R45 ALL THAT 補足 (文&色えんぴつ画 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
第40回「海辺でイキり満開ソング」(2018年8月3日 OA)
8月に入りました。
ものすごく怖がりなのですが…
『怪談(かいだん)』がとても好きです。
仕事でも、これまで「心霊番組」や「怪談番組」をやらせていただきました。
で、ふと考えました。
私の場合は「怪談」や「ふしぎな体験」を見聞きするのが好きなのですが…
それ以上に「必死に伝えようとする人たち」が好きなんです。
わかってもらえる人には、すぐに理解してもらえるのですが…
「人を怖がらせる怪談やホラー映画」と
「人を笑わせる漫才やコメディー映画」の構造は表裏一体。
とてもよく似た エンターテインメントなんです。
実は、簡単に見えて… すごく緻密な「話芸」であり「ものがたり」なんです。
仕事上、これまで何百人単位の「素人参加番組のオーディション」や
「若手芸人の選考会」の現場に立ち会ってきました。
で、毎回毎回 感じることがあるんです。
「生まれながらに、すごく特化した才能の持ち主がまだまだいるんだなぁ…」と 感心するいっぽう「その才能を伸ばす指導者に恵まれないのも運のなさ。
惜しいなぁ…。もったいないなぁ…」と 残念に感じることも多いんです。
大前提として「好き」じゃないと無理な世界です。
語り部になる以前に…
お客さんの立場で 何百、何千、何万単位の数を飽きずに観賞できるか?
で、それをクリアーした上で
「あっ、これくらいなら… 私の方が出来る気がする」と思えるか?
で、実際にその世界に飛び込み…
「やっぱり、たいしたことないなぁ…。これぐらいならできそう!」と思えたらしめたもの。ひょっとすれば、試しにチャレンジする価値はありそうです。
でも、情報があふれているこの時代「怪談」も「漫才」も飽和状態。
「類似する話やネタ」はすごく多いんです。
こんなこと言えば 元も子もありませんが…
最終的には「話が面白い人は、人間性も良く魅力的」
「性格も真面目な人」が ほとんどです。
その逆に、ものすごくしょーもないウソをつく人。
とんでもないほど腐った人間も… ときどきふと現れます(笑)
誰とは言えませんが、まぁまぁ顔と名が知れたお笑い芸人さんでした。
その日は、「怪談ふたり会」と題した小さなイベントが行われていました。
その控室。先輩風を吹かしたその男は、もうひとりの共演者に「どんな話をするの?」「俺、怪談なんて基本、信じてないんだけど…」と言いながらサラッと探りを入れながら、大きくリアクションしながら手を叩き相手を気分よくさせたかと思うと…ふらっと姿を消し、いざ本番をむかえました。
そして本番。その男は、開演30分前に聞いたばかりの怪談を客前で披露(怖)
見方を変えれば、非常識極まりない「芸人らしい笑い話」ですが…
舞台袖では、一発触発の「笑えない、こわい こわい実話」です。
で、私はと言えば…
「なぜ?この男は わざわざ“そんな嫌われるような行為をしたのか?”」
「なぜ?そんなシャレにもならない事を その現場でやったのか?」
…そのことばかりが気になって、気になって…(人間不信)
最終的には、葬式で思わずやってしまう不謹慎な笑いでお開き。
そのあとの修羅場を考えただけでも怖く、
打ち上げにも参加せず、逃げるように帰ったあの夏の日…(笑)
こんな どーでもいい夏の思い出を語る私が、
「海辺で イキり満開ソング」で推薦したのは
≪井上陽水&安全地帯≫の『夏の終りのハーモニー』です。
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?
気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
8月10日(金曜日)夜9時から。
7月20日~8月31日まで、計7回にわたっての特別企画。
「イキりの瞳に 恋してる2018」
次週 第4戦目の選曲テーマは「初盆で イキり満開ソング」
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
PS 色鉛筆画は ヒント。DJイベント大好き芸人(笑)
ろくなもんじゃねぇー野郎だよ! 今週はこれにて終了~!
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)