ストーリー
無敵の剣客が“剣”と“心”で立ち向かう!
1868年1月、“人斬り抜刀斎”として人々から恐れられた暗殺者(佐藤健)が、新政府誕生と同時に姿を消した。その10年後。彼は“剣心”と名を変え、東京へ。その頃、東京では“人斬り抜刀斎”を名乗る謎の人殺しが世間を騒がせていた。その正体は、最近話題の実業家・武田観柳(香川照之)に雇われている剣豪・鵜堂刃衛(吉川晃司)。観柳は、愛人で医師の恵(蒼井優)たちに調合させたアヘンで金を稼ぎ、日本中を支配下に置こうと目論んでいた。
ある日、剣心は“人斬り抜刀斎”の行方を探す薫(武井咲)から突然木刀をつきつけられる。薫は、父が遺した“神谷活心流”を語って悪事を働く“人斬り抜刀斎”を探していた。“人斬り抜刀斎”の人相書きに似ていて刀を持っていたため、張本人だと考えたが、刃と峰が逆になった“逆刃刀”を持ち人懐っこい笑顔を見せる剣心に、薫はすっかり拍子抜け。
さらにその後、抜刀斎騒ぎで門弟がほとんどいなくなってしまった薫の道場にやってきた荒くれものの道場破りたちを、風のように現れた剣心があっという間に倒してしまう!その騒動で警察に連れていかれた剣心を待っていたのは、元新選組の斎藤一(江口洋介)と元上司で陸軍卿の山県有朋(奥田瑛二)。山県からの陸軍への誘いにも、斎藤の挑発にも乗らずに警察を後にした剣心は、自分を1人の“流浪人”として受け入れてくれた薫と共に道場に帰ることに。
しかし、観柳の元を逃げ出した恵が道場に転がり込んだことをきっかけに、剣心は予想もしなかった事態に巻き込まれていく!!