YASUHIRO  独り言  

山と医療の本音トーク

  

5月2日(日)

大阪ではコロナ感染で自宅待機者が1万人を超えていると言う。重症でも入院できない人も大勢いるという医療崩壊が起きている。金沢ではそこまではないだろうと思っていたが昨日呼吸が苦しいという方が来院した。血中酸素飽和度は94%と低く、レントゲンを撮ると肺炎であった。これはまずい、コロナかどうかはわからないが早急に入院させないとまずい状況で日頃お世話になっている病院へ電話するも無理と断られ、2つ目、3つ目と当たるが無理と断られた。金沢でも医療崩壊が起きているのだろうか、どうしようもなく処方をして自宅待機をさせるしかないかと諦めかけてたもう一度無理を承知で頼み込んだら最初の病院から何とかできるかもしれないとようやくお引き受けいただいた。

まあ助かった。地方もこんな状態だからコロナは怖い、今自分が感染したり怪我でもしても入院先もままならない、地方でも医療崩壊が起きそうな状況である。


5月1日(土)

今朝の新聞に白山の室堂の写真が載っていた。新雪があったようだ、白山公園線も市ノ瀬まで開通したようでもう白山は仕事前でも行けるような季節になった。それにしても自由がきいて晴れを狙って山に行ける人は羨ましい。自分も早くそんな境遇になりたい。少なくとも来年次男が医院に入ってくれればかなり自由度は増しそうである。

さていよいよ5月に突入、昨日も忙しかった。検査は連日満員御礼である。院内が三密にならないように一日中窓を開け換気をして患者さん同士が密にならないように素早く外来診療を捌いていくしかない。GW開けには金沢でも65歳以上のワクチン接種が始まるが通院患者さんが予約を取りに集中しないか今から心配のタネは尽きない。密を避けながらの接種なので一日に打てる人数は限られる、どっと一度に来られても対処できない。自分もまだワクチンを打っていないくらいに順番は遅れている。どこか大きな体育館でも一日開いて打ちたい人は自由に行って打てれば一番良いのだが、副反応の対応もあるので難しいのだろう。早くワクチンを打てればまずは一安心ということだろう。体の事情をよく知る通院中の患者さんは責任を持ってワクチンを打ってあげるのがまずはかかりつけ医としての最低限の責務であろう。

今日も検査は忙しいだろうが明日からの4連休はどう過ごすか?まずはコロナに感染しない事を最優先に考えて行動しなければならない。変異ウィルスはまじで感染力が強くて重症化率が高い、悪魔ウィルスに感染しないように慎重な行動が求められる。


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毎日が完全燃焼できる日々を過ごしたい、人生は長いようで短い

 

                             

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