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【社員インタビュー】TVから転身。転職5カ月目のディレクターが語るYouTubeの魅力。

「本番いきまーす。3、2、(1)・・・」

彼が腕を大きく振りかざすと、MCの男女が笑顔でカメラに目を向け挨拶をし始める。

この日は渋谷で番組収録が始まった。

B.R.CHANNEL Fashion College。YouTubeでチャンネル登録者数17万人を越える男性ファッションのチャンネルだ。


企業が運営するファッションチャンネルの中では現在日本トップを誇る(2020年7月現在)


この現場を指揮するディレクター明智は入社5カ月目だが、元TVディレクターの経験を存分に生かしチームでの存在感を高めている。

彼はこのWantedlyを通して今の仕事に転職した。

テレビからYouTubeへの転身。動画ディレクターの新しい生き方を歩む明智に、転職のビフォー・アフターをインタビューした。

(聞き手、写真:岡崎司)


■プロフィール

明智 祐輔(あけち ゆうすけ)

2020年入社 YouTubeディレクター

テレビ制作会社に13年勤務。ADを経て、情報バラエティ番組でディレクターを担当。ロケ撮影が得意。

現在はYouTubeディレクターとして、男性向けファッションチャンネルの「B.R.Fashion College」、女性向けファッションチャンネル「シトウレイch」を担当している。


ー なぜ13年も勤めたTV業界から転職を考えたのですか?

僕はテレビで情報番組やニュースを長くやっていました。10年以上いて思ったのが、媒体としてすでに成熟しきっていてあまり変化を感じなかったんです。

自分が作ったVTRで1000万人(視聴率10%)の人が見るけど、他の局や他の番組でも同じようなものを作っていて個性が出せないと感じました。もっと自由に自分のアイデアを出せる職業を探し始めたのが転職のきっかけです。


ー YouTube業界に決めた理由は?

同じテレビ業界でバラエティーに進むことも考えました。でも、もっと小規模で自分のアイデアをダイレクトに生かせるのはYouTubeだと思ったんです。その方が成功や失敗を濃く感じられるのでは?と。

そう決めてからは、色んなジャンルのYouTube動画を見たり、いくつか会社を調べてみました。

ただ、「YouTubeは10代20代の若い人が見るもの」というイメージが余計に強くなりました。動画を配信している人も、視聴者層も、内容も若者中心。いち視聴者として動画を見ていて、何のためにやっているのかが理解できませんでした。

YouTubeに関連する会社も、インフルエンサーの事務所みたいなところが多かったり。

YouTubeの世界は自分には向いてないかもしれない‥と思っていた時に、WantedlyでWIQOMEDIANを見つけました。

この会社は、企業のYouTubeチャンネルの制作・運営を主に行っていて、その制作過程で「ターゲット層」「企業が目指すブランドイメージ」「最終目標」などを明確な戦略の元、緻密に制作していることに共感し、挑戦することを決めました。簡単に言えば、大人な会社だなと思えたのが大きいと思います。


ー テレビとYouTubeでは同じ映像業界ですが共通する部分と、全く異なる部分がありますよね。その点についてどんな期待や不安がありましたか?

期待は、ディレクターとしての能力をどれだけ生かせるか。今までやりたいけど想像だけで終わっていたイメージをどう出せるかと考えていました。

不安の方は環境ですかね。テレビでは技術・美術・営業など様々な組織が絡んで番組ができていました。YouTubeはそのほとんどを少人数で行うため、その制作過程の変化に順応できるかが不安でした。


明智は2020年1月にディレクター候補として入社。先輩ディレクターの指導を受け、2か月後には撮影現場を任されるようになった。


社内で動画の編集中。アシスタントに編集の指導も。


ー 弊社での仕事に慣れるまで苦労したことはありましたか?

基本的な映像の制作過程・カット割などはTVで身に付けたことがそのまま生かせました。一眼レフカメラや集音器などの撮影機材や編集ソフトは、あまり使ってこなかったので慣れるまで少し苦労しました。


明智は一見怖そうだが、とてもファニーな男。

ー 会社の雰囲気やメンバーはどんな印象でしたか?

入社前の会社のイメージは真面目なイメージで淡々としているイメージでした。入社後は、社員それぞれに個性があり、よく話して明るい感じです。わからないことは一から教えてくれるので、とにかく優しかったです。

普段ランチは皆で食べていて、その時間は仕事のことを忘れお互いの話ができるのが息抜きにもなっています。


ー 担当以外のチャンネルのミーティングにも参加してもらいましたが、取り組み方はどう感じましたか?

いくつかのチャンネルミーティングや、新規企画の立ち上げミーティングにも参加させてもらいました。

「ターゲットイメージの具体化」「クライアントが顧客や世間に求められているもの」「既存のチャンネルの研究」など立ち上げ段階からこんなに練りあげるのかと驚いたのを覚えています。

会社独自のYouTube設計フレームワークに沿って考えていくので、新人の僕でもYouTubeの事を理解しながら参加でき、自分のアイデアも提案することができました。チャンネル設計はチーム全体で行うので不安は無かったです。TVでもチームでブレスト会議はよくやっていたので、感覚は近かったですね。ただ、考えるべき範囲が広いという感じで。

ある程度設計がまとまったら、担当ディレクターが中心となって企画を考えていくので、そこからは自分が得意なパートでした。分析振り返りのミーティングはYouTubeならではだったのでとても勉強になっています。こういうミーティングを何度か経験するうちに、自分自身もチャンネルごとのやる意味や目標を明確に持てていることを感じました。

入社5カ月、YouTubeディレクターとしてチャンネル立ち上げから担当

6月、新しいファッションチャンネルがスタート。明智はディレクターを任された。

原宿を拠点に東京ファッションを世界に発信する、日本を代表するストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト、「シトウレイ」のYouTubeチャンネルだ。TVやラジオ、ファッションセミナー、執筆、講演等で活躍している。ストリートで最先端のスタイルを発掘する彼女のスナップ写真は、男女問わず支持されている。


撮影は演者とディレクターの2人のみで行う。ミニマムな撮影体制が弊社の特徴。


動画内では、ツッコミ役として声だけ出演している。

最近、「明智Dのツッコミ面白い」という視聴者からのコメントがつくようになった。



この日はアクセサリーショップでのロケ。1人でディレクター・カメラ・音声とマルチにこなす。


演者とのテンポよい掛け合い、視聴者目線のツッコミはTVで培ったもの。


ー メインディレクターとしてのやりがいは?

「シトウレイch」はフォトグラファーのシトウさんと2人で頻繁に意見を出し合って企画を決めています。決まったらすぐ実行。企画~撮影~編集~配信までのスピード感がとても早いです。まさにTV時代からやりたかったスタイルでやれているのでやりがいを感じています。

再生回数やコメント数が多いと嬉しいですね。YouTubeは本当にわかりやすく結果に出るなと思います。


ー TVでの経験が生きているのはどんな点ですか?

TV制作で得た撮影方法、カット割、テロップの見せ方など基本的なことはほとんど生かせています。YouTubeって別物と思ったりもしましたが割とすんなり馴染めました。

基本的な映像制作に関する考え方や、制作にかかる労力も違和感ないです。


ー 今後、同じようにTVからYouTubeへ転身する人が増えると思います。先輩としてのメッセージをいただけますか?

自分のアイデアをどんどん表に出せるのがYouTubeだと思います。その分、責任と評価も大きいです。

TVで自分を出せないことにフラストレーションが溜まってるディレクターは是非、一度お話を聞かせて頂きたいと思います!


ー 最後に、今の目標を聞かせてください。

担当させてもらっているチャンネルを伸ばすことはもちろんですが、個人としてではなく会社の成長に貢献できるよう頑張りたいです。

弊社では初のTV経験者採用となった明智。映像ディレクターとしての基礎があるため、どんどん仕事を任されている。

明智が短期間で活躍できたポイントは「ディレクターとしての経験値」はもちろんだが、「構成力の有無」が大きい。動画として見せた時に、どうすれば視聴者に分かりやすく伝わるか、印象づけられるか。この点を考えディレクションする能力は、TVもYouTubeも変わらない本質的な映像・動画スキルといえる。

YouTube特有のテンポ感や、編集方法は確かに存在するがそれは表面的なものにすぎない。

「映像・動画はこうあるべき」ではなく、「チャンネルごとの最適な見せ方を研究・開発する」というのが弊社の基本的な考え方だ。

新しい動画体験を一緒に創りたいというTVディレクターは、ぜひ明智に続いて欲しい。


▼明智が担当しているチャンネルはこちら!

B.R.Fashion College

https://youtu.be/Fok25YA-ifY


シトウレイ

https://youtu.be/LkHLEyDm3Gg

女性社員のインタビュー記事もあります。


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2013年創業、YouTube動画制作業界の先駆けとして、YouTubeに特化した動画制作・チャンネルプロデュースを行っています。 今や国民的プラットフォームとも言えるYouTubeは、単に「動画を載せる場所」ではなく、「人の好意と絆を醸成するプラットフォーム」です。 人と人を物質的にも、精神的にも繋げることができるYouTubeを軸に、ファン予備軍を見つけ、ファンになってもらい、ファンの好きを最大化させるファンコミュニティ・マーケティングを行い、新時代の企業ブランディングを手掛けます。 数あるノウハウの中でも最も大事にしていることは、「視聴者を笑わせること」。 「笑わせて、楽しんでもらって、好きになってもらう」という、シンプルながらもとても奥深いテーマに、チーム全体で取り組み、今までにない「新しい面白い」を作ることにも余念がありません。
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