『伊藤詩織さんに訴えられたはすみとしこが「『CLAP BOX』というタイトルの本を手にもった女性と、『そうだ!デッチあげよう』との文言が描かれたイラスト」について「(イラストの)女性と伊藤さんを同定することは容易に可能」と主張されて、イラストが伊藤さんの名誉を傷つけたとして、慰謝料など550万円と投稿の削除、謝罪の掲出を求められているが、そのはすみとしこがTwitterで「風刺画はフィクション」「伊藤さんとは無関係」と主張している理由がわからない。』
文・kaieda-2021さん
このイラストなのですから、誰が見ても悪意で伊藤詩織さんを中傷していることは分かるのに、裁判になったらヌケヌケとフィクションで無関係と言うのですから厚かましいのにもほどがあります。
はすみとしこと言えば下のイラストで世に出ました。
難民にならなければならない人たちの戦火に追い込まれた苦しさなど欠片も理解せず、弱い立場の人たちを悪意でしか見ることができない、その人間性の酷薄さに唖然としましたが、日本にはこのイラストを支持して、無名のマンガ家志望者だったはすみとしこは忽ち有名人になりました。
強者の立場から弱者を誹謗する行為が持て囃される今の日本の状態は異常なのですが、それを異常と思わず国民的な合意だと考える人が増えて来ているのが現実です。