居酒屋チェーンのワタミは、100億円程度の資金繰り支援を受ける方向で調整を進めていることがわかった。
関係者によると、ワタミは、政府系金融機関の日本政策投資銀行から、100億円程度の資金繰り支援を受ける方向で調整を進めている。
感染拡大で打撃を受けた飲食や宿泊事業者などを対象に、日本政策投資銀行が3月末から始めた支援策を活用し、返済の順位が低く、資本に近い性質の「劣後ローン」を中心に支援が行われるとみられる。
ワタミは、2021年3月までの1年間の決算で、116億円の赤字を見込んでいて、資本増強などにあてたい考え。