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image credit:reddit.com

茶は大きく分けてcha/chaiと呼ぶ国とteaと呼ぶ国に分けられます。
どの国がどう呼んでいるのかを色分けした地図を見た海外の反応です。

引用元:reddit.com

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※地図ではお茶が陸路で運ばれた国はchai、海路で運ばれた国はteaと呼んでいると説明しています

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お茶が飲みたくなってきた。

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世界的に見るとたった2つにしか分けられてないということなのか?
これはかなり興味深いな。

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日本は海で運ばれたんじゃないのか。

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不思議だな!
こういう視点で見てみたことがなかった。
ポルトガルはどうなってるんだ?

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herbataは?
ポーランド語でお茶のことなんだけど

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chaiというのはteaの一種じゃないのか。

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トルコはçayじゃないの?

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リトアニア語ではarbataでポーランド語ではherbata。
なのでこの地図は間違ってる。

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コーヒーバージョンも見てみたいな。

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台湾ではchaiだぞ。
なので海路ではない。

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より正確にいうならteaは廈門港(※中国のアモイ港)から船で運ばれたお茶のことだな。
それ以外のルートだとchaiになる。
(例えばポルトガルはマカオから運ばれていた)

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ポーランドはherbata。

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↑それはHerb(※ハーブ)+Teaだぞ。

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レバノンはTeaじゃなくてShai。

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モロッコだとatayと呼んでる。
なのでchaiとteaが混ざってることになるな。

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合ってるかはわからないけどポルトガルは海路でアジアに行った初めてのヨーロッパの国でお茶のことはchaと呼んでる。
(島国である)日本ではO-cha(※お茶)と呼んでる。
なので別の理由があるはずだ。

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お茶にも色んな呼び方があるんだな。

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間違いがあるぞ。
キプロス共和国ではギリシャ語を話してるけどお茶のことは方言でΤσαιと呼んでいて、これはchaiと発音する。
でも興味深い内容だな。

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ちなみにネパールではChiaと発音する。

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ルーマニアではCeai。

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”thanir”(rは発音しない)は”水”という意味でスリランカではお茶のことを”te-thani(Tea-Water)”と呼んでいる。

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むしろこれは輸入したお茶をどう呼んでいるかだな。
スイスに海岸はないはずだ。
ブラジルだって陸路で運ばれてはいないはず。

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それでこの2つの単語は元々どこから来てるんだ?

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面白いことにエストニアではお茶のことと”Tee”と呼んでいてこれは道路という意味もある。

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ちょっと待て。
Chai=Teaなのか?
37年間ずっと勘違いしていたというのか。
ちょっとお茶でも飲むか。

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これはむしろお茶を輸入していた港でTeaの呼び名が訛っていったということだな。

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Chaiと言えばミルクティーのことだと思ってた。
インド以外でもそうなんだろうか?
この言葉がお茶全体を指すのか?

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アイルランドだとTeaと呼ぶようにChaとも呼んでる。

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Chaというのは中国語で茶のこと。
Teは閩南語(※びんなんご:wikipedia)の訛りでお茶のことを指していて、福建省(お茶の発祥地)の人々がそう呼んでた。
おそらく”Cha/Chai”が最初にシルクロード経由で西洋に渡ったんだと思う。
それから”Te/Tea”が中国南部から海路で南アフリカ、オーストラリアへと渡っていった。
イギリスや西ヨーロッパ諸国がTeaと呼ぶのも彼らの船が最初に中国南部の港に着いたからだと思う。

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イギリスにはお茶を意味する”cuppa cha”というスラングがある。

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ポーランドだとロシア風にChayということもあるけどこれは主にミルクティーのことだね。
あとBawarkaとも呼んでる。

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ポルトガルは大陸の東の国だったのか。

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面白いことにポーランドではヤカンのことをCzajnik(Chaynick)と呼んでるんだよな。

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ドイツ人参上
Tee:葉っぱを煎じて飲む物全般を指す。紅茶から緑茶、ハーブ、なんでも。
Chai:温かいミルクに香辛料を入れたもの
この2つは全然別物として扱われている。

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日本だと普通にCha(※茶)だな。
お茶は人に勧める時なんかの丁寧な呼び方。
自分のお茶に関しては”茶”と呼んでる。

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ミャンマーだとお茶は”le-pay-yay”と呼んでるぞ。

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驚いた。
ベトナムだと”Trà”と呼んでるんだけど響きはChaに似てるんだよな。
勉強になったよ。

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アルメニアはchaiじゃなくてթեյ(tey)だ。

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アイルランド語だと”Tae ”。
発音は”Tay”。

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Chaってなんだ?
初めて聞いたぞ。

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フィンランドは境界線上にある。
東部のカレリアだと”tsaiju”と呼んでる人が多くて、それ以外の場所だと地図で示しているように”Tee(フィンランド語)”か”Te(スウェーデン語)”と呼んでる。

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チャイティーを注文すると混乱しそうだな。

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↑これからはチャイチャイを注文することにする。

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↑じゃあ自分はティーティーで。

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↑ナンブレッドも一緒に頼もう。
※ナンもブレッドもパンのこと

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↑サルサソースもな。
※サルサはスペイン語でソースのこと

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↑支払いはATMマシンで。
※ATM=automatic teller machine

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ポルトガルには海から伝わったんじゃないのか?

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↑そうだよ。
でも”Cha”と呼んでいた広東省近くのマカオからこの言葉が伝わったんだ。

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↑なるほど納得だ。

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日本も同じだろうな。
お茶を運ぶために橋を建設してその後で破壊した、とかじゃない限りは。

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TEAという言葉はお茶を輸送する木箱に書かれていた”Transporte de Ervas Aromáticas”という文字、これはポルトガル語で”薫り高いハーブの輸送”という意味なんだけど、この頭文字を取ったT.E.Aから来ているという説もある。

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↑それはただの伝説。
福建省での呼び方から来てるんだ。

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確かに1662年にキャサリン・オブ・ブラガンザ(※ポルトガル王家出身でイングランド王チャールズ2世の王妃:wikiepdia)がT.E.Aと書かれた木箱と共にイングランドに嫁いだとされている。
問題はイギリスでTeaという言葉が使われるようになったのは彼女がやってくる8年前で、オランダではジャワ島を発見した1620年ごろからお茶のことをTeaeと呼んでたということ。
(フランスの影響でこの呼び方は後年変わっていった)





お茶の一大輸出港であったアモイ港から運ばれていった国はビンナン語でお茶を意味するTeが変化してTeaとなり、それ以外のルートで運ばれた国が広東語のChaiが変化した呼び方をするようになった、とされています。
呼び方1つにも歴史がうかがえます。





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