①多摩川編 多摩川を見下ろす大古墳群 野毛古墳群と田園調布古墳群 日帰り』


(コース番号:40465)

都内で最もヴィジュアル的に優れている世田谷区の野毛大塚古墳を始めとして、世田谷区・大田区の多摩川左岸に展開する数多くの古墳を探訪します。


※野毛大塚古墳

※ランチは「田園調布俱楽部」ですから、このツアーは正直お得です!

6月20日(日) → 受付中
※私以外のナビゲーターが案内する日程はありません。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★<歴史への旅・ウォーキング>『稲用章ナビゲーター同行 ユダヤ人の埴輪!?殿塚・姫塚古墳と千葉県最大級の古墳群・龍角寺古墳群 日帰り』【上野出発】


(コース番号:40464)

6月26日(土) → 受付中
※私以外のナビゲーターが案内する日程はありません。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★『東国古代史の宝庫さきたま古墳群と岩宿遺跡 日帰り』【新宿出発】


(コース番号:41902)

特別史跡・埼玉(さきたま)古墳群や日本の旧石器時代発見の地・岩宿遺跡、それと全国的に有名な横穴墓群である吉見百穴を歩きます。


※丸墓山古墳墳頂から見る稲荷山古墳と将軍山古墳(埼玉古墳群)


※吉見百穴

7月18日(日) → 受付中
8月22日(日) → 受付中
※他の日は私以外のナビゲーターの案内となりますのでご注意ください。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★『「王塚・千坊山遺跡群」と北陸随一の縄文遺跡「真脇遺跡」 3日間』


(コース番号:40458)

8月27日(金)~29日(日) → 催行決定
※私以外のナビゲーターが案内する日程はありません。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★『南北海道古代史の旅 忍路の環状列石と縄文遺跡群 千歳・小樽から函館へ 4日間』


(コース番号:40467)

9月2日(木)~5日(日) → 受付中
※私以外のナビゲーターが案内する日程はありません。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


★『邪馬台国時代の東海の王墓・東之宮古墳と濃尾の古墳三昧 3日間』


(コース番号:40456)


※志段味大塚古墳


※東谷山白鳥古墳石室(石室内には入れません)

当日訪れる、志段味古墳群の白鳥塚古墳(愛知県で3番目に大きい前方後円墳)のPVを即席で作ってみました。



雑で済みません。

参加申し込みをされている方で、この映像を見て「やっぱりやめた」は無しですよ!(本物の古墳はこの映像の100倍良いです)

10月1日(金)~3日(日) → 受付準備中
※私以外のナビゲーターが案内する日程はありません。

⇒詳細・申し込みはこちら(クラツー公式HP)


2.オンライン講座のお知らせ


 私は2016年よりクラブツーリズム本社が所在する西新宿のアイランドウイングにて多くの座学講座をやらせていただいていましたが、新型コロナウイルス蔓延による休止期間を経て2021年1月からオンライン講座で再開しました。

 配信方法はZoom講座のようなリアルタイム配信ではなく、あらかじめ制作しておいた講義動画を一定期間視聴していただくオンデマンド配信にしますので、イメージとすると、PCやスマホでYouTubeを見るような感じです。

 旅行会社ということもあり、申し込み方法はツアーと一緒です。

 すなわち、講座のタイトルおよび回次ごとにコース番号が付いていて出発日が設定されていますが、期間中であれば何度でも視聴することができます。

 ※ただし、よくある映画鑑賞サイトのようにカード決済で申し込んだ直後に見られるわけではなく、申し込みのあとに会社側で人間による手作業が必要なため、2~3営業日のあいだお待ちしていただくことになります(これは、会社の現行の旅行を売るシステムの上でやるため仕方がないのです・・・)

 動画は企画、講義、撮影、編集まですべて私個人の手作りです。

 私としても本格的な動画を作ったのはこのオンライン講座が初めてですから、視聴していただいてお気づきの点や要望などがありましたら、会社の方へでも私個人へでも何なりとご連絡ください。

 今のところ、作りながら試行錯誤をしている状態で、ご覧になる方からすると落ち着きがないように感じるかもしれませんが、徐々に作風も安定してくるはずです。

 なお、全体的に言えることとして、史料原文の全文に渡っての解釈や史料批判、遺物に関して考古学的な細かい話など、専門的な内容をお求めの方のニーズを満たすことはできないと思われますので、そういう方は大学や研究所などの専門機関の講座をご利用ください。

 また、申し込みの前にサンプル動画を見ていただいてお客様の好みに合うかをご確認ください。

「日本書紀を紐解き古代史を探ろう」


 とっつきにくいイメージのある『日本書紀』を平易に解説し、日本の古代史の謎について想像を膨らませて楽しんでいただく講座で、古墳の話も多くします。

 ※次回配信までもう少々お待ちください。

 以降の予定。

 第12回 聖徳太子はいなかった!?蘇我馬子の治世
 第13回 蘇我氏の時代の終焉 ~大化改新への道~
 第14回 改新政府と中大兄皇子
 第15回 天智即位と百済の滅亡
 第16回 壬申の乱
 第17回 天武天皇①
 第18回 天武天皇②
 第19回 持統天皇
 第20回 【最終回】日本書紀に記された神話

 ※すでに座学もしくはオンラインで終了した回は以下の通りです。

 第1回 初代天皇・神武天皇とその系譜 ~ヤマト王権のルーツを探る~ 
 第2回 欠史八代は実在したか? ~欠史八代の歴史を復元する~
 第3回 ヤマト王権誕生! ~崇神・垂仁朝~
 第4回 景行とヤマトタケル伝承を追いオオヤマト古墳群の被葬者像を検討する
 第5回 仲哀・神功の実在性を検証し佐紀古墳群被葬者の政治的地位を探る
 第6回 応神・仁徳朝とあまりにも巨大な百舌鳥・古市古墳群の実像に迫る
 第7回 履中・反正・允恭朝の5世紀を紐解く
 第8回 大悪かつ有徳の大王・雄略
 第9回 近江・北陸そして半島勢力?継体大王現る
 第10回 継体天皇と筑紫君磐井 ~友から敵へ~
  第0章 前回の復習
  第1章 筑紫君磐井との戦い
  第2章 友から敵へ
 第11回 仏教の伝来と大型前方後円墳築造の終焉
  第1章 継体天皇最大の謎
  第2章 武蔵国造の乱 
  第3章 半島情勢と仏教公伝
  第4章 前方後円墳築造の終焉と欽明・稲目の正体

「陰謀の都・奈良 続日本紀講座」


 「日本書紀」の続編である「続日本紀(しょくにほんぎ)」をベースに奈良時代の歴史を解説する講座で、全15回の予定です。

 【続日本紀講座・皆勤賞特典のお知らせ】

 皆勤賞と言ったらおかしいですが、オンライン講座に関しては、すべての回を視聴してくださった方に個人的に何かしらのお礼をさせていただきたいと考えています。

 本当は会社の方から何かができるといいのですが、会社の方ではそういうことはできないということでしたので、あくまでも個人的にです。

 現在は講座を3種類やっていますが、続日本紀が第10回から始まり、最終回が第15回でもっとも早く終わるため、続日本紀講座を10回から15回まで計6回すべて受講してくださった方には、奈良の平城宮跡をはじめとして、続日本紀ゆかりの地の個人ツアーにご招待させていただこうと考えています。

 と、喜ぶのはまだ早いですよ。

 さすがに「招待」といってもお客様の新幹線代や宿代をすべて私が負担できるはずはないため、皆様の分の交通費や宿代などの費用は各自ご負担ください。

 純粋に、現地での遺跡の案内を無料でやらせていただきます。

 ガッカリさせてしまって申し訳ありません。

 ですから、日程が合う方で、費用をご自身で賄える方のみのご参加ということになってしまいますが、1泊2日で行程を考えて、その際にめぐる場所はすべて私が解説します。

 平城宮跡は私もまだクラツーで案内したことが無いですし、ツアー化していない面白い場所をたくさん知っています。

 詳しくはこれから考えますが、15回の最後の申込日が、7月23日になる予定ですので、8月にやりたいかなと思います。

 暑いですが(笑)

 あまりお得な特典ではありませんが、皆勤賞を目指している方はご記憶に留めておいてくださればと思います。

 ※日本書紀や東北の古代史でも同様なことを考えていますので決定次第お知らせします

 誤解していただきたくないのは、オンライン講座の受講を特典で釣ろうなんてことは思っていませんよ。

 ちょっとしか思っていませんよ。

 そういうことよりかは、以前のように座学ができなくなってしまった以上は、それに代わる皆さまとお会いする機会を設けたいと思っており、オンライン講座の受講がそのきっかけになればいいかなと考えています。

 ※次回配信までもう少々お待ちください。

 以降の予定。

 第12回 光仁天皇② ~蝦夷征討と奈良時代の軍事制度~
 第13回 桓武天皇① ~奈良の都の終焉~
 第14回 桓武天皇②
 第15回【最終回】桓武天皇③

 ※すでに座学もしくはオンラインで終了した回は以下の通りです。

 第1回 文武天皇① ~大宝律令の制定と遣唐使の再開~
 第2回 文武天皇② ~日本建国の黒幕か?巨人・藤原不比等~
 第3回 元明天皇 ~我が国初の国家による蝦夷征討と平城京遷都~
 第4回 元正天皇 ~辺境の争乱に脅かされる中継ぎ天皇~
 第5回 聖武天皇① ~待望の青年天皇の即位と宗像の血を引く長屋王の悲劇~
 第6回 聖武天皇② ~藤原広嗣の乱と繰り返される遷都~
 第7回 聖武天皇③ ~仏の力で国を護る 東大寺廬舎那仏像・国分寺の建立~
 第8回 孝謙天皇 ~仲麻呂の権勢と奈良麻呂の乱~
 第9回 淳仁天皇 ~道鏡の策謀と仲麻呂の滅亡~
 第10回 称徳天皇 ~道鏡失脚~
  第0章 前回の復習
  第1章 高野、称徳として重祚
  第2章 恋人を天皇に
 第11回 光仁天皇① ~62歳での即位~
  第1章 白壁擁立の動き
  第2章 光仁天皇の即位と式家の復活
  第3章 終焉に向かう天武系皇統

「詳しく解説・東北の古代史」


 2017年1月に開講して以来ご好評をいただいてきた「さかのぼって学ぼう 東北の古代史・中世史」が終了するにともない、当該講座の古代史のみを再構成するとともにヴォリュームアップし、全20回にまとめた講座です。あまり知られていないであろう東北地方の古代史を旧石器時代から奥州藤原氏の時代まで順番に解説します。

 ※次回配信までもう少々お待ちください。

 以降の予定。

 第3回 三内丸山遺跡の時代 ~縄文時代②~
  第1章 縄文時代前期概観
  第2章 円筒土器と大木式土器
  第3章 三内丸山遺跡を歩こう
  第4章 謎だらけの三内丸山遺跡の遺物
 第4回 呪術全盛期 ~縄文時代③~
 第5回 遮光器土偶と亀ヶ岡文化 ~縄文時代④~
 第6回 米作りの東北への波及 ~弥生文化と続縄文文化~
 第7回 東北に進出したヤマト王権 ~古墳時代前期~
 第8回 ヤマト王権の安定 ~古墳時代中期~
 第9回 南東北への国造設置 ~古墳時代後期~
 第10回 北東北へのアイヌの南下
 第11回 改新政府の城柵設置
 第12回 国家に討伐された東北の民・エミシ ~三十八年戦争の勃発と展開~
 第13回 アテルイvs田村麻呂 ~三十八年戦争のクライマックス~
 第14回 征夷の終了と仏教文化の北上
 第15回 北東北・北海道の末期古墳
 第16回 元慶の乱
 第17回 安倍氏の台頭から前九年合戦へ
 第18回 清原氏の時代から後三年合戦へ
 第19回 奥州藤原氏100年の栄華
 第20回【最終回】頼朝の奥州遠征と古代の終焉

 ※すでに座学もしくはオンラインで終了した回は以下の通りです。

 第1回 東北地方にはいつから人が住んでいたのか? ~旧石器時代~
  第1章 旧石器時代とは
  第2章 東北の旧石器時代
 第2回 縄文土器誕生 ~縄文時代①~
  第1章 縄文時代とは
  第2章 縄文草創期① 神子柴・長者久保文化
  第3章 縄文草創期② 縄文土器誕生
  第4章 縄文早期 尖底土器の時代





※遺跡めぐりに行くときは、スニーカーよりもできれば下記のような軽登山靴の方が安全で快適ですよ。






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2 コメント

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Unknown (とらねこ)
2019-04-14 19:43:21
全国区、さらには時代に関係ない講義への数々、幅広い世界に思わず脱帽です。皆さんのご期待にそえられるようなんとか頑張ってください。
Unknown (稲用)
2019-04-15 18:51:42
まだ全国区と呼ばれるには程遠いですが、全国に行けるのは確かです。
奥州もどんどんやっていきたいのですが、身体は一つなのでなかなか捗りません。
関東から徐々に北上する目論見で、今年のうちにはまずは福島県を集中的に探るツアーを造る予定です。
なお、今月はアテルイのツアーにて岩手に行き、展勝地でランチを食べる予定ですよ。

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