初代・電波ログテキストマイニング


記事の内容

前へ | 次へ

あさイチ「プレミアムトーク 林真理子」[字]…の番組内容解析まとめ
2021/04/30 14:27

出典:EPGの番組情報


あさイチ「プレミアムトーク 林真理子」[字]

モヤモヤを吹き飛ばせ!最先端を走り続ける作家の林真理子さん▽37年続くエッセイで世界記録に▽いじめやひきこもりをテーマに挑んだ最新小説▽常に現役!美のヒミツは?

詳細情報
番組内容
モヤモヤを吹き飛ばせ!ゲストは人気作家の林真理子さん▽37年も続くエッセイの連載回数が世界記録に認定!時代の流行を“予言”するアンテナの張り方って?▽7年前のいじめに裁判で闘う方法!?新境地に挑んだ話題の最新小説▽美と若さのヒミツは好奇心とコスプレ?▽華丸大吉とのトークもお楽しみに!▽「特選!エンタ」は映画特集▽「グリーンスタイル」はカーネーション【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
出演者
【ゲスト】林真理子,【講師】園芸研究家…杉井志織,【キャスター】博多華丸,博多大吉,鈴木奈穂子,【リポーター】小林孝司,駒村多恵


ジャンル :
情報/ワイドショー - 暮らし・住まい
情報/ワイドショー - 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 - 社会・時事
特性情報 - 中断ニュースあり


テキストマイニング結果
ワードクラウド
画像
キーワード出現数ベスト20
  1. 大吉
  2. 鈴木
  3. 華丸
  4. 杉井
  5. 駒村
  6. エッセー
  7. 本当
  8. 作品
  9. 小林
  10. 紹介
  11. 小説
  12. 人気
  13. VTR
  14. 自分
  15. カーネーション
  16. 女性
  17. 先生
  18. タイプ
  19. ピンク
  20. 今回
rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="10aef3c7.282d9f53.10aef3c8.0d9c887c";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_size="336x280";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="off";rakuten_auto_mode="on";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on";rakuten_ts="1536587053768";

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。

画像

画像

画像


生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

鈴木≫おはようございます。

大吉≫4月30日
金曜日の「あさイチ」です。

つながりましたね。

鈴木≫謎が解けましたね。
栗子さんだったんだ。

大吉≫あさこさん、見てる?
全部つながったね。

最後の日もいたのよ、お客さんで。

鈴木≫お花も優しい。
どのお花も優しくて

あれに支えられていたんだね
チヨちゃんがね。

華丸≫ずっとうちのことを
見ててくれたんですかっていうの

は、何ならわれわれのことも
言っていますよね。

「おちょやん」を見ていた人たち
全員に向けての

メッセージじゃないですか。
本当に感動させていただきました。

大吉≫金曜日は
「プレミアムトーク」

きょうのゲストの方なんですが
自画像を描いていただきました。

いったい、どなたでしょうか。

(VTR)
きょうのゲストは

きゃりーぱみゅぱみゅ?
ではなく

作家の林真理子さんです。

歌、衣装、ダンスも完全コピーで
全力疾走。

デビューから
まもなく40年になる林さん。

数々の受賞歴を誇る
文壇のトップでありながら

今もエッセーの連載や
小説の書き下ろしを

何本も抱える売れっ子作家。

中でも週刊誌のエッセーは
去年、掲載回数が

ギネス世界記録に認定。

37年間、書き続けて
現在なんと1696回。

読者がモヤモヤしている

時事ネタなどを独自の目線で
切り込み、人気です。

西郷≫チェストばい!

最近では「西郷どん!」が
大河ドラマの原作にもなり

重厚な歴史小説まで
幅広い作風で活躍しています。

「西郷どん」をはじめ
何度もタッグを組んだこの人は…。

そんな林さんが
今、気になっているのが

8050問題。

社会派テーマに挑んだ
エンターテインメント小説

気になります。

一方、先日、文学賞を受賞した
若手作家にも慕われているようで。

うん?先生
ちょっと悪影響与えていません?

仕事も遊びも
全力疾走の林真理子さん。

とどまることを知らない

原動力について探ります。

大吉≫改めまして、きょうの
ゲストは作家の林真理子さんです。

林≫よろしくお願いします。

急にきゃりーぱみゅぱみゅが
出てきてびっくりしたんです

けれども。

華丸≫他人事のように

ご覧になっていましたけど。
林≫このおばさん

本当にばかなことしているって。
大吉≫いえいえ。

林≫お断りしておきますけれども
隠し芸大会でやっていますので

内々の隠し芸大会なので
よろしくお願いします。

大吉≫本来なら全国の生放送で
やるようなものでは。

林≫NHKの生放送で
やるものではないです。

鈴木≫朝ドラも

見てい
らっしゃって「おちょやん」も。

林≫最初
見ていたんですけれども

途中ちょっとつらくなって
見なくなって

このところまた

栗子さんが捜し出してくれる
前ぐらいから見ています。

私も気になって何でいらしたのか
ずっと気になっていたので

きょう見てよかったです。
大吉≫客席に

いらっしゃったんですね。
林≫宮澤エマさんうまいですね

老け役。
びっくりしました。

鈴木≫きょう、このあと林さんに
いろいろ伺っていくんですが

きょうのメール、ファックスの
募集テーマは

最近起きたエッセーになりそうな
出来事を大募集したいと思います。

できるだけ、ご紹介できるように
コンパクトなエピソードを

お願いしたいと思います。
また林さんへの質問、メッセージ

もお待ちしています。

大吉≫林先生の後ろの花が
そういう花に見えてきましたね

誰かから送られてきた。

林≫誰か
皆さんもうお分かりですよね。

誰からかはね。

けさ見た方は
分かるかと思いますけれども

ちゃんと伏線がなっていて
すごいですね。

鈴木≫「おちょやん」の展開ね。
これから林さんに伺っていきたい

んですが
先ほどVTRに出ていた

加藤シゲアキさんが林さんにほか
にも聞きたいことがあるそうです。

(VTR)
加藤≫林真理子さん

おはようございます
加藤シゲアキです。

人気アイドルグループ
NEWSのメンバーで

今、作家としても話題の
加藤シゲアキさん。

5作目の長編小説
「オルタネート」は

吉川英治文学新人賞を受賞。

林さんが選考委員を務めた
直木賞にもノミネートされました。

林さんの執筆スタイルが
気になっているようで…。

加藤さん、アイドルと
作家の両立に悩んだとき

林さんの、あることばに
救われたそうです。

加藤≫やっぱり自分が
アイドルであることが

武器でもあるけど
コンプレックスでもある

っていうのは、最初のころ
特に強く思っていたときに

なんか、ニュアンスですけど…

…みたいな
そういったコンプレックスを

押しのけるようなことを
言ってくださったんですよね。

…ありのままでいいということを
僕はすごく

背中をたたいてもらって
その代わり…

…っていうものを僕は受け取った。

エッセーも書いている加藤さん。
林さんに聞いてみたいことが。

林≫そうですね。

鋭いご質問。

私ずいぶん上から目線で
ものを申し上げて

本当に申し訳なかったと思ってい
ます

けれども、加藤さんずっと

書き続けていらっしゃって

すばらしいと思いますよ
これだけ活躍なさって。

確かに困ります、テーマ。
ちょっとお酒飲んだり

ごはんを食べたりするネタを
しますと

お前出かけているのか
ということを言われますよね。

私の場合
ちょっと過去のことが多くなって

いるかなという反省があります。
大吉≫昔の思い出とか

そういうものを題材に。
林≫そうですね。

あと今、政府に対して
ワクチンはどうなっているんだ

とかむかむかして書いたりする

んですけれども、そういうことを

書いている方いらっしゃるしあま
り書くと文章が

とがってきちゃうのでそういうの
もやめておきたいなと。

そうすると書くネタがなくて
困りますけれども

私の場合はスポンジ体という

んですかね。
いろいろネタはきます。

タクシーに乗っていると
わりと身の上話をされたりとか

いろいろとおもしろいネタが
くるようになっているから

それはちょっと普通の方より
有利かなと思います。

大吉≫エピソードが生まれやすい
方っていらっしゃいますものね。

芸人さんでも、なんで
あなたの周りって、そんなに

おもしろいことがって。
林≫それはありますね。

私が書いていると向こうから
寄ってくるというのが

あるかもしれないですね。

華丸≫アンテナを張られていると
いうのもあるんじゃないですかね。

僕らが見過ごしているというか。
大吉≫気付いていないという説も

ありますね。
林≫普通の人がやらないんじゃ

ないかっていう失敗も
よくやりますよ。

ちょっとびっくりするようなこと
しょっちゅうやっていますね。

大吉≫加藤さんもおっしゃって
ましたけれどもお酒を飲みながら

小説は書けないけれども
エッセーは書けると。

林≫加藤さん
ほどほどだと思います。

ぐでんぐでんに酔っぱらって

書いて締め切りだと次の日の朝
読むと文章をなしていないことが

ありますので2、3杯はいい
けれどもそれ以上はだめですね。

大吉≫適量を守って。
鈴木≫バーでも書いていたことが

あると
聞いたことがあるんですけれども。

林≫昔ファックスとかそういう
ものがないときに取りに来るから

と言うから
ここで

書くしかないなとカウンターで
書いていたことが

ありますけれども

1回や2回しかないんです

けれども伝わるんですよね人に
ちょっといやらしいですよね

文豪じゃないのにバーの

カウンターで書いて渡したと
そのエピソードが独り歩きして。

鈴木≫そんな林さんの
エッセーのすごさを

まとめてみました。まず
世界記録に認定ということで

週刊誌のエッセーが
去年同一雑誌における

エッセーの最多掲載回数で
ギネス世界記録になりました。

1983年から書き続けていて
1655回で認定されて

ちなみに今週で1696回に
なっています。

大吉≫更新中なんですね
この記録は。

林≫もう1つ

女性誌に書いているのも

1000回を軽く超えちゃい
ましたから長いですね。

鈴木≫読んでいますか華大さん。

大吉≫僕はこれとか
「ルンルンを買っておうちに帰ろ

う」
とか。

林≫40年前ぐらいに書いたもの
ありがとうございます。

大吉≫林さんの文章は
読んでいるので。

林≫ありがとうございます。
光栄です。

大吉≫長いですね
続かないですね、普通の方は。

林≫エッセーだと
続かないと思いますね。

鈴木≫エッセーが本当に
日常のささいなこと

時事ネタなども書かれていて

最近の「私はオバさん」という
エッセーでは

お芝居を見に行ったときに声を

かけられた出来事もこんなふうに
書いています。一部抜粋しました。

「あの、おネエさん、
ニットのタグが全部出てますよ」

ふり向くと若い女の子である。
私はとても感動した。

後ろからでもオバさんというのが
わかるはず。

「オバさん」はいけないに
決まっている。

しかし「奥さん」でもないし、
「お母さん」でもない。

彼女が下した結論が
「おネエさん」だったのである。

「ああ、ありがとう……」

林≫これはトイレで並んでいた
ときに言われたんですけれども

私だらしないのでそういうことを
しょっちゅうしているんです

けれども
お姉さんと言うことばに

感動したんです。
これは女性べっ視について書いて

今、おばさんということばは、今
禁句になっているんですけれども

世の中全体がそういう
世の中になっているときに

彼女なりに一生懸命
考えてくれたんだと思ったら

本当にありがとうって
うれしかったんですけれども

ささいなことですけれども
こういうことを絶えず

日常から拾って
書いていくわけですかね。

大吉≫ただ、このエピソードが
生まれたきっかけも

林先生のニットからタグが

出ていたというね、自分から
エピソードを引き寄せる。

華丸≫まき餌ですよね。

林≫本当にまき餌ですよね。
ここでは口にできないような

恥ずかしいことを
いっぱいしています。

鈴木≫寄ってくるとは
言っていましたけれども

昔から人間観察とか
そういうのが

お好きだったんですか。
林≫テレビが好きですから

テレビを見ていて、この方
こうじゃないかなというのは

映画やテレビを見て

これ何だ?と思うことはあります。

これ何だ?って失礼だけれども

すごい人出てきたなとか
おもしろい人出てきたなとか

それは書かせていただきます。

悪口にならないようにして

やわらかく包んだ
つもりなんですけれども

毒舌とか書かれると
ちょっと私は胸が痛むんですよ。

そんなつもりじゃないんですよ。
ただおもしろいから

書いているんですけれども

そういうふうに取られたら
私は反省します。

大吉≫これだけ長く続けると

途中で、もういいかな

という時期とか
ネタがないなとか。

林≫それはしょっちゅう
ありますよ。

書けないときどうするんですかと

言われますけれども、それでも
書くのがプロですから。

毎回おもしろくなくてもいいと
思っているんですよ私は。

書けない、そういうときは
ごめんなさいとして

毎回、二塁打なんて無理ですから
ごめん、ごめんなさいみたいな

そういうときはあります。

大吉≫そういうエッセーもある
んですね。

きょうはあんまり
ないんだけどみたいな。

林≫きょうはおもしろくないなと
いうのはあります。

われながら、来週おもしろくする
からごめんなさいって感じです。

華丸≫文章に具体的には
書かないけれども

ちゃんとつなぐ野球というか。

林≫ごめん、ごめん
ごめんなさい。

華丸≫ごめんなさいとは
書かないでしょう?

林≫ごめんなさいとは
書かないけれども…

これも書いた気もするけれども
ごめん、という感じですかね。

大吉≫それでちゃんと次の回で
ホームランを打っているから

これだけ続いている。

林≫私、金メダル
取ったことないですし

細々つないでいますから

ボルトということは
ないですけれども。

鈴木≫文学界のボルトと
呼ばれていて。

林≫誰にも呼ばれてないですよ。
きょう私も初めて知りました。

鈴木≫こう呼ばれている理由が

もう1つがあって
林さんのスケジュールが。

大吉≫お忙しいだろうなとは
思っていましたけれども

すごいですね。
月曜日から日曜日まで。

鈴木≫月刊誌の連載も2本あって
週刊誌の連載が3本

それから新作の書き下ろし。

華丸≫それをやりつつ?

大吉≫1週間。

林≫コロナ前ですから

これに、いつも会食が入ったり

月に1回か2回ですけれども
講演会なんかも入ったりしていた

んですけれども。
大吉≫コロナ前は。

林≫すごく楽になっています。
すごく緩くなっています。

鈴木≫結構エステとかもたくさん
行っていらっしゃいますね。

林≫私は美容マニアなので
結構、行っています。

と言うとこんなもんかと
言われそうですけれども。

大吉≫観劇も多いですね。

林≫お芝居大好きで。

今、コロナ禍で観客が半分に

なったりしていますけれども
極力行くようにしていますね。

大吉≫この連載は

いつ書かれているんですか?
林≫木曜日と金曜日に

集中していますので

大体、昼間ですかね。

昼間書いたり
夕方に書いていますかね。

大吉≫例えば空き時間というか

月曜日の対談のあとの収録までの
間とか。

林≫収録というのは
テレビではなくて

YouTubeの収録ですね。
大吉≫YouTubeも

やっているんですか。
林≫私もやっていますけれども

これは、あるカルチャーの学校の
リモート授業でやっています。

大吉≫その合間にそれが終わって
観劇の前にやっていると。

鈴木≫夜中とか明け方まで
書くとかではないんですね。

林≫ないです、ないです。
年だからそういうこと

一切やらないですね。
華丸≫朝ドラも

ご覧になっていますものね。
林≫朝ドラ大好きです。

大吉≫このスケジュールで
これだけの原稿をちゃんと

書き続けられるというのもね。

1か月2か月なら僕は頑張れば
できるかなと思いますけれども

これを何十年も。
華丸≫ボルトはそんなに

働いていないでしょう。
大吉≫それはボルトに失礼だ。

林≫私の中ではことしは非常に
緩いスケジュールで

昨年はこれに週刊誌の連載小説と
月刊誌が重なっていたので

たぶんコロナの引きこもりが
なかったら書けなかったかも

しれないですね。

ふだんのスケジュールだったら
あの量はこなせなかったかも

しれないです。

私も、もう年だからね

このくらいにしようとか
この辺にしようとか

いつも思っているんですけれども
でもお仕事をいただくと

うれしくてやってしまって。
大吉≫ついついやりすぎてしまう

と。

鈴木≫これだけ連載を抱えて

さらにこれだけ充実した生活を
送れる、その理由の1つに

なっているかもしれないのが
この文学界のボルトということで

どういうことかというと執筆が
とにかく速いということなんです。

その執筆の様子を特別に
見せていただきました。

(VTR)
都内のホテルで執筆する林さん。

これが、いわゆる缶詰め
と思いきや

今回はみずからの希望で
宿泊されたんだそうです。

実は、林さん
数多くの連載を抱えながらも

パソコンは使わず
今も手書きなんです。

林≫こういうふうに書いて
どんどん速く。

確かに速いですよね。

この速さが
文学界のウサイン・ボルトと

呼ばれるゆえん。

ちなみに
こちらの1回分のエッセーなら

45分くらいで
仕上げてしまうんだそうです。

文学界のボルトに欠かせないのが
マッサージ用のハンドクリーム。

林≫手、使いますから。

親指の下をずっと強く押しながら
疲れを取るっていうのかな、手の。

人にやってもらうと
もっと気持ちいいけど。

大吉≫貴重な執筆でしたけれども

ああやって書かれるんですね。
流れるように。

林≫すごく字が汚い。

皆さん早くやめてくれとか
早くパソコンにしろと

思ってるでしょうけれども。
大吉≫でも、きょうは生原稿を

お持ちいただいたんですけど
林先生のさらさらと書いたやつの

横に
青で書いたのが編集者の方が

原稿に印刷しやすいように
翻訳してるじゃないですけれど。

林≫こんなの初めて見ましたよ。
<笑い声>

ちょっと傷ついてしまった。
読めないから、ここに。

大吉≫印刷のときはこうだよ
ということですね。

林≫こんなこと、皆さん
ご苦労されてすいません。

初めて知りました。

翻訳があったとは。やだやだ。

鈴木≫林先生の字は読めると
編集者の方が言っていると

言っていたし。
鈴木≫書き損じというか

例えば構成を大きくひっくり返す
とかあまりないですよね。

林≫書き損じはないです。

よくパソコンやっている人が
間違えたらどうするの?

と聞かれるんですけど別に
引くだけでいいじゃんと。

私はこっちのほうが早いと
思うんだけど、人には迷惑をかけ

ているけどしょうがないですよね。
大吉≫大体パソコンでやるときは

この部分をちょっと後ろに
持っていこうとか

前に持っていこうとか
切り貼りしていこうとか。

林≫それはないですね。

中に原稿へ入るとか

それを足すだけですから
ノープロブレムです。

また手書きで書いている方

多いと思いますよ。
直木賞の選考委員を

やっているクラスの方

浅田次郎さん北方謙三さんとか

こちらは皆さん、手書きですね。

恋愛小説を書いて

山田詠美さんとか
江國香織さんも手書きですよ。

鈴木≫さっきのロケのときに

同行したディレクターが言うには

あのロケの合間にも
45分ぐらいで

ぱーっと1本書かれたそうですね。
林≫書きましたね。

あのときはすごいはかどって
缶詰めがいいな

と思ったんですけど

50枚つづりを持っていったん

ですけど、あっという間に
終わってしまって

どうしようとそのとき
禁断状態で原稿用紙がない

夜の10時だと思って
青山に走ったら

ありましたよ、コンビニに。

原稿用紙が売っていたんです。
うれしくて、そのまま書いて。

人生ちゃんと探せば
原稿用紙あるんだなと思って。

大吉≫エッセーを書かれるときに
構成とかやっぱり

全体のやつは頭に入って
書かれるんですか?

それとも考えながら

書かれるんですか?
林≫大体、考えながら

書きますけれども分量は大体
間違いなくできますね。

40年近くやってますから
このぐらいしか能がないですから

私たち職人と同じですから

やっぱり注文の期日でこれだけの
量のものというと

40年やっていますから

大体このぐらいでこうやってこう
やれば

できると思います。
大吉≫先生の前で

おこがましいですけど

私も隔週で
連載をやっているんです

1300字
4時間ぐらいかかるんですよ。

そんなに遅いとも思わないので
鈴木さんは書きますか?

鈴木≫書きますけど

800字ぐらいですけど何日か
寝かせようとか

ありますね。

林≫800字いちばん難しい
分量だと思います。

私もイレギュラーで400とか
800を頼まれますと

ものすごい悩んじゃって
新規のとこに出すと字が読めない

とクレームがつくので
すごく嫌ですね。

400、800文字の
ちょっとしたエッセーは

お引き受けできないですね。
大吉≫そう言われると

今後楽になりますね。
鈴木≫林さんがふだんどのように

アンテナを張っているのかという
ところでこの方に伺っています。

(VTR)

脚本家の中園ミホさん。
林さんとは、25年来の親友。

「anego」
「下流の宴」、「西郷どん」と

数多くの作品で
タッグを組んできました。

中園≫そういう高尚なご趣味も
あるけれど、そうじゃなくて…

林さんの今のイチおし
中園さんが教えてくれました。

中園≫それ
言っちゃっていいのかな?

同じ甲府の
竜電関を応援してらして。

こちらが、その竜電。

前頭十四枚目で、相撲界きっての
イケメンと言われています。

その竜電
最近、注目されているのが

この腰振り。

リズミカルに揺らす
独特なルーティンが人気なんです。

実況≫1つあたりました豊山
突っ張っていきます。

攻防があります。

下手出し投げ。
竜電、3日連続の投げ技、3連勝。

この日の升席にご注目。

林さんです。
竜電のタオルを持って応援。

竜電が話題になる以前
2年も前から通って

注目してきたんです。

林≫中園さんもちゃんとお隣に。
もともと中園さんのが

早いんですよ。

同じ整体に通っていて

すごくイケメンの感じいいお相撲
さんがいるわというのは

彼女から聞いていたんですね。

だから彼女のほうが
親しかったんですけど

何となく紹介していただいて。

大吉≫そこからお相撲に
はまられたんですね。

林≫その前から、もうちょっと
見ていましたけど最近は

必ず行くようにしていますね。

必ずというかチケットが
うまくきたらですけれども

手に入ったらですけど。

大吉≫今は逆にゆったりと
見られていいですね。

林≫そうなんですよ。4人は
つらかったけど今は2人なので。

大吉≫これはいいことですよね。
華丸≫逆に戻れないですよね。

林≫もう戻れない、私の体型だと
4人は絶対に無理、無理。

鈴木≫ぎゅうぎゅうな感じも
いいですけどね

あそこで焼き鳥を食べて。

林≫急いで食べないと
隙間ができないからね。

大吉≫改めて竜電関の魅力は?

林≫ものすごく一生懸命やって
いる。

先場所ちょっと

調子よくなかったんですけど

「相撲道」というのを

見に行ったんですよ。

竜電は稽古は好きな

相撲取りはいないと何度も証言

していて、本当に真面目で、青年
だなと本当に応援しています。

あとは明瀬山関
私たちの中で人気なんですけど

お相撲さんでこんなに体の
たるんでいる人がいるんだという

くらいたるんでいるんです。

親しみが湧いて

私たち最近何かあると
実は明瀬山なんとかと七五調で

言うのがはやっているんです。
強いんです。

なんであんな体型でこんなに
強いのか分からないぐらい

お相撲さんの体って張っていて
美しいんですよ、皮膚が。

でもあの人ぶよん。

鈴木≫林さんが注目した実は次々

にブレークするという伝説があり
ます。

過去にエッセーで書いた人が

次々に
ブレークしていまして

まずは叶姉妹、まだテレビに
出ていない読者モデルのころから

注目をしていらっしゃって。
大吉≫叶姉妹は

読者モデルだったんですね。

林≫セレブの2人というのを

雑誌で出てきてエッセーで

この人たちは何をしている人なん

だろうと書いていたんですね。
それがきっかけじゃないと

思いますけど
そのあとテレビに

いろいろ出ていらして
やっぱり私の目は

すごいなと思って。
大吉≫林さんが書かれたから

注目されてテレビに出てきたじゃ
ないですか。

僕らテレビで叶姉妹を知りました。

林≫私は女性誌のころからすごい
注目していました。

鈴木≫もうひと方
朝ドラヒロイン的中

誰のことかといいますと
上白石萌音さん。

今年度後期の朝ドラ
「カムカムエヴリバディ」の

ヒロインの1人に決まっています。
林さんは実は7年前から

それを予言していました。
その証拠が2014年10月の

このエッセーです。

「舞妓はレディ」の
主役をやっていたのが

上白石萌音さんですね。

林≫この子ほど
朝ドラにぴったりというものは

ないと思っていました。
大河ドラマにも出ていたりして。

私は

朝ドラのヒロインは遅かったなと。

もっと早くてもいいんじゃない
ですかという感じで。

大吉≫7年前ですね。
林≫7年前。

押しもおされぬ
人気女優さんですからね。

華丸≫上白石さんも
きょうだいですからね。

姉妹に強いんじゃないかと。
林≫萌歌ちゃんもかわいいよね。

大吉≫次のブレークとか

注目されている人とか?

林≫私NiziUも

前から見ていたんだけど

表に出る期間が

早くなってしまって

ちょっと私が偉そうなことを

言っても次の週には出ていたり
するから、あまりもう言えなく

なっちゃいましたね。
華丸≫サイクルが早い。

林≫さすがの…。

鈴木≫ブレークしそうだなと
引っ掛かるものは何ですか。

林≫ドラマとか雑誌に

出ているときに違和感があって

その人だけがなじんでいない感じ
があってこの人おもしろいなと。

江口のりこさんとか

「校閲ガール」のときに

めちゃくちゃいいじゃんと
思っていました。

今、大ブレークじゃないですか。
華丸≫石原さとみしか

見ていなかったです。

林≫さとみちゃん
かわいいですよね。

かわいいですけど。
やっぱり

ちょっと周りの人たちに
目がいくと

周りの脇の方がぱーっと出て

きたりして、おもしろいですね。

華丸≫いい意味で

浮いていたほうが目につくと。

林≫違和感がある。

なまじきれいでかわいくて

画面に出ていてもかわいい
というのは印象に残らないんです。

強い個性を放っている人が

私の頭の中に残っていると売れて
くるとうれしいなと。

大吉≫林さんのエッセーに
名前が出てきたら

うれしいでしょうね。

おういった面でも今。

鈴木≫見つけてもらったんだなと
いう感じでね。

なんか時代を予言する

といいますか
林さん、それぞれの時代の

いろんなところを切り取って

これまでに作品も書かれてきて
いて映像化されている作品も

たくさんあります。

(VTR)
1996年に出版された

「不機嫌な果実」は
女性の社会進出が

徐々に進んだ時代。

主人公の女性は30代の主婦。

夫婦生活に不満を募らせ
年下の男性との恋愛に走る姿など

自立した女性の生き方を
描きました。

2009年、格差社会をテーマに
書かれた「下流の宴」。

由美子≫要するに

下流の人々ってこと。

可奈≫か、下流…。

自分の家庭は
中流階級と思っていた主人公。

翔≫別に大学
行きたいとも思わないし。

それだったら

まだ働いているほうが

いいかなと思って。

息子が高校中退し、フリーターの
彼女と結婚すると聞き

下流へ転落していく
恐怖に駆られます。

宮城≫だって翔ちゃん
自分、一生アルバイトのままで

いいって言っているから。

可奈≫一生アルバイトで
いいなんていう人間が

この世の中にいるわけないでしょ。

そして今回、挑んだのは
8050問題。

80代の親が
50代の引きこもりの子を養う

社会問題を背景に
家族の葛藤を描きました。

鈴木≫今回の小説

8050問題なんですけれども

80代の親が50代の
子どもの生活を支えるという

現象で、背景にあるのが
子どもの引きこもり。

引きこもりが長引くことで

子どもも親も高齢化して
生活が立ち行かなくなることが

今懸念されて

これが社会問題に
ということなんですね。

これを作品に

取り入れようと思った理由は
何なんですか。

林≫何年か前に農林水産次官が
お子さんを

殺したという痛ましい事件が

あって、親が子どもを
手にかけるというのは

どんなにつらいことなんだろうと
思って

編集者と話していたら
次の小説のテーマは

これにしましょうって
言われまして

非常に重たく暗いテーマだった。
私に書けるかなと

本当に悩んだところですね。
だから年代を若くしてみました。

50代と20代の親子にして
みました。

鈴木≫ここであらすじを簡単に
ご紹介しようと思います。

小説

の中では8050世代よりも上、
若い家族が主人公になって。

大吉≫まもなく8050に
なるという世代ですね。

鈴木≫それでストーリーが
進んでいきます。

歯科医の正樹、専業主婦の節子
中高一貫校に進学したんですが

中学2年のときから7年間
引きこもっている長男の翔太が

一緒に暮らしています。
1人暮らしの長女由依は

彼との結婚を考えているんですが
引きこもりの弟のことを

彼に言えないと家族に訴えます。

そんな中で翔太は徐々に
家族に暴力を

振るうようになります。
父・正樹は、翔太と向き合う中で

引きこもりの原因が、7年前の
いじめにあったことを知り

正樹は学校や加害者と
裁判で戦うことを

決意するという
そういうストーリーなんですよね。

改めてですけれども
8050世代より若い世代で

設定した理由は、何ですか。

林≫ちょっと、このあと
希望を持たせる小説にするには

どうしても若くしなくちゃ
だめだったんです。

8050だと
ちょっと遅い感があったので

そうならないために

戦う物語にしなくちゃ
いけないと思いました。

鈴木≫私も読ませていただいて
本当に一気に

読んでしまったんですけれど。
林≫ありがとうございます。

鈴木≫引きこもりの人が皆

暴力を振るうわけではありません

が自分も子どもがいるので
子育て、不安になってしまって

正解がないし頑張っても
親子の関係って、いびつになって

しまうのかしらという
不安になったんですけれども

その中で印象に残ったせりふと
いうか、文章があります。

小説の中で、母の節子と
友達との会話です。

この文章を読んでハッとした
ところもあって

でもなかなかこんなふうに
割り切れないですよね。

林≫だっていろいろ
問題あるお子さんだって

そう思って育ててきたわけでは
ないし

みんな親は愛情を持って
一生懸命その子のために

しているんですよ。

それが悪いと言われると
母親、特に母親はつらいですよね。

親が悪いからって
すぐ決めつけるのは

救いがないことばだなと私は
いつも思ってますけど。

鈴木≫そういう意味も込めてと
いうかこの文章が。

林≫そういうふうにね

割り切って

どこかまたそこから
スタートしなければいけないん

じゃないかなと私は思っている
んですけれどもね。

鈴木≫お二人も読みましたよね。

大吉≫今回、裁判で戦う。

なかなか裁判のシーンとかが
弁護士の先生とかに。

林≫そうなんです。

弁護士の少年問題を多くやって
らっしゃる先生のところに行って

7年前のいじめを

どうしても復しゅうしたい

それがないと救われないという、
このために裁判を起こしたい

7年前の裁判、勝てますか?
と言った。

そうしたらできるって。
できますかといったら

勝てるかどうか
分からないけれども、できると。

裁判を起こせると。
それで一気に目の前が

明るく広がったみたいで。
じゃあこの小説

書けるなと思いましたね。
鈴木≫そこであまり法廷ものとか

林さんが書くイメージは
なかったんですけれども

今のでいけるなと思ったところで

この小説がいろいろ動きだしたと。
林≫つらかったですね。

地方裁判所に何度か行き

弁護士の先生のところに行って

法廷でどういうこと言うかと

言ってもらうんですけれども

頭の許容量を超えちゃって。

もうなんか
頭をあまり使いすぎると目の前が

白くなるという感じに
なるんですね。

もう分かんないって言ったら

弁護士の先生が、次から
分かる編集者

連れてきてくださいって。
大吉≫私がまず編集者に

教えるからそこからだと。
林≫一緒に行ってもらって

若い人だとテープにとって
あと起こしてくれたりして

毎回毎回頭に入れられなかった
んですけど

なんとか
こなしました。

こなしましたというのは
変な言い方ですけれど。

裁判シーンを書いてくれ
と弁護士の先生に

言ってももちろん誰も
書いてくれないです。

一応自分で書くと
赤を入れていただけるので。

そこまでもっていかなければ

いけないです。

大吉≫赤というのは訂正とか
修正ですね。

林≫そうですね、とにかく
書かなければいけないんです

法廷シーンを。

大変。

大吉≫まあまあ
でも書き終えましたからね。

今となってはいい思い出で。

華丸≫みごとな完成度で。

鈴木≫チャレンジだったと。

林≫どういうふうに
読んでくださるかとかね。

大吉≫あらゆるところに
気を張るといいますか

鈴木さんが紹介したせりふという
かあの文もそうですけれども

見ている人の立場とか
どこかに救いがあるような。

林≫救いがなければね。
最後に

救いに持って行こうとしていたん
ですけどなかなか非常に難しい

ですけど
本当にいじめ問題は根が深くて

今もいろんな事件がありますけど

子どものために親が戦うというの
はあまり聞いたことないです、

裁判で。
これは書けるかなと思いましたね。

大吉≫ちなみに
今回の作品を書こうと

テーマは編集の方が?
林≫編集者と話し合いまして

もちろん自分からこれを
書きたいいうこともありますが

編集者のほうから
言われることがあります。

これはそっちのほうかな。
私には荷が重いなと

思ったんですけれど
編集者の人って

長年仕事をしてるから
結構、林さんにこれは向いている

んじゃないかとか
ちょっと書いてもらいたいとか

そんな気持ちを持つので
それに応えるようなことも

ありましたね。
華丸≫ご主人は

本を読まれるんですか?
林≫全く読まないですね。

華丸≫男から見たら

男親の心を折りながら

読んだんですけれどもね。

大吉≫この作品ですね。

華丸≫男性目線で見るのと
なかなかですよね。

なんか…本当に
答えが見つからないまま

終わっちゃったんですけど。
林≫そうですか、そうですよね。

男性の方にも
読んでいただきたいなと思います。

やっぱりお父さんが子どものため

に戦う姿を見せるというのは
非常に重要なことだと

思っています。

華丸≫ご主人がどう言ったのかな
と思ったんです。

華丸≫私のエッセーも
読んだことないからいいですよ。

心おきなく
悪口も書けるしいいですよ。

華丸≫私が取材しておけば
いいですね。

鈴木≫ご主人もなかなか
個性のある方ですね。

エッセーを読んでいてね。

林≫これは見ているかもしれない
ので、あまり言えませんけど。

大吉≫慎重にいきましょう。

鈴木≫本当に重いテーマでは
あるんですけれど

林先生が書くことによって

エンターテインメント性が
強くなるというか

読んでもらう意識も。

林≫もちろんです。途中で

サスペンス性も持たせてテンポ
よくしていると思いますので

これは自信がありますね。
飽きさせなかったと

みんな法廷シーンも
すごくおもしろく読めたと

言ってくれるので
ここは苦労しましたね。

鈴木≫改めて8050問題と

向き合って林さん

どういう問題だと
受け止めましたか。

林≫ものすごく根が深くて

皆さんが考えなければならない
大きな大きな社会問題だと思い

ます。
私たちが生きていくうえで

大変な問題になっていくと
思います。

鈴木≫メッセージもたくさん
届いています。

ではニュースをお伝えします。

先月の有効求人倍率は
1.10倍と、

前の月を僅かに上回りました。
企業からの新規求人は前の年の

同じ月と比べて15か月連続で
減少しています。

厚生労働省によりますと先月の
有効求人倍率は1.10倍となり

前の月を0.01ポイント
上回りました。

企業からの新規求人は前の年の

同じ月と比べて0.7%減って

15か月連続で前の年の
同じ月より減少しました。

また、昨年度の有効求人倍率に
ついても公表され

平均で1.10倍と
前の年度より0.45ポイント

下がりました。

これはオイルショックの影響を
受けて前の年度から

0.76ポイント低下した
1974年度に次いで

過去2番目に大きい下がり幅です。

厚生労働省は

3度目の緊急事態宣言の影響が

懸念されるなど求人の減少傾向は
続くと見られるとしています。

総務省によりますと先月の全国の
完全失業率は2.6%で

前の月と比べて0.3ポイント
改善しました。

では次です。

中国で海上の安全を監督する
海事局に

外国籍の船を領海から退去させる
権限などを認める法律が

成立しました。

中国の全人代・全国人民代表大会

の常務委員会で

きのう、海上の安全を監督する
海事局の権限などを定めた

海上交通安全法の改正案が可決・
成立しました。

この中で海事局について

中国の領海で外国籍の船舶が

安全を脅かす可能性がある場合、
退去させることができるとして

いるほか
海上交通の安全や行政規則に

違反した船舶を追跡する権限を
認めるなどとしています。

また国連海洋法条約で
各国の船舶は

沿岸国の安全を害さなければ領海
を通過できる

無害通航権が認められていますが
今回、改正された法律では

中国当局が無害通航に該当しない
と判断した場合、

外国籍の船舶の領海内の通過を
止めることができるとしています。

中国ではことし2月、
海警局に武器の使用を認める

海警法が施行され
今回の法律改正が

沖縄県の尖閣諸島周辺や南シナ海
における中国の活動強化に

つながるおそれもあり

周辺国との緊張のさらなる高まり
も懸念されます。

では全国の天気、雲の様子です。

北海道には低気圧に伴う雨雲が
広がっています。

日本海には雷雲が発生しています。

きょうの天気です。

北海道は雨で午前中は太平洋側で
激しく降る所があるでしょう。

東北から九州にかけては晴れ間の
広がる所が多いですが、

変わりやすい天気です。
ところどころでにわか雨や雷雨が

あるでしょう。

大吉≫けさの「あさイチ」
ゲストは林真理子さんです。

鈴木≫メッセージを
たくさんいただいています。

大阪府40代の方です。

ゲスト林真理子さんきたー。

「おちょやん」で泣き疲れて

チャンネルを変えようかと思った
んですがやめました。林さんの

飾らないエッセーがすごく好き。
林≫ありがとうございます。

鈴木≫岡山県60代の方です。

バブリーな時代の幕開けのころ

林さんを知りこの40年

女子大生、主婦
いつも林さんの

見解が傍らにありました。

きょうはエッセーになりそうな
出来事を募集しました。

広島県50代の方
ショッピングモールのトイレの

個室から出たところで
男性とすれ違い。

何よこの人、女子トイレに入る

なんてと思い、にらみつけて
トイレから出て振り向くと私が

男子トイレに入っていました。
すれ違った男性も驚いていたこと

でしょう。冷や汗でした。
これはエッセーになりますか?

林≫ついこの間書いたばかりです
けれども、最近

ジェンダーフリーで

赤やブルーと言っていたのが
なくなって

単に黒になったんです。
大吉≫よく見ないと

分からないですよね。
林≫スカートをはいているのか

はいていないのかも

老眼だと分からないのか

何度も行きかけました
男性トイレに

あれ、もうちょっと
なんとかしてほしい。

そんなことぐらい大丈夫です。
鈴木≫私もありますよ。

この間、間違えて
入っちゃったことが。

分かりづらいもしれない。
そういう、あるあるかもしれない。

埼玉県30代の方
最近おじさんの同僚が

マスクを外して
ごはんを食べていたとき

顔を見たら両方の鼻の穴から

鼻毛が小さいほうきなみに出て
いて

思わず、おお、と声を
出してしまいました。

林≫分かります。最近、秘書が
代わったんですね30年いる。

そのあとに若い秘書がきたんです
けれどもずっとマスクをしていた

ので彼女の顔を
見たことがなかったの。

この間お昼を食べて1か月たって

やっと彼女の顔を見ましたよ。
そのぐらい今みんな

顔が分からなくなっている。
マスクの下の内部で

何が行われているのか。
ずっとマスクで

やり取りしているので
マスクを外したのを

見たことがなかったので。
大吉≫外しなさいよって

言うわけにもいかないから。
林≫昔、面接のときに

してなかったかも
しれないですけれども

覚えていないんですけれども
半年くらい前に。

覚えていないんですよ、その顔を。
大吉≫想像どおりでしたか?

林≫想像どおり
きれいな子だなと思いました。

鈴木≫そういうことが
林さんのエッセーとして

書かれるんですね。
林≫本当にね。

鈴木≫ここからは執筆以外でも

活躍されている林さんの姿を
ご紹介しましょう。

番組冒頭でも出た映像を
もう一度出しちゃいます。

(VTR)

こちらは、きゃりーぱみゅぱみゅ。
衣装は特注で

歌も自分の声なんですよ。

♪「PPAP」
さらに、こちらはピコ太郎。

♪「I have a pen」

♪「I have
  an apple」

♪「Pen-pineapple
  -Apple-pen!」

鈴木≫すごい完成度ですよね。

林≫私が幹事長をやっています

文化人の団体の

エンジン01っていうのが
あるんですけれども

地方で年に1回
オープンカレッジといって

100コマぐらいのシンポジウム
をやるんですけれども

その最後の日に秋元康さんが
演出してくださって

文化人の何人かがカラオケ大会を
やろうよみたいな

隠し芸大会をやろうよみたいに
これをやって

そこに来たお客さんが見て
楽しんでいただくというものなん

ですね。
大吉≫その場の余興感覚で。

くれぐれもNHKの全国放送で
流すつもりはないと。

林≫全くありません。

大吉≫いろいろなピコ太郎を
見てきましたけれども

あんなにペンが刺さらない
ピコ太郎も。

林≫私、若いころ遠藤周作先生の

おやりになっていた
きざというミュージカル劇団に

入っていたんですね。

そのときにおっしゃっていたのが
お前たち素人は受けを

狙おうと思って
ふざけるのがいちばんよくない

下手なりに一生懸命やると笑いが

くるから一生懸命やることだと
言われてこういうことに関しては

命がけで練習します。
鈴木≫こういう活動

人前に出たりっていうのも
お好きなんですか?

林≫好きですよ。歌ったり
踊ったりは大好きです。

まあ見ている人はどう思うかは…。
私は楽しいですけれども。

大吉≫秋元康さんのプロデュース
ということですものね。

林≫前にAKBをやったときには

後ろに8人並べてくださって
練習生のメンバーの方を。

大吉≫ぜいたくな遊びといえば
遊びかもしれませんね。

華丸≫何気にピコ太郎の衣装
ピコ太郎より

金がかかっていました。

林≫うちの前に貸衣装屋さん
があったので借りにいきました。

華丸≫パーティーグッズじゃない
というのがすぐに分かりました。

林≫お金をかけているんです。

鈴木≫全力でやられていますが
さまざまな活動をされている

林さんについて
中園ミホさんもこんなふうに

おっしゃっていました。

(VTR)
中園≫私、お会いしたころから

この人は私の5人分ぐらい
生きているなと思ったんですよ。

日本中、世界中が自粛している…

LINEがきて、すぐに…

それを立ち上げて

中園さんもやらない?みたいな
ふうに声かけていただいて

ちゃんとそういうふうに…

鈴木≫自粛中の活動ですとか

それから東日本大震災で被災した
子どもたちを支援する活動を

今もずっと続けていらっしゃるん
ですね。

林≫3.11塾といって

親御さんを亡くした

お子さんのためにいろいろ
活動はさせていただいています。

ささやかですけれども
10年間続いて

すごくその子たちが大人になって

今も、おつきあいがあるので

すごくうれしいですね。

大人になって成長過程が見られる
というのは。

鈴木≫どういった思いから

そういう活動も始めようと
思ったんですか?

林≫これは作曲家の
三枝成彰さんが10年前に

私たち作家や作曲家だって
いちばん役立たない人種じゃない

かと打ちのめされまして

例えば芸能人の方だと皆さん行く
だけで喜ばれるじゃないですか。

皆さんを励ますことが
できるけれども、私たちは

小説を書いていたり
曲を書いていたりして

いてもほとんどの方が
知らないし

何もできないし俺たちって

何だったんだろうというところ
から発信して

せめて東京のおじさんおばさんと
して成長を見守って

何かやりたいことがあったら
手助けしようという

そういうボランティア団体ですね。
今250人くらい

お子さんがいると思います。
大吉≫そういうのもずっと

継続して?
こういう活動はあまり公に

されていなかったんですね。
林≫3.11塾は

サントリーホールで
資金集めのためにコンサートを

やったりとか
結構やっていますけれども。

私たちはそういう
後ろめたさがあるから

あまり大きな声で言っても
結局、お前らあのとき

あまり役に立たなかったじゃない
かと言われそうだから

今、粛々とやっています。
大吉≫本当にエネルギッシュと

いうかパワフルというか。
改めてなんでそんなに仕事を

するんですか?と
聞かれるでしょう?

林≫だって私まだ何も
書いていないし。

大吉≫めちゃめちゃ
書かれていますよ。

林≫代表作って書いていないし
死んだあとに残るものも

書いていないし
私まだミリオンセラーも

出していないし
まだまだだなと思っています。

大吉≫まだまだですか。
林≫まだまだこのままじゃ

死ねないなっていう感じですかね。

大吉≫林さん
まだミリオンはないんですか?

林≫ないです。

文庫を集めたりとかそれは
いろいろありますけれども

単行本で、ミリオンはないです。
それが出るまではまだ死ねない。

でもこの出版状態でそういうこと
ができるかなというのは。

大吉≫出版業界も

状況が変わっていると聞きます
けれども、それでも

林真理子は止まらない。
林≫止まらない。頑張ります。

さっき加藤さんも
おっしゃっていたけれども

私が出てきたときに
本当にこんなにちゃんとした

作家になるって
誰も思わなかっただろうって

この間も
ある人に言われましたけれども

よその世界から
コピーライターをしたり

ちゃかちゃかやっていたので

小説なんて書けないだろうと
言われていたときからの

スタートなので、人の何倍も
頑張ってきたと思います。

早くも40年。

大吉≫そんな林先生に

このあとのコーナーも

おつきあいいただけるということ
できっと興味があるであろう

映画のコーナーです。

小林≫きょうは

ドキュメンタリー作品を
2つご紹介します。

今、緊急事態宣言が出ている

地域の皆さん、映画に行けないと
いう方もいらっしゃると

思いますが、明けて
落ち着いたときに楽しみに

していただければと思います。

さっき林さん「相撲道」という
ドキュメンタリー。

林≫映画なんですよ。
小っちゃい劇場で

かかっていました

ドキュメンタリーの。

さっきの竜電もずっと
出ていましたね。

小林≫ドキュメンタリー作品
お好きですか?

林≫好きです。
今いろいろ見てます。

最近なんとかフリックスで。

小林≫配信系のやつで。
華丸≫お気遣い

ありがとうござい
ます。

大吉≫代わりに言ってやりたい
私の口から。

小林≫きっときょうのも
気に入っていただけると思います。

まずは本にまつわる
ドキュメンタリーです。

「ブックセラーズ」

本を売る人
作中ではブックディーラーとも

紹介されていますけれども

古い本、古書など珍しい本を

集めて売買に携わっている方の
生き方や本にまつわる思いを

描いた作品で
林さんもお母様が本屋さん。

林≫山梨で小さな書店を
やっておりました。

小林≫共感されるところが
多いんじゃないかと思います。

作品は世界最大規模の古書の
見本市ニューヨークブックフェア

というところから始まります。
序盤をご覧いただきましょう。

(VTR)
こちらが

ニューヨークブックフェアの会場。

毎年、秋口に開催され

世界中の希少な本が集まります。

希少な、珍しい本を
探しにやって来る

多くのお客さんたち。

そんな人たちにディーラーが
一役買っているのだといいます。

この作品には

個性的なブックディーラーたちが
登場します。

デイヴさんも
ブックフェアに出店する

ディーラーの1人。

ほかにも、20人以上の
ブックディーラーたちが

登場します。
それぞれ本への思いを

熱く語ります。

小林≫名の知れた
ディーラーだけでなく

書店を経営されている方
コレクターなどいろいろな方が

本への思いを語っている
作品なんですけれども

林さんも
古書がお好きだそうですね。

林≫神保町には
行きませんけれども

カタログを取り寄せて
カタログというのかな

図録を取り寄せて
注文したりします。

目録ですね

目録を取り寄せて
注文したりしますし

映画関係の古い小説を
書くときには、雑誌を結構

大量に買いましたね
昔の映画雑誌を。

小林≫資料として集めるんですか。
林≫資料としてです。

小林≫これは気に入っている
というのはありますか?

林≫ありますよ、昔の
写真集なんかすごく役立ちますね。

私が好きなのは

戦前の女性なんかが書いた
手記とかがあるじゃないですか

あれは宝庫、小説のネタの宝庫

戦後とか、例えば

華族の女の人が書いた手記とか
徳川の家に生まれたとか

それから海軍の奥さんの手記とか

そういうものはあれば必ず

町の本屋さん、古本屋さんに
あったら必ず買います。

小林≫まさに映画の中にも
女性の記録を専門に集めている

ディーラーもいます。
林≫あれはすごく貴重ですね。

女性の手記は。

小林≫一方で映画の中だと

デジタル化やインターネットの
普及で本の価値が変わってきたり

本も探して回る楽しさが
失われるのではないかということ

も問いかけられているんですが
林さんはデジタル化は

どういうふうに?
林≫私たち作家がいちばん

危惧しているところで
町から小さな本屋さんが

消えていってね
ただの本好き

普通の本好きという方が
どんどん

いなくなっちゃっていますので
底辺を広くするためにも

本屋さんがなくなるのは
本当に困るんです。

デジタルは止めることが
できませんけれども

幸いにという言い方は
おかしいかもしれませんけれども

コロナ禍で読書をする人が
また戻ってきて

本屋さんがにぎわっている
ということなので

ちょっと一安心ですね。
でもさっき申し上げたように

本好きの人は紙なので
その人のためにも

こういう本屋さんは
なくさないでほしいと思う。

そういうことは
すごく思っています。

この間も

議員さんに本当にお願いしました
図書館問題ですとか

書店へのいろいろなことを

よろしくお願いしますと
お願いしに行きました。

大吉≫便利で僕も使わせて
もらっていますけれども

これが広まりすぎると

新しい作品が
生まれにくくなりますね。

林≫本当にそうなんです。

子どもたちにも最初から
タブレットを与えたりすると

教科書なんていらないんじゃない
という声もある

んですけれども

子どもたちが紙の本を読んで

質感とかを頭に入れる
プロセスを経ないと

次の子も育ちませんし、政府に
考えていただきたいと思うのは

私、日本文藝協会の

理事長をしているので
すごく気になります。

小林≫映画の中でもデジタルが
進むからこそ

本のものとしての価値も
新たに生まれるのではないかと

いう提言もありました。
続いての作品は問題作です。

ドキュメンタリーとしては異例の
大ヒットを記録した作品で

「SNS-少女たちの10日間-
」。

ネット上での
児童への性的搾取の実態を描いた

作品で、この作品をきっかけに
チェコの警察が捜査を始めた

という作品で、日本でも
トラブルが後を絶たない問題です。

注意喚起の意味も込めて
紹介させていただきます。

設定が変わっていまして
スタジオの中に子ども部屋を

造って成人女性が子どもの
ふりをして

SNS上で友達募集をするんです。
10日間で何が起きるのかという

作品です。

(VTR)
スタジオで

オーディションを受けたのは
18歳以上で、12歳から

13歳に見える俳優たち。
男女2人の監督が面接を行います。

オーディションを受けたのは
23人。

そのうち19人がネット上での
児童虐待を経験していました。

そこから3人が選ばれます。

巨大な撮影スタジオに
3つの子ども部屋。

選ばれた18歳以上の
3名の俳優が

12歳の女子という設定のもと

部屋に設置されたパソコンを使い
SNSで友達を募集します。

3人の俳優にSNS上での名前や
趣味などのプロフィールを

細かく設定し実験を開始します。

アカウントを作成して
5時間余りで

83人もの成人男性が彼女たちに
コンタクトを取ってきます。

小林≫林さん

ご覧になりながら思わず声が
漏れていましたね。

林≫娘を持つ身としては
ちょっと、怖いなというか。

大吉≫このあとものすごい

衝撃の展開なんですよね。
朝の番組なのでここまで

みたいな感じなんですけど。

鈴木さん、見たんですよね。

鈴木≫ドキュメンタリー映画

としては
すごいおもしろいですけど

13歳の子たちと

連絡を取ってこようとする男性が
こんなにたくさんいて

ことばとか行動が、本当に

すみません、気持ち悪くて鳥肌が
立つような感じで

私も自分の子どもが
巻き込まれたらどうしようとか

子育て不安になりましたよね。

小林≫10日間で何人コンタクト
を取ってきたかと

いうことなんですが
10日間で2458人の

成人男性が
コンタクトを取ってきたと。

実際のやり取りの様子が
描かれるんですけれども

描かれるというか
記録されるわけですね。

女性たちの承認欲求
というんですかね

満たすような優しいことばを
かけながら

ちょっと性的な誘いですとか
性的な要求をしてきたり

それがどんどんどんどん
エスカレートしていく。

成人男性が見ても

うわあ、という
本当に、ことばで

精神にダメージを受けるな
という感じ。

ちょっとご覧になる方は

示唆に富む作品なんですけど
心構えも必要かと思います。

大吉≫だいぶ覚悟が
必要なんですね。

鈴木≫衝撃がありますね

ちょっと心の準備をして
でも知るためには

見たほうがいいのかなと。

大吉≫思っている以上に
ネットには危険がね。

鈴木≫日常生活に潜んでいますね。
小林≫ここに出てくる人たち

どんな感想を持つのか
とても興味があります。

林≫今、男性がね

非常に、成人女性と
なんて言うか平等な関係を

持てなくなっていて

自分より弱い小さい女の子たちに

性的欲求を持つというのは
社会の傾向として

あるじゃないですか。

それが、SNSが拍車をかけてる
と思うとぞっとしますね。

小林≫ダイレクトに

立場の弱い人に

欲望をぶつけることが

できるようになってるということ
なんですよね。

ネットのコミュニケーションは
楽しみもあるんですけどね。

大吉≫もちろんちゃんとした友達

になろうという同世代の子もいる
んでしょうけどもね。

どう考えてもこれ、おかしい
ものね。

12歳から13歳の子に
40代の人がね。

小林≫不自然ですよね。

大吉≫大説教です。

小林≫ご紹介しました。

林さんは、いったんここまで
とさせていただきまして

番組の後半にまた視聴者からの
質問に答えていただきます。

林≫ありがとうございました。
華丸≫「グリーンスタイル」だよ。

駒村≫5月9日は母の日。
日頃の感謝を旬のカーネーション

に乗せて贈ってみませんか。
きょうのテーマは思いを乗せて

母の日カーネーション。

おはようございます。

きょう教えてくださるのは
園芸研究家の杉井志織さんです。

杉井≫よろしくお願いいたします。

杉井≫母の日ですけどもコロナで
会いに行かれないことが多いので

ことしはギフトで送るというのが
大人気になっています。

母の日にカーネーションを贈られ
たことありますか。

大吉≫あります、あります。

違う色を送って
逆に怒られた思い出はあります。

いろんな意味があるんですよね。

杉井≫奥が深いので
ちょっとじっくりと

ご紹介できればと思います。

駒村≫きょうはカーネーションを

使った、母に最高のプレゼント

テクニックと合わせて飾り方も
ご紹介していこうかなと思ってい

ます。
まずは切り花

たくさん出ているので
ご紹介していきます。

杉井≫切り花は
トレンドの色が

どんどん出てきている状態で
華やかなんですね。100色

ぐらいありまして
すごく華やかになっています。

定番は赤なんですけれども
赤だけではなくて今回おすすめは

真ん中の下の間にあるオレンジ色。
枝咲きと言って、1本の茎から

何本にも枝が分かれて
咲くタイプになります。

花びらが少し先が丸くてコロンと
した感じで

光沢があるのが分かりますか?

ちょっとつやっとしている感じ。

それが特徴の切り花になります。

人気のあるオレンジ色に

なっています。

ほかに何が人気かというと
黄緑色。

そのお隣ですね

黄緑色の花って
実はすごく人気が出てきていて

ずっと前のイギリスの

オリンピックのときとかに

すごく人気で

ブーケで使われたことがあります。

人気になってきている新色です。

もう1つおすすめの花色が紫
青なんです。

青いカーネーションというのが
出てきています。

青い色素、遺伝子の中に
青色を持っている大変珍しい

カーネーションで

あと数年したら本当に真っ青が
出るんじゃないかと。

大吉≫若干紫ですが
今後どんどん青くなるんですね。

杉井≫技術の進歩とともに花色に
進化がある植物です。

ピンク色なんですけれども
これは1輪で

大輪なんですけれども
グラデーションがすごくかかって

いて外色は淡いピンクで
花弁の中心部になると

濃い色になってくる
という品種です。

形に、花びらの形に注目して
いただきたいのですが

花びらの先がすごくぎざぎざして
いるのが分かりますか?

その切れ込みの多さがすごく
人気を博している種類になります。

そして、花びらの枚数が
ものすごく多いので

完全に花が開いたときには
180度、すごい

アイスクリームみたいな感じ。
真ん丸になるんです。

ティッシュフラワー
って言っていいのかな。ティッシ

ュフラワー
みたいですね。

造花みたいな感じ
華やかさが増す感じです。

駒村≫それにいちばん左のものが
最新品種なんですよ。

杉井≫それはまだ名前が
付いていなくて

ことしから流通を開始している
新品種なんですけど

ミニタイプというかスプレー咲き
先が枝分かれをするタイプで

1本の茎で黄色みがかった色み
から咲き進むと

サーモンピンクに変色します。
色変わりする切り花になります。

切り花の中で

色変わりするのはすごく珍しいの
でこれから注目株になるかなと

思います。
駒村≫華丸さんから5本ずつ

カーネーションを選んでください

杉井≫お好きな色とか
イメージに似合う色とか

おうちに合う色とか。
華丸≫同じ色じゃなくて?

杉井≫ピンクのグラデーションで
5本選んでいただいても

いいですし
赤だけでもいいです。

贈ることをイメージして。
華丸≫さっき

先生がアイスと言ったから
アイスにしか見えなくなってきた。

杉井≫くるっとなるんですもん。
華丸≫マスカットと思って

口に入れたら枝豆ってね。
大吉≫たまに、ありますよね。

華丸≫なんか変なところ色かな?
大丈夫かな

白も2つ。
欲張った。

杉井≫5本選んでいただければ。
華丸≫大吉さん

5本選んでください。
大吉≫私は

定番を押さえたいですよね。
赤いきます。

杉井≫

珍しいのはベージュもあります。
色幅がすごく

広がってきているんですよね。
大吉≫先生の言うことを

すべて受け入れますよ。
これもいきます。

杉井≫華やかですよね。
大吉≫ピンクもいっちゃおう

かしら。

杉井≫枝分かれタイプはより

枝の数が多くなっています。
一輪タイプは

大輪のタイプがあります。

瓶を用意してあります。

駒村≫どんと生けるのではなく

ばらばらに生けていくんですよね。

杉井≫おうちにある瓶やグラスで

簡単にすてきに飾れる方法を
ちょっとご紹介しようと思います。

何でもいいです、水がこぼれなけ
れば。

茎の色が見えてきてしまうので

雑味が見えるので

瓶の容器の口から花色がとどまる
ように長さをそろえて

花色がよく見えるように
切っていってください。

切り口は
必ず斜めにするようにして

お水につかる部分の葉っぱを
取ります。

そして入れていく。
枝分かれタイプを選ばれたときは

枝を、全部外してください。

茎をぽきぽき折って
器の口にそろえて斜めに切って

入れていく。
駒村≫1種類は1つの瓶ですね。

杉井≫そうするとあとで
飾りやすくなってきます。

華丸≫全部5種類いくわけね。

杉井≫はい。5種類1つの瓶に
入れていってください。

瓶の口の高さが違いますので
花の長さが少し変わってくるかと

思いますけれども

色つきの瓶だったら
どこに入れようかなとか。

いろいろ。

駒村≫枝分かれしているタイプは
ボリュームがあるんですよね。

たくさん折らないといけないから
華丸さん

ちょっと忙しくなっています。
華丸≫ちょっと欲張りました。

杉井≫お花屋さんのような感じで
さばいていただけると。

駒村≫ぱきぱきと折ってから
最後に斜めに切ればいいんですね。

杉井≫そうなんです。斜めに切る
ことは水の吸い上げがよくなると

いうポイントに
なります。

斜めに切るということだけ
間違えないようにしてもらえれば

いいかなと思います。

駒村≫杉井さんに持ってきて
いただいた瓶は

お酒の瓶なんですよね。
緑のものとか。

杉井≫一生懸命飲んできました。
何でもいいんです。

色がついている瓶だと花色との
組み合わせが

楽しめたりしますので

緑だったらこっちがいいかなとか

工夫をしながら
考えながらやっていただくと、

楽しいと思います。

空き瓶でも遊びができるので
すてきだなと思って

瓶は取っておかれると
おもしろいかなと思います。

駒村≫きょう5つの瓶を
使っていますけど並べ方にも

いろいろと
表情が変わってくるんですよね。

杉井≫そうなんですよね。

まっすぐ横配列になると

ちょっと何かテーブルの

真ん中に飾る感じもできますし。

駒村≫あえて真ん中に空間を

作っているんですね。
杉井≫サイドテーブルに

置くときも
こんな感じで

グループ分けしたり

ここに家族の写真を置いたり
そういう置き遊びができます。

あとはげた箱の絵みたいに横幅は
ないんだけど、ちょっと飾れる

スペースがあるときは
集合させていただくと

アレンジメントみたいな雰囲気で

花束みたいにぎゅっとした雰囲気

が楽しめますので
縮めたり伸ばしたりしながら

置き遊びをしていただくと空間が
うまく彩れるかなと思います。

華丸≫しまったという小声が

聞こえましたが、大丈夫ですか。
大吉≫お隣さん

脱サラで始められたのかしら
知識もなく?

駒村≫まだ慣れて
いらっしゃらないんですよね。

大吉さんのほうから
見ましょうか、かわいい。

杉井≫茎を短くすることで水の
取り替えも楽になりますし花もち

がよくなるということがあります。

色つきのグラスとかだと

暖色系のものが合うかな

とかいろいろな組み合わせの
バリエーションができて

おもしろいと思います。

駒村≫傷んだものもすぐ
取りやすくなりますよね。

杉井≫水の取り替えも水の量が
少ないと、すぐできますので

こまめに取り替えるなら
なみなみ入れる必要はないので

こんな雰囲気で
飾っていただければ

伸ばしたり縮めたりしながら
飾る楽しみも。

駒村≫今、横長に、置いて
いただいていますが集合すると

違う感じになると思います。

大吉≫組み合わせはご自由にと
いうことですね。

杉井≫おうちで飾られていてそこ
にプレゼントを置いたりとか

お母さんの好きなものを置いたり
とか

何か雰囲気をうまく演出して
みてください。

駒村≫はあ、と
いう小声が聞こえてきました。

大吉≫初めてなのかな、お花。
何で終わらんの。

華丸≫サイズが合わない。
杉井≫なんとなくで。

華丸≫2本分なんですよ。

杉井≫分けていただいてもいい
です。

華丸≫これはちょっとあとで
いっぱいありますので。

駒村≫席に飾ってください。

続いては鉢植えのカーネーション
簡単にラッピングする方法を

ご紹介します。
瓶を端のほうに置いていただいて

いいですか。

大吉さんから

前に出ていただいて
いろいろ鉢植えをご用意しました。

杉井≫カーネーションの鉢植えが
ものすごく出てくる時期です。

旬なので、育てやすいと
いうこともあります。

大きいのが定番で見慣れている
タイプだと思いますが

特にことしは
小さいタイプが人気で

色変わりする品種が
ことしのトレンドです。

濃い色から薄い色になったり
薄い色から濃くなったりという

ようなものが人気です。

ミニタイプだと寄せ植えも
しやすいですし、贈りやすいです


置きやすい

飾りやすいということもあるので
ミニタイプが人気なので

どれか1つお選びいただいて。
大吉≫今薄いやつは濃くなると

いうことですか。

杉井≫濃いものから

薄くなるんです。
薄いピンクになっているのと

混ざっているのがありますよね。

普通のピンクからさらに薄い
ピンクに色が抜けていくタイプ

手前の濃いピンクと
ピンク色が混ざっている

それは、濃いピンクから
薄いピンクに色変わりする。

鉢物は長く育てるじゃないですか。
1色で持っているとちょっと

飽きてしまう
なので、色変わりしていくと

お得感が増すということが
あるのかなと思います。

駒村≫1つ選んでいただいて。

ゴールのデコレーションは

先生が持っています。

杉井≫こんな感じに。
駒村≫小物も

合わせて選んでいただいて
プレゼントしたものね。

籠の中にカーネーションと一緒に
小物を入れるという感じで。

大吉≫このどーもくんを
連れて帰ります。

華丸≫それは
ぜひもんだったでしょう。

駒村≫華丸さんも選んでください。

杉井≫中に入っている…。

華丸≫でかいのもある。
杉井≫でかいの

チャレンジしますか。

駒村≫きょうは籠が小さいので
小さいサイズが。

杉井≫デコレーションと
相手の好きなものを添える

日頃の感謝の気持ちも
込めて

ギフトを添えるというのがいい
ですよね。

駒村≫好きなものと花と一緒に
プレゼントできるので

自分でラッピングするとね。
華丸≫なんか…。

杉井≫ジャムでも何でも。
アルコールが好きなお母さんに

あげたかったらプレゼントしても
いいですし。

なんか、いろいろ。

華丸≫これはいなりか?

大吉≫いなりずしじゃ
ないでしょう。

雰囲気でいいから取りなさい。

駒村≫ラッピングです。

華丸≫見えない。
駒村≫下にラッピングのものを

置いていませんか。
足元です。

それを出していただいて。
杉井≫完成品が

テーブルの上にあります。

駒村≫駆け足でいきます。
杉井≫水がこぼれないように

ワックスペーパーで
ラッピングしました。

こうするとギフトと籠が汚れ
ません。

それでセロハンが
置いてあると思います。

縦長に出してください。

びろんと出したら真ん中ら辺に
ギフトのものを置きます。

セロハンの端と端を奥と手前を
つまんで

ギフトが真ん中にくるようにして
ください。

駒村≫あとはホチキスで
留めるだけです。

杉井≫左端を持って
ちょっとくしゅくしゅと

プリーツを寄せる感じに
してみてください。

そうしたら重なっているところを
ホチキスでパチンと留めます。

駒村≫グジュグジュと

なっていても最終的には…。

杉井≫きれいに見えるので
大丈夫です。

セロハンだと、運ぶときに
花を傷めないようにと。

花を傷める心配がないので
膨らみが欲しいんです。

膨らみを作るというのが
ポイントになります。

最後につまんで
おリボンがあると思うので

ホチキスで留めていただいたら
おしまいです。

駒村≫完成までに皆さん
至りませんでしたね。

大吉≫できていますよ。
駒村≫リボンもホチキスで

ばしばしいっちゃえば
なんとかなります。


大吉≫やってますよ。

駒村≫カーネーションを
ラッピングして贈ってください。

杉井先生ありがとうございました。

鈴木≫続いては今夜から始まる、
新しいドラマをご紹介します。

(VTR)
芳根≫華丸さん、大吉さん

「あさイチ」をご覧の皆さん
おはようございます

芳根京子です。

永作≫永作博美です。
今週金曜日から

私たちが出演する新しいドラマが
スタートします。

今夜スタートのドラマ
「半径5メートル」。

女性週刊誌の編集部が舞台です。
宝子≫緑のタイル。

風未香≫ん?
宝子≫そこから見えてくる。

風未香≫ここから?

鈴木≫若手編集者・風未香を
芳根さんが

型破りなベテラン記者・宝子を
永作さんが演じます。

丸山≫二折は
自分の半径5メートル以内に

転がっている身近なことを扱う。
風未香≫半径5メートル。

2人が取材するのは

女性たちが生活の中で感じる
小さなモヤモヤ。

「半径5メートル」の出来事から

社会の意外な一面が見えてくる
ドラマです。

宝子≫あなたは何をどう見るの?

鈴木≫今夜放送の第1話の
テーマは、おでんおじさんです。

レトルトのおでんを買う女性を

非難してSNSで話題になった

おでんおじさんなんですが
ネタを追いかけていくうちに

意外な展開を見せるということで
去年、実際にSNSで

似た出来事があってそこから
着想を得たということです。

大吉≫ポテサラおじさんかな。

鈴木≫たぶんそのことだと

思います。今回「あさイチ」では
こんなコラボ企画を

ご用意しました。

≫皆さんの声お待ちしてまーす!

鈴木≫「あさイチ」とのコラボ

企画、特集
「わたしの半径5メートル」は

6月初めに放送する予定ですので
皆さんの声お待ちしています。

きょうの「プレミアムトーク」
ゲストは林真理子さんでした。

1100通を超えるメッセージを
いただきました。

林≫ありがとうございます。
うれしいです。

鈴木≫ご紹介していきますね。

林≫でも親って子どものことを
ずっと愛し続けてますから

どんなことがあっても
ずっとずっとずっと愛して大切に

思っていますから
それが分かれば大丈夫ですよ。

鈴木≫林さんも、そういう思いを

込めて小説を
書かれているんですよね。

林≫はい。

鈴木≫1週間のスケジュールを
ご紹介しました。

夫とデートが気になった
ということです。

林≫おすし屋さんから
電話かかってきて

キャンセル2席出ていると。

年内予約取れないところなので
すぐ行きましたよ。

いつも私だけおいしいもの
食べているから夫に申し訳ないと

思ってごちそうしました。

鈴木≫デートはよくするんですか。
林≫しません、そんなに。

<笑い声>

土曜日の夜は2人で外食します。

鈴木≫すてきなデートですね。
林≫近所で焼き肉屋さんとか

そういうところです。

林≫友達関係ですね。
その人が困ったときは本当に

いきますけれども
一定の距離を取るようにしてい

ます。忘れないようにして
連絡は今、ネットがありますから

密にとっていますかね。
さっきもいっぱいいただきました。

楽屋に置いておいたら
ありがとう皆さん

見ているよって友達から
メッセージが。

大吉≫これをもって
一括返信という

ことではないですね。
鈴木≫コミュニケーション能力の

高さは
あるかもしれません。

こんなメッセージです。

林さんとかかわった方は
みんな強運になるという伝説が

あるそうですね。
林≫そんなこともないんです。

夫がいちばんかわいそうだったか
もしれない、今思うと。

カテゴリ:あさイチ

前へ | 次へ

BlogTOP
このユーザーのホーム

ログイン


Powered By FC2ブログ