▼行間 ▼メニューバー
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
334/334

333.鍛錬中の知らせと打ち合い

番外編(https://ncode.syosetu.com/n6477gw/)も連載中です。どうぞよろしくお願いします。

 王城の訓練場では、魔物討伐部隊員達が鍛錬と打ち合いをしている。

 その中、模造剣でありながら、真剣のように激しい剣戟けんげきの響きを上げている二人がいた。

 紺色の髪の青年が立て続けに打ち込むのを、茶金の髪を持つ中年の騎士は手際よく受け流している。


「若いとはじつにいいのう~、大変に動きが素直で」

「うっさいわっ!」


 ドリノは笑んだ中年騎士の剣を上から思いきり打ち下げ、そのふところに勢いよく飛び込む。

 だが、下がった剣は地面に落ちることはなく、きれいにV字に戻った。

 それに膝を打たれたドリノは体勢を崩しかけたが、即座に軸足を代える。しかも、その際に剣まで左手に持ち替え、真横に剣を動かした。

 その素早い攻撃は相手の右腕を見事に打ち――模造剣にヒビの入る、バリンという音が響いた。


「すまぬなー、先輩。なにせ、この手はとても丈夫でのう――」


 にやりと笑った中年の騎士に、ドリノはいつものような軽口を叩かない。

 ただ、無言で剣呑けんのんな光を目に宿す。

 そのまま視線を動かすと、近くにいた緑髪の隊員が、自分の模造剣を彼に捧げ渡した。

 試しに二度振られた剣は、音高く風を斬る。


「新人、続行っ!」

「応とも、先輩!」


 激しさを増した戦いに、周りの者が少しだけ距離をとった。

 どう見ても鍛錬と言うより戦闘である。


「なかなか頑張っておるのう!」

「怪我をしなければいいのですが……」


 ベルニージの向かい、黒髪の青年がタオルで汗を拭いている。なんとも画になる男である。

 こちらも連続で打ち合って、一息ついたところだ。


 しかし、あの紺色の髪の騎士――剣技の成長がめざましい。

 それが楽しくてたまらずに教えているのだろうが、あのからかいはもう少し控えてもよかろうに、そう思いつつ、自分も汗を拭く。

 そこへ、ガツンガツンとひどく重い音が聞こえてきた。


「おお、豪腕対決が始まったな」

「音だけで魔物が逃げそうですね」


 訓練場の端、大盾と大盾で打ち合っているのは、ランドルフと白髪片目の騎士である。

 魔物との戦闘の一つに、大盾で殴打する方法がある。

 大盾が重ければ重いほど効果があるが、その取り回しは力が要る上に難しい。


 ランドルフの左下から右上への大盾の跳ね上げを、上からガツンと押し止める。

 一際高いその音に、魔物討伐部隊棟のあちこちの窓がガラガラと開く。見物人が増えたようだ。


「魔導義手というのは、まこと良き魔導具よ!」


 自分と同じ出戻り新人騎士は、高笑いと共に、大盾でランドルフを押し下げようとする。

 しかし、対する彼もまた全力でそれに抗い、大盾を介しての二人の力比べとなった。

 大盾同士の打ち合いもなかなかだったが、すれ合う大盾を金属音に鳴かせ、足元の土がえぐれる程に押し合うのも、なかなか見応えがある。

 一見互角に見えるが、受け流しもフェイントもかけぬあたり、まだ余裕はあるようだ。

 あやつはギャラリーにサービスのしすぎである。


「今日も盾の修理担当が泣くでしょうなぁ……」

「人員を増やして頂くよう隊長に願っておきます。いくらなんでも酷でしょうから」


 近くで騎士達が話し合っている。自分からもグラートに伝えておくべきだろう。

 恥ずかしながら、職人を大事にすることの重さはこの年になって――魔導義足によってよくよく理解したばかりだ。


「鍛錬中に失礼致します」


 声の方を見れば、ヨナスが近づいてきていた。

 騎士服に腰元の赤い剣が、なかなか様になっている。

 もっとも、従者服より似合うと褒めたところで、この男は喜びそうにないが。


「ヨナス先生、何かありましたか?」

「ヴォルフ様にお伝えしたいことが――神殿にいるマルチェラのところにさきほど、赤子が生まれたそうです。男子二人、母子ともにお健やかとのことです」


 瞬間、ベルニージは全力で顔を固めた。

 ヴォルフの隣、笑み崩れてはならない。マルチェラが自分の孫ということは秘密なのだ。


「ああ、よかった!」


 ヴォルフが一瞬だけこらえるようにうつむき、すぐ満面の笑みとなる。

 ヨナスも笑んだまま、言葉を続けた。


「六日目となりましたら、どうぞ祝ってやってください」

「もちろんです! 教えに来てくださってありがとうございます、ヨナス先生!」


 ヴォルフは今すぐ行きたそうな勢いだが、自分も内心同じである。

 妻子ともに無事であること、それこそ何より幸いだった。


「先輩、マルチェラ殿って、ダリヤ先生の護衛騎士の方ですよね。鎧蟹アーマークラブの討伐でお目にかかった――」

「ああ、家の騎士でもあるんだけど、双子が生まれたんだ」

「双子! 大変だったと思いますけど、二倍おめでたいですね!」


 マルチェラは隊員達にも知られているらしい。

 思えば、鎧蟹アーマークラブの討伐のあの日、自分も彼に初めて会ったのだった。


 わずか数ヶ月前のことなのに、己の魔導義足はすでに馴染み、ここにいるのが当たり前のように感じていた。

 これこそが奇跡のようなことだというのに、力に寿命に手の長さにと、欲しいものが増えていくばかりだ。

 まったく、自分は強欲である。


「それにしても――皆様、とても熱心に鍛錬なさっているのですね」


 周囲を見渡したヨナスが、うらやましげな声を出した。

 この男にしては珍しく、ついつつきたくなる。


「楽しいぞ! 腕の立つ先輩ばかりだからのう。そうであろう、『ヴォルフ先輩』?」

「おやめください。ベルニージ様にそうおっしゃられると、兵舎に逃げ帰りたくなります」


 ヴォルフが笑顔で返した言葉に、思わす笑い声が出てしまった。

 自分が同じ年の頃よりは確実に強い青年は、謙遜がすぎる。もう一段、いや二段は上がりそうな感じがするのだが――まだ底の見えぬ男である。


「ベルニージ様、魔導義足の調子はいかがですか?」

「すこぶるよいぞ。そちらの魔導具師に改良してもらってからは、まったくずれぬようになった」

「それはよかったです。衝撃吸収剤の張り替えがご入り用の際は、いつでもお声がけください」


 言い終えて、錆色の目、中央の昏い血のような瞳がじっと自分を見る。

 どうやら、自分にまだ用事があるらしい。


「ベルニージ様は、魔物討伐部隊に正式に復帰なされたとのこと。お話の一つに打ち合いをお願いできませんか?」

「よいぞ。この魔導義足の性能を確認したいのであろう? 武具工房仲間だ、遠慮はいらん。まあ、流石に真剣で打ち合うわけにはゆかぬが」


 ヨナスは魔物討伐部隊の武具を開発する武具工房長、魔物討伐部隊相談役という立場もある。

 二人の会話に、ヴォルフを含む周囲が納得していた。


「邪魔にならぬよう、あちらへ行くか。少々広く動き回って見せた方がよかろう」

「ありがとうございます、ベルニージ様」


 赤い剣をヴォルフに預けると、ヨナスも模造剣を持つ。

 二人、訓練場の奥、広く空いている方に歩み出した。


「ベルニージ様、失礼ながら、『神殿送り』にさせてくださいませ」


 己の隣、咳をするように口元を隠したヨナスに、自分しか聞こえぬ音でささやかれた。


 今、神殿にはマルチェラとその妻子がいる。

 そこに送られるというのは大変心惹かれる提案ではあるのだが――内容的に素直にうなずけぬ。

 鼻下のひげを整える仕草で、唇を隠して聞いてみた。


「魔導義足と長い休暇のおかげで、加減が下手になってのう……儂がお前を神殿に送って、その付き添いではどうだ?」


 魔導義足を試すよい機会である。

 それに、スカルファロット家武具工房仲間、あのグイードの護衛であるこの男。

 少々本気で『性能確認』をしても、互いに壊れはすまい。


「それはご命令でしょうか?」

「いいや、儂はお前のあるじではなく、ただの仕事仲間だ。打ち合った結果がどちらでも、儂はかまわん。ただ、手を抜くのも抜かれるのも面白くないだけだ」

「大変魅力的な提案ではございますが――」


 錆色の目、その赤が一段濃くなった。あと一押し、か。

 口元の髭を再度撫で、唇を隠して言う。


曾孫ひまごが生まれた喜びをちょっと発散させてくれ。でないと、訓練場で踊り出しかねぬのだ」


 応じる声はないが、彼の肩がわずかに震え、口角が上がった。

 それを確かめつつ、ベルニージは思いきり笑む。


「ヨナス、『グイード侯』の護衛であれば、今一段、目立て。その方が安泰になる」


 己の隣、魔力がゆらりと揺れた。

 魔物討伐部隊相談役、春には叙爵、何より次期スカルファロット侯爵の護衛騎士。

 魔付きだろうが母の身分が低かろうが、強さとは別の話。表舞台に出すには頃合いだ。

 ひげから手を離し、ベルニージは声を一段上げる。


「では、一戦願えるか、ヨナス? 一切の遺恨なし、騎士の剣に誓って遠慮はいらん」

「お受け致します」


 その口が、赤い笑いに裂けた。

コミカライズ『魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~』、本日発売のコミックガーデン様6月号は「兄弟と悪夢」、ヴォルフとグイード回です。こちらもどうぞよろしくお願いします。

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。

感想を書く場合はログインしてください。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全206部分)
  • 26155 user
  • 最終掲載日:2020/11/15 00:08
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載中で//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全141部分)
  • 23203 user
  • 最終掲載日:2021/04/22 21:00
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全139部分)
  • 23370 user
  • 最終掲載日:2021/04/29 18:15
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全405部分)
  • 24029 user
  • 最終掲載日:2021/05/01 18:01
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全51部分)
  • 24395 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 12:24
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R3/5/15(土)アース・スターノベルよりノベル4巻発売予定。R3/2/12 アース・スターコミックスよりコミックス3巻発売。ありがとうございます&どうぞよ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全152部分)
  • 28720 user
  • 最終掲載日:2021/04/29 22:00
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全216部分)
  • 22964 user
  • 最終掲載日:2021/02/23 06:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版22巻+EX巻、コミカライズ版11巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全689部分)
  • 22399 user
  • 最終掲載日:2021/04/09 12:00
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全171部分)
  • 27379 user
  • 最終掲載日:2021/04/23 12:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 31947 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
転生して田舎でスローライフをおくりたい

働き過ぎて気付けばトラックにひかれてしまう主人公、伊中雄二。 「あー、こんなに働くんじゃなかった。次はのんびり田舎で暮らすんだ……」そんな雄二の願いが通じたのか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全525部分)
  • 21540 user
  • 最終掲載日:2021/05/01 17:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 23716 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全341部分)
  • 23177 user
  • 最終掲載日:2020/10/04 07:00
【3章/終わり】ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」 「はい、分かりました」 「えっ」 公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後にした。 リーシェにとってこの婚//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全122部分)
  • 28617 user
  • 最終掲載日:2021/04/21 23:46
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 33802 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
神達に拾われた男(改訂版)

●2020年にTVアニメが放送されました。各サイトにて配信中です。 ●シリーズ累計250万部突破! ●書籍1~10巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中で//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全248部分)
  • 29675 user
  • 最終掲載日:2021/04/10 16:00
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全207部分)
  • 23870 user
  • 最終掲載日:2021/04/27 21:07
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻大好評発売中です。 ◇◆◇ビーズログコミックスからコミカライズ1巻大好評発売中です!! ※詳細へは下のリンクから飛べます。  //

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全239部分)
  • 22735 user
  • 最終掲載日:2021/04/28 16:23
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜

8歳で前世の記憶を思い出して、乙女ゲームの世界だと気づくプライド第一王女。でも転生したプライドは、攻略対象者の悲劇の元凶で心に消えない傷をがっつり作る極悪非道最//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全1123部分)
  • 21632 user
  • 最終掲載日:2021/05/01 21:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全588部分)
  • 28551 user
  • 最終掲載日:2021/02/12 00:00
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

☆★☆コミカライズ第2弾はじまります! B's-LOG COMIC Vol.91(2020年8月5日)より配信です☆★☆ エンダルジア王国は、「魔の森」のスタン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 28615 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 32730 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍十巻ドラマCD付特装版 2021/04/30 発売中!】  【書籍十巻 2021/04/3//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全698部分)
  • 23788 user
  • 最終掲載日:2021/05/01 07:27
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全236部分)
  • 24541 user
  • 最終掲載日:2021/04/26 00:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全514部分)
  • 28671 user
  • 最終掲載日:2021/04/20 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖オーバーラップノベルス様より書籍9巻まで発売中! 本編コミックは6巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は4巻まで発売中です!❖ 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全565部分)
  • 35169 user
  • 最終掲載日:2021/04/27 00:06
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全141部分)
  • 43303 user
  • 最終掲載日:2021/04/27 18:00
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全282部分)
  • 36002 user
  • 最終掲載日:2021/04/15 17:11