お近くにお越しの際には、どうぞお気をつけてお越しくださいませ。
ギャラリー 島田
〒650-0003
兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24
リランズゲート1F
TEL/FAX:078-262-8058
http://gallery-shimada.com/
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ギャラリー 島田
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風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこからきてどこへ行くかを知らない。(ヨハネの福音書3:8)
梅田恭子
渦
静かな春の凪いだ日、ただ刻まれては崩されている渦紋の孤独傲岸なマスクが心を奪う。
この世ならぬ碧の切なさを見つめていると、その今を、真実、いつか鬼以外の何物でもなくなっている己を心冷たく思い当たるのである。
島田誠
梅田恭子 培養-代謝-記憶-時計
11:00 ― 18:00 ※最終日は16:00まで
ギャラリー 島田
〒650-0003
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リランズゲート1F
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2020年特別企画展「未来圏から!」2020. 7.18(土)– 8. 19(水)※終了いたしました。
新作を1点参加させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
ギャラリー 島田
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2020年6月26日(金)ギャラリー島田のメールマガジンに昨年開催された個展が紹介されました。以下引用です。
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1 蝙蝠日記 Strange Fruit
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黒人を取り巻く格差にとどまらず、
日本でもアイヌがあり水俣があり沖縄があり福島がある。
日本に生まれ育ちながらも不条理がまかり通っている。
昨年3月に梅田恭子さんはギャラリー島田で個展をされた。
「合唱曲 ロ短調」
http://gallery-shimada.com/?p=5976
上がっている画像が「 Strange Fruit」である。
ビリー・ホリデーが女性ヴォーカリストとして人種差別にとどまらない社会
問題と壮絶に闘った。
Strange Fruitもビリー・ホリデーの歌。
奇妙な果実(Strange Fruit:訳詞)
南部の木は、奇妙な実を付ける
葉は血を流れ、根には血が滴る
黒い体は南部の風に揺れる
奇妙な果実がポプラの木々に垂れている
勇敢な南部(the gallant south)ののどかな風景、
膨らんだ眼と歪んだ口、
マグノリア(モクレン)の香りは甘くて新鮮
すると、突然に肉の焼ける臭い
カラスに啄ばまれる果実がここにある
雨に曝され、風に煽られ
日差しに腐り、木々に落ちる
奇妙で惨めな作物がここにある。
次の詩は偶然、長田弘全詩集を見ていて発見した。
吊るされたひとに
森の向こうの空地で
鉛を嚥みくだす惨劇がおわる
あまりにも薄明な朝
一人に市民が吊るされた
絞首台
の真新しい木の香り
が乾いてゆく
ほんのひとしずく赤く
こぼすことさえ拒否した血は
悶絶をこらえ
べったりと霧を抉って
紫黒い死の斑を滲ませる
それでもまだ揺れている
のはその瞬間まで生きていた
その証のためだ
屍が揺れているのか
世界が揺れるのか
黙りこくる
残された
石造の家々の上で
おお ぶるぶると揺れている
揺れているのは
あなただ
垂れた脚が
ぶあつい地球の中心へ
なお降りてゆこうとするので
たしかにひき裂かれているあなただ
足元で夥しく草の花が萎え
涸れた空へあなたを吊るす
張りつめた一本の綱
あなたの顎を 眼を
朝をはげしくひきつらせてあるもの
それは何
吊るされたひと
ぼくにとってあなたとはいったい何
ぼくの誕生をすばやく刺しつづけるあなたは
午前は傷のようにぼくの前にひらき
証明の昼も また夢も
ぼくは未だ持たぬ
(ナチスのユダヤ人迫害の記録をみて)
長田弘 全詩集(みすず書房)の
冒頭に置かれた詩「吊るされたひとに」である。
7月18(土)– 8月 19日(水)※金休み (ギャラリー島田 神戸)
9月1日(火)-9月10日(木)※会期中無休(菊川画廊 山口宇部)
12月2日(水)-12月12日(土)※日曜休み(ギャラリー砂翁 東京日本橋)
どうぞよろしくお願い致します。
右の作品がわたくしの絵です。案内状に使用していただきました。ビリー・ホリディの名曲「Strange Fruit」にこの絵を捧げました。どうぞよろしくお願いいたします。
会期:2020年1月25日(土)-2月5日(水)11:00-18:00
※最終日は16:00まで ※終了いたしました。
ギャラリー島田 B1 un & 1F deux
〒650-0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX 078-262-8058 メールアドレス:info@gallery-shimada.com
http://gallery-shimada.com/
名古屋大学大学院博物館学教授 栗田秀法氏に、梅田恭子「たがう/むつぶ」展について展評を書いていただきました。
梅田恭子さんというと『版画芸術』122号(2003)に添付された銅版画集「ツブノヒトツヒトツ」の一葉でなじみの方も多いに違いない。このユニークなタイトルは、万物が粒からなり個々人も粒の一つ一つに他ならないという作家独自の世界観から来ているという。自らを極小の単位の存在まで矮小化しつつ表現するという矛盾を引き受けつつも、この作家は、ツブ同士の摩擦に息詰まりながらも、ツブ間のわずかな交通の余地、あるいは新陳代謝の今にわずかな希望を託し、日々ニュアンスを変えるわずかな吐息やつぶやきを銅板の上に刻もうとしたのである。今回の個展のタイトル「たがうとむつぶ」も、ツブ同士が通じあうことの不可能性と可能性を考えれば、この作家の基本的な立ち位置を端的に表したものに他ならない。
今回の展観でも、自動筆記から生まれたかのような微弱な線条の戯れを銅板に刻み腐蝕させた小品や絵具の転写から生まれた不定形の対象を紙片に定着した小型のモノタイプ作品では、意味深なタイトルとあいまったささやきに似た「弱さ」の美学は健在であった。とりわけ会場で目を引いたのは、色を点された柔らかで落ち着いたドローイング世界と、不定形な漆黒の絵具の生み出す混沌としたモノタイプ作品の表現世界の対比である。「たがう」が全面に出た後者に見出されるこの作者にしては「強い」作品世界の登場は、一時の心境の変化なのか、新たなリセットのきっかけなのか、予測がいささか困難な次なる展開を楽しみに待ちたい。
ギャラリーA.C.Sラビスタより転載