R45ALL THAT 補足 (文&画 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?!? 誰やねん?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
第55回「マイ・ファンファーレソング」(2018年11月16日 OA)
先週も負けてしまいました。
で、何が悔しかったかといえば…大好きなバカボンに敗れたことです。これはキツかった(笑)
みなさんはテレビ版の『天才バカボン』って見たことありますか?
本放送は(1971年9月~1972年の6月ですから…)記憶にないですが…
関西地区では なぜか?「井村屋の肉まん・あんまん」のコマーシャルが入る
寒~い季節の夕方OAされていた??『再放送★バカボン』が大好きでした。
で、オンタイムでがっちり(小1~小3まで)見ていた『元祖天才バカボン』は
嫌いではないのですが…画質?というか、画のタッチが合わないんです。
ストーリー設定も好みじゃなかった気がします(笑)
「赤塚不二夫先生の全盛期」とは、かなりズレる世代。
当然、コミックも後読み。時代の空気感もわからずじまい。
私にとって「バカボン」イコール「再放送」。
非「元祖天才バカボン」。オープニングテーマは ♪西から昇ったお日様が…
♪柳の上に猫がいる。だか~ら ネコヤナぁ~~~~ギ!!!!
というわけで、今回は「東京ムービー」が製作した「ファーストバカボン」
全40回(全79話、最終回のみ1話)の中から おススメ3本をご紹介させていただきます。
よろしければDVDで楽しんでいただければ…。
『3位』第58話「別れはつらいものなのだ」の巻
私、この回を「東宝チャンピオンまつり」の1作品として上映されているのを実兄と並んで
観たこと記憶?があります。
私、ひょんなきっかけから転がり始めるストーリーが好みのようです。
学校の帰り道。バカボンは野良犬に襲われていた子ワニを助ける。
すっかりバカボンに懐く子ワニ。
家族に内緒で子ワニをこっそり飼おうとするが…(つづく)
誰もが一度は経験する「別れ」がテーマ。
バカボンと子ワニの出会いや友情、そして別れのシーン。
息子バカボンを思いやるママの“ひとこと”がバカボンの心を突き動かします。
――― ぜひご覧ください。
第47話「バカボンのクラス委員せんきょなのだ」の巻
バカボンの通う小学校でクラス委員を決める選挙を行うことになった。
立候補したのは、「中村くん」と「タケナカくん」の2人だった。
2人は浮動票であるバカボンに駆け寄って自分に投票してくれるように頼んだ。
しかし中村くんは、ふだんバカボンをいじめる嫌な子。
タケナカくんとはこれまで一度も話したことはない。バカボンは迷う。
「タケナカ君はクラス委員になりたいために、バカボン君に怪獣の玩具を贈りました
…暴露したのは中村くん。ストーリーは最後の最期まで重苦しい。
…そして選挙当日。迷いに迷っていたバカボンは…どちらに投票するのか?? (つづく)
大人でもじゅうぶんありえるリアルな社会派の回。
――― ぜひご覧ください。
『1位』
第62話「バカボンの親切にしまショウなのだ」の巻
ある日の放課後。タケナカくんが教壇に上がり重大発表をした。「今度の日曜日 クラスの女子のサクラちゃんとユカリちゃんとミネコちゃんの3人の誕生 パーティを自宅で開きます。」
本当はお小遣いがないバカボンであったが…
タケナカ君の押しに負けてしまい パーティーに行く約束をする。
無理を言ってママからもらった100円玉。
しかし、バカボンは道を尋ねたお婆さんを不憫に思ってしまいバス代として
会費の100円を使ってしまう。
手持ちの現金がわずか40円となってしまったバカボン。
このままでは遅刻してしまう。
友だちとの約束も破ってしまう。
プレゼントを買うお金もない。
途方に暮れるバカボンであった。(つづく)
物語の途中。
ストーリーのかぎを握る「東京タワーでの あるシーン」が出てきます。
私にとって「東京タワー」は、今なお この回に出てくるイメージです。
たかが 10分強の昭和テレビアニメの一話かもしれませんが…
私は いつの日か あの「東京タワー」が見える同じ場所に行きたいなぁ。
大人になったとき あの場所で 働きたいなぁ~と ずっとずっ~と 願っていました。
20年後。その甲斐あってか?私、東京タワーのほぼ真下にある「芝公園スタジオ」で収録させてもらった時の「感動」はハッキリとおぼえています。
ここでも「バカボン」に負けない大どんでん返しがあって大騒ぎ(笑)
番組はワンクール。収録6回。全12回で打ち切り。
番組タイトルは『パープリン大学 日本校』
もう内容は、むちゃくちゃ(笑)
現在の放送倫理からすれば、ほとんどOAできません。
でも、この番組で私が考えた企画が「初採用」されました。
最終回のエンドロールスーパー。
初めて名前をのせてもらいました。
今では、珍しい 下から上に流れるエンドロールスーパー。
あそこに名前をのせてもらえるという約束だけで…地獄にも耐えられた(笑)
私の最終学歴は『パープリン大学 日本校』
巨匠・赤塚不二夫が開校した超名門。
バカボンのパパが卒業した『バカ田大学』に対抗するべく…
毎週、毎週 テレビ史に残る「伝説のおバカ企画」にまつわる
『渋谷署にお世話になった事件』については…またの機会に(笑)
こんな 私が「マイ・ファンファーレソング」で推薦したのは
≪スタイリステックス≫の『愛がすべて』
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?気になる方は、
ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも番組をお聞きください!
私「柳田光司」宛の 応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
今回の画伯・やなぎだのイラストは「うなぎ犬の最期」を白黒で。
こちらは「元祖天才バカボン」の愛すべきキャラクターなんですが…。
赤塚先生の≪うなぎ+犬≫という このミスマッチな発想。天才ですねー。
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
11月23日(金曜日)夜9時から。
次回のバトルテーマは「ディスコ帰りに聞きたいソング」
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 (つづく)