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私の知っている「日本」はもうない

まあそうだよね~と、思う。
今の日本は、私の知っている「ニホン」ではなくなってしまって、「ニッポン」というものになったらしい。
TVのアナウンサーが、「日本」を「ニッポン」と発音しはじめてから、まだそんなにたっていないような気がするけれど、この「感染力」というのは、すごいね。
みんな、違和感を感じていないみたいだから、驚くよ。
私にとって、日本というのはニホンと読み、日本人はニホンジンであり、日本政府はニホンセイフであり、ほかの読み方はすべて「違和感バリバリ」であるけれど、どんどん「ニッポン化」が進んでいるから、本当に、驚くよ。
そもそもさ、「日本会議」というものがあると知ったとき、当然だけど「ニホンカイギ」と読んだのだけれども、違うらしいと知って、たまげたよ。
どういう感覚があれば、「日本会議」と書いて、「違う読み方」ができるんだ。
最近はさ、ニュースを見るためにTVをつければ、アナウンサーが「ニッポン」を連発していて、ああこれは、局で決められた読み方なんだろうな、仕方がないんだろうな、と思うけれども、いつのまにか、どの局をつけてもそう言っているじゃないか。
世の中はもう、私の知っている世界とは、違うものになってしまって、そして私はもう、年齢的にも、ついていくために自分を変えるというような面倒くさいことは、するつもりがないのである。
ゆえに、私だけは、死ぬまで「ニホンジン」「ニホンセイフ」と言い続けるのであーる。
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