久田将義氏と言えば「実話ナックルズ」(ミリオン出版)の元編集長として知られ、現在は
「事件」「芸能」「アウトロー」「ディスカバリー(都市伝説)」「政治」「メディア」を、独自のストリート目線で斬っていく
と称するネットニュースサイト
東京ブレイキングニュースを主宰。
またジャーナリスト
上杉隆氏や実業家野口卓也氏とtwitter上でバトルを繰り広げる好戦的な一面を、義侠心に富んだ気骨のある編集者であると礼賛する支持者も多い人物である。
アウトロー犯罪の専門家としてコメントすることもある彼だが、多くの謎を呼ぶ未解決の怪事件「
餃子の王将社長銃殺事件」に対する発言が疑念を呼ぶ事態となっている。
問題視されているのは、
SAPIO2014年5月号にて掲載され、現在小学館のニュースサイトNEWSポストセブンにて無料で読むことのできる「
餃子の王将社長銃殺事件 捜査関係者から早々に白旗宣言出る」と題された記事である。
古くは3億円事件からグリコ・森永事件、世田谷一家殺人事件など、警察の必死の捜査にも関わらず事件解決に至っていない事件は少なくない。昨年12月に発生した「餃子の王将」社長銃殺事件もその1つだ。
昨年12月19日の早朝、『餃子の王将』を展開する王将フードサービス社長・大東隆行氏が京都・山科区の本社前で4発の銃弾を浴びて絶命した事件は、日本では珍しい25口径の拳銃が使われ、サイレンサーが装着されていた可能性が高いこと、至近距離から確実に急所を撃ち抜いていることなどからプロによる犯行が疑われている。
「事件が大東社長の殺害を目的にしていたことは明らかです。京都府警は当初、地元の暴力団による犯行説を含め少なくとも3~5つの見立てに沿って捜査を進めていたようですが、目撃情報や遺留品がほとんどないことから早々に捜査は行き詰まりました。ある捜査関係者は事件発生から1週間も経たないうちに『事件がまったく読み解けない』と白旗を上げていました」
そう話すのは犯罪に詳しい編集者の久田将義氏だ。久田氏は近年の警察の対応力の低下を指摘する。
「これは京都府警だけの問題ではなく、警察全体から『捜査のスキーム』が失われつつあるという実態を示すものだと思います。最近の警察は『事件の裏に潜む真実』よりも、『解決したという実績』を欲しがる。だから、『解決すべき事件』より『解決方法の分かっている事件』に力を入れる傾向が強まっています。
捜査に対する意識の低下も著しい。以前、繁華街を所轄する警察署の刑事に街頭監視カメラの死角を指摘したら、『それならカメラを増やせばいい』と言われました。本来は警らの強化等で対応すべきなのに、監視カメラに頼ろうとする。これでは警察官の経験を積むことも、捜査の勘を養うこともできません。警察は捜査の原点に立ち返るべきです」
特に目立った新しい情報はなく、埋め草と侮られても仕方のない内容であるのはさて置き、この記事がNEWSポストセブンにアップされるとすぐ、久田氏について論じられる2ちゃんねるのスレッド
【ニコ生ナックルズ】久田将義【日刊ナックルズ】にて多くの疑念の声が、挙がる事態となった。
憶測だけの酷いコメントしておる…
こいつはサツ周りとかやったことないし
絶対に警察事情何て詳しくないだろうに
・京都府警に取材などしたことないだろうし、京都府警関係者から話を聴けるルートを持っているとも思えない
・「ある捜査関係者」本当に居るんですか?
・たかだか捜査が始まって一週間もたたないうちに“『事件がまったく読み解けない』と白旗を上げていました” そんなこと有り得ないだろ
・「近年の警察の対応力の低下」を指摘できるほど警察事情に詳しいのでしょうか?
・繁華街を所轄する警察署の刑事に街頭監視カメラの死角を指摘した ←だからそんな警察関係者どこで知合ったの?
事件から1週間も経ってないのに3~5つ(曖昧すぎるわ)も見立てている警察
なのに白旗ってw
嘘くさすぎるにもほどがあるわ
そもそも警察の捜査は裁判所の許可と連動するから1週間なんかじゃ結論を出さないんだが、基本的なことも知らないのでは?
副署長ぐらいにあたったんだろうね、久田さん?
事実
事件から1週間の26日
警察発表「今のところ犯人の特定につながる有力な手がかりは得られていません」
ただし、「恨みによる犯行」という見方を強め、関係者から事情聴取中
周辺でのトラブルの有無については翌月より捜査
被害者のスケジュール帳や携帯電話の通話記録などの提出は24日
26日はまだ会社の幹部や家族からの聞き取り中だった
25日まで6日間で700台余りの車両の運転手から聴取
29日まで周辺店舗45台の防犯カメラ、タクシー10台のドライブレコーダー分析
・警察の見方はこの時点では3つも5つも出てない。
・白旗も何も初動捜査中
・『事件がまったく読み解けない』も何も材料を収集中、分析中だった
どんな捜査関係者がそんな1週間で放り出しているんだろw
つまり一見それらしく書かれた記事だが、詳細を詰めると全くリアリティがなく、久田氏が取材したと称する僅か一週間で白旗を上げたという京都府警の捜査関係者、さらに捜査の原点を忘れていると叱責されている繁華街を所轄する警察署の刑事も、世の中に実在せず、彼の妄想が作りだしたフィクションなのではなかろうかという声があがっているのである。ムック本や実話雑誌の編集者としてはキャリアの長い久田氏だが、新聞記者であれば新人時代に経験するのが普通である警察取材に関しては素人当然であり、警察関係への取材ルートを持っているかは疑わしいと指摘する声もある。
実話ナックルズってワザワザ地道に地元警察に取材するようなメディアではないし、そのような取材費もありません。
ミリオンより前に居たワニマガや三才も同様です。
週刊朝日は、そのような取材するでしょうけど
本体である朝日新聞出身の社員が何人もいるのに
久田氏のような警察取材未経験者に任せるとは思えません(可能性ゼロではありませんが…)
彼が誇るゴールデン街人脈に警察取材になれた
新聞社員やフリーランスのジャーナリストが居る可能性はありますが
その場合も又聞きの伝聞に過ぎません。
以前京都府警に在籍し、今は東京近辺の警察署に勤めているエリートと昵懇と言う可能性も僅かながら残されてはいますが…
恐らくこの件の真偽を問われたとしても、情報源の秘匿を盾にするであろうことは想像に難くない。
しかしリアリティに乏しく、創作と疑われても仕方のない関係者の発言で記事をまとめる手法は、久田氏が忌み嫌うある人物を思い起こさせるのである。
上杉隆に感謝したという「いわき漁港の漁師」と
久田が話を聞いたという「京都府警関係者」やら「繁華街を所轄する警察署の刑事」は同じ匂いがするなぁ…
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