元東大特任准教授であり株式会社Ｄａｉｓｙの代表取締役の大澤昇平氏。彼は本当に、反日勢力に弾圧された悲劇の愛国者なのでしょうか。
彼が注目を浴びるようになった中国人不採用発言。それ以前の彼の事、どこまで知っていますか？
このブログでは、時系列で大澤昇平の伝説を紹介する事で、最終的に保守派を騙る様になったルーツを暴いていきます。
１人でも多くの方が大澤昇平の人間性に気付いてくれる事を願います。（長いので要点だけ見たい人は目次の⑧をご覧ください。おすすめは⑤）

R1.11.XX　大澤昇平、給料未払い事件を起こし学生から反発を受ける

R1.11.07　間違いだらけの「詐欺サイト見分け方」を説明し批判殺到

大澤昇平がAbemaTVで詐欺サイトの見分け方として「アドレスバーに鍵マークがついているサイトであれば90％ぐらい安全」とコメントした所。
「昨今の詐欺サイトはHTTPS化しカギが付いているのが普通。このような嘘を書く事は詐欺師への幇助になりかねない。」と批判殺到。

→さらに詳しく見たい方はこちらをクリック（東大特任准教授が「信頼できるサイトの見分け方」を説明するも間違いだらけで非難殺到　オレ的ゲーム速報＠JIN）←

R1.11.11　「金子勇は犯罪者」無罪判決の出た故人を犯罪者呼ばわりし批判殺到

大澤昇平が「Winny」開発で知られる故・金子勇氏を犯罪者と呼び、批判が殺到しました。
Winnyとは15年ほど前に流行ったファイル共有ソフトです。
映画や音楽などが違法にやりとりされ、開発者の金子勇氏が逮捕されましたが、高裁で無罪判決が出ており断じて犯罪者ではありません。

他にも「違法ダウンロード犯罪者が集団催眠にかかって俺にテロを仕掛けてるようにしか感じない」という発言もありました。
最終的には、ソース無しで「Winny開発には中国共産党が関与している」とまで発言する始末でした。

R1.11.20　「中国人は採用しない」と発言←大炎上

度重なる炎上騒ぎの末、この中国人不採用発言がとどめとなりました。
11月24日に大澤昇平さんの寄付講座に寄付をしていたマネックスグループ株式会社が「寄付は速やかに停止する方針です」と発表しました。
さらに11月25日、同じく寄付元の株式会社大広が「今後の本講座に対する寄付を中止する方針とさせて頂きます」と発表しました。
株式会社オークファンも同日、「寄付は速やかに停止する」と発表しました。

これを受け大澤昇平は11月25日、「炎上の原因となったツイートは株式会社Daisyの代表という立場からの発信であり、東京大学とは関係ない。当社としてどのような対応を取るのかについては関係者と協議の上発表します。不当な「数のテロリズム」に屈するつもりはありません」と声明を発表し、東京大学は関係ないとの姿勢を見せましたが、11月27日、株式会社Daisyと提携していたスイスのデータプラットフォームStreamrも「将来、もっとも強力なイノベーションとなる人工知能があからさまに差別する人によって開発されるのは恐ろしいことです」と、同社との提携を解消したと発表しました。

ちなみに11月24日、上念司氏が大澤昇平支持を表明しました。この頃、数多くの保守派が、それまでの大澤氏の悪行を知らずに支持を表明してしまいました。

→さらに詳しくみたい方はこちらをクリック（「同大特任准教授が中国人は採用しない」と発言して炎上→「下級国民のパヨクが湧いてるなー」　オレ的ゲーム速報＠JIN）←

R1.11.30　大澤昇平、在日朝鮮人に命乞いをし翌日、謝罪

次から次へと寄付や提携を停止された大澤昇平ですが、ある人物に泣きつき、助けを求めました。
ある人物とは、朝鮮学校出身の在日朝鮮人３世で、反レイシズム情報センター（ARIC）の代表である梁英聖(リャンヨンソン)氏です。今回の炎上騒動で大澤昇平を批判していた人です。
大澤昇平が梁英聖氏へ送ったDMのスクショを掲載します。(全4枚)。※梁英聖氏がnoteにて暴露したもの。

と、このような経緯で梁英聖氏と密会が実現しました。２人が実際に会った時に話した内容は以下の通り。

• noteで批判する梁英聖氏に「和解しよう」と提案。
• 和解を提案したのは、東大からの解雇を回避するため。
• 反差別研究を共同で行わないかと梁英聖氏に提案。
• 株式会社Daisyの社外取締役にならないかと梁英聖氏に提案。

ちなみに、梁英聖氏は大澤昇平が全く反省できていない事が分かったため、提案を断り、ツイートの削除だけを求めたとの事でした。東大新聞オンラインより
そして、密会前の電話直後に大澤昇平が梁英聖氏に送ったDMもご覧ください。

和解を持ちかけている相手に対して献本を求めるという、無礼で非常識なふるまいに、空いた口が塞がりません。
そもそも、梁英聖氏は朝鮮学校無償化を推進しており、反対意見には民族差別主義者のレッテルを貼る方であり、日本の保守思想とはかけ離れた人です。そのような人を軽々と取締役にしようと言う大澤昇平の人物像は想像に難くありません。そして、梁英聖氏に会った翌日、大澤氏はさっそく指示されたツイートを削除し、謝罪しました。

R1.12.12　謝罪した大澤昇平が寄付を募り、なぜか再び暴れ出す。※上念司氏が寄付を表明

梁英聖氏の指示通りにツイートを削除し謝罪までした大澤昇平が再び暴れ出し、東大を批判し始めました。
それまでは故・金子勇氏を冷遇した東大をアシストするかのように、金子勇氏を犯罪者呼ばわりしていたのに対し、初めて東大に敵意を剥き出しにしたツイートを投稿するようになりました。
※これまでは東大を批判したツイートは一度も投稿していませんでした。
おそらくこの時点で、東大解雇が確定してたのでしょう。案の定、翌日になっても出て行かない大澤昇平が強制的に東大を追い出されたようです。

自身の問題を、あたかも国の一大事のように扱い、あまつさえ天皇陛下や靖国まで持ち出す始末。
自分がクビになっただけで陛下や靖国を取り上げて国民を扇動しようとする大澤昇平こそおかしいのではないでしょうか。

R2.01.15　東大から正式に懲戒解雇

東大から正式に懲戒解雇となりました。保守界隈では、この処分について東大側に批判一色ですが、著者はこの処分を妥当だと考えています。東大の＜認定する事実＞に対する著者の見解を述べます。

１．国籍又は民族を理由とする差別的な投稿について
例えば、「中国には国防動員法という法律が存在するため、中国共産党に近いと思われる人間の雇用には警戒している」という発言であれば問題視されなかったと思いますが、大澤昇平は「中国人は採用しない」「中国人はパフォーマンスが低い」「無能を採用する方が業績悪化する」と発言しました。中国人にも有能な人間は居るし、中国共産党を賛美する日本人よりも中国共産党と完全に縁を切った中国人の方がよほど信頼できるはずです。中国人を一括りにした発言は明確に差別発言です。

２．本学大学院情報学環に設置されたアジア情報社会コースが反日勢力に支配されているかのような印象を与え、社会的評価を低下させる投稿
３．本学東洋文化研究所が特定の国の支配下にあるかのような印象を与え、社会的評価を低下させる投稿
この２つは、先ほどスクショを挙げましたが、大澤昇平は東大の事を「反日大学」だとか「東大が中国になります」と発言してました。IT各社が寄付を停止したのは自業自得であり、東大は何ら悪くないにも関わらず、大澤昇平はなぜか東大を批判しまくり始めたわけです。せめて内部でバトルする分には良いのですが、ツイートで投稿してしまうのは、もはやバイトテロとしか言いようがありません。

４．元本学特任教員を根拠なく誹謗・中傷する投稿
５．本学大学院情報学環に所属する教員の人格権を侵害する投稿
こちらも救いようがありません。下のツイートのように他の教員を攻撃するようなツイートをしてました。

保守派であれば、中国を驚異に思っているのは当然の感覚だと思います。
しかし、「中国を庇う東大は反日だ！」と盲目的に東大を批判するのでは無く、大澤昇平の発言の事実にも目を向け、是々非々の議論ができるようになる事を望みます。

さいごに…　（後編に続きます）※後編は5月17日までに公開します

大澤昇平伝説、長くなりすぎて前後編に別れる事になり、申し訳ありません。

保守界隈では、大澤昇平の事を「救国の英雄」「悲劇の愛国者」と誤解してる人がいますが、事実は違います。
彼は中国人不採用発言の問題を起こすまで、何年もの間、問題発言どころか政治的な発言が１つもありません。
留学に興味があったらしく、留学や外国人に関する発言はありましたが、右翼的な発言や政治に関する発言（熱烈に支持している日本第一党に関するものも）はどうしても見つかりませんでした。
そもそも政治や歴史に一切興味が無かったのでしょう。良くも悪くも、彼はよく居る青年実業家でした。

しかし、「詐欺サイトの見分け方発言」を発端に批判が殺到し、批判は彼だけでなく東大にも波及しました。
彼は東大を正当化する為に故・金子氏を犯罪者扱いしましたが、さらに多くの批判が殺到しました。
彼は冷静さを失ったのか、故・金子氏に中国共産党の関与があったと発言し、自身を正当化する為だけに中国を批判し、その後ご存知の「弊社Daisyでは中国人は採用しません」という発言に繋がりました。

発言は大炎上しました。寄付元の企業が次々と寄付の停止を発表し、自身の進退が危ぶまれ、在日朝鮮人に師事を仰ぎました。
問題のツイートを削除し謝罪ツイートまで投稿しましたが、恐らく、時すでに遅く、東大は彼を解雇する方向で動き始めてたのだと思います。
ここまで一度も東大を批判したツイートを投稿していなかった彼が豹変したかのように、東大を批判し始めました。
彼のロジックでは、故・金子氏は中国共産党と繋がっていたから東大に冷遇されたとの事でしたが、その後の彼の発言では東大は中国であり反日大学だそうです。めちゃくちゃです。

大澤昇平に一貫性はありません。自身を守るために嘘を重ね自爆していく愚か者です。発言内容によって、どのような影響が出るのかすら予測できないアホです。
しかし、そのようなアホでも気付いてしまいました。

中国などの特亜を馬鹿にしていれば、どんなに拙い理屈でも、どんなに批判されようとも、保守の仲間がやってきて援護してくれるんです。
文脈は関係ありません。特亜を見下すだけで良いんです。これだけで仲間と認識してくれる人達が居ます。この愚かな日本保守の言論空間を、大澤昇平は気付いてしまったんです。

この続きは、２週間以内に公開予定です。愚かな保守達を相手に暴走していく大澤昇平を紹介・解説致します。今回よりは短くなると思います。ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。

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