2021年5月2日(日曜日)
「なんかいいことないかなぁ」
こんな言葉が出ることってありませんか。
なんか‥‥本当になんかなのです。
いいこと‥‥これも、これがいいことだと直ぐに浮かぶものはありません。
でも、つい出てしまうこの言葉。
いったいどうなりたいのやら。
私達って忙しいなら忙しいで不満を言い、閑なら閑で時間を持て余す。
いったいどうしたいのやら。
なんかいいことないかなぁ~と思う日は、意外と心が穏やかなのかもしれません。
だぁってね。
自分の未来に明るい輝きを見出したいからこんな言葉が出たのかもしれませんものね。
自分にとっての“いいこと”を考えてみるのも楽しいものです。
2021年5月2日(日曜日)
1930年代、東アジアに三国時代があったのをご存知ですか?
日本の関東軍による満州国建国によって、東アジアには新たな三国時代が到来していたと言ってもよい様に思うのです。
中国大陸には蒋介石の国民党政権がありましたし、満州には日本が支援する満州国もありました。北モンゴルを見ると、ソ連の支援を受けているモンゴル人民
共和国がありました。
あの頃からまだ90年くらいしか経っていないのに、今はどうでしょう。
随分と変わってしまいました。
人類の寿命が百年時代に突入した今を考えますと、百年という年月はとても短い気がしてまいります。
1930年代、中世以来長く続いた対立図式が復活したと言えるのです。
この東アジア三国志に対して毛沢東の中国共産党は、オルドスから南モンゴルに勢力を伸ばしていました。
スターリンと蒋介石が手を結んでいなければ流れは変わっていたかもしれませんが、蒋介石が何故、人質状態にしか思えないことをしたのか疑問なのです。
息子の蒋経国をソ連に留学させていましたから、蒋介石はスターリンの意に反することは出来なかったことでしょう。
スターリンにとって、東アジア最大の敵は“日本”だったに違いありません。
蒋介石も、打倒日本を望んでいたと思います。
この思いが同じだから、双方は歩み寄りをしていたのでしょう。
蒋介石は日本をたたく以上に、毛沢東の共産党を始末したかったのもわかります。
1937年、北京近郊の盧溝橋付近で何者かの発砲をきっかけに、日本軍と中国軍が軍事衝突。
このことから日中戦争が始まりました。
これからの百年、いったい何が起きるのやら‥‥。歴史に残る出来事が起きるのは間違いありません。