昨年まで新車で買えた2ストバイクのスズキ
TF125。
ファームバイクというカテゴリーだ。
これはオーストラリアなどによくある二輪
のカテゴリーで、広大な農場内での移動用
の足としてのバイク。ほんとに馬代わり、
ロバ代わり、下駄代わりのバイクの事で、
日本では馴染みが低い。
ギヤ比がハイで、超低速で走るような設定
になっている。
スズキのTF125は消えたが、やはり豪州
仕様でヤマハのAG125という4ストの
ファームバイクが今では新車で手に入る。
なかなか骨太な感じのスタイル。農耕馬
みたいな印象。
これらの二輪をスプロケセッティングで
ローギアードに変更してハイスピードが
出るようにしたならば、キャンプ専用二輪
のようになるのではなかろうか。
後部のキャリアなんて、まるで昔の重荷用
自転車の荷台のようにごつい。
悪路走破性はオフ車には劣るだろうが、
ズンドコの道行きには面白そうに思える。
オートバイ王国日本だが、まだ国内には
定着していないカテゴリーの二輪は多く
ある。ダートトラック車両などもその一
つだ。
内燃機関消滅を見越してエンジン開発縮小
の動きがある中、いろんな二輪を多くの
人が楽しめるシーンが増えるとよいなあ
と希望的観測を持っている。
世界情勢的に現実は厳しいのだけど。
ソーシャルビークルとして、二輪がもっと
日本で普及することを願っている。