R45 ALL THAT 補足 (文&色えんぴつ画 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
第39回「プールサイドで イキり満開ソング」(2018年7月27日 OA)
高校生のとき。
一度だけ着物を借りて「落語」をしたことがありました。大津市民会館の小ホール。
で、演目は まったく記憶に無いんです。
教えてもらったのは、京都学園大学の落研の方でした。
実家から10分ほどで行ける 京阪「浜大津」駅。
ここにデビュー間もない「ダウンタウン」と「月亭八方」(付き人はきびのだんご)
の二組が余興に来た時の 前座?…というか? 賑やかしのような学生さんでした。
稽古といっても、なんとなく小噺みたいなものを口立てで教わるのですが…
練習してまでやる内容とは 思えなかったんです。
単刀直入に言えば…「ぜんぜん、面白くない」
教えてくれる「●●さんが、これまたシャベリが下手」「その上、口臭がきつい」
「おまけに、あきらかに身近にいる女性ふたりから フラれている」
「それなのに 自尊心の強い●●さんは 気のないそぶりをするんですよね…」という
身内ネタを 一度も舞台にあがったことがない高校生が ドンドン 放り込む。
何の緊張もせず、そこそこ 受けるんです。
…そりゃそうです。
大津商業高校の落研のOGや京都学園大学の落研や卒業したOBにまじって ひとり幼さが残った高校生が●●さんのシャベリ口調とか いかにも言いそうなフレーズを誇張させながら「言っていけない毒舌という名の悪口」を羅列するのですから…(笑)
で、肝心の「小噺」?も いちおうは演るんです。
でも、その内容云々は 鼻っから面白いなんて微塵にも思っていないので…
●●さんの 顔真似なんかを入れながら…。 最低の笑わせ方です。
でも、これが めちゃくちゃ受けるんです。
…草津駅近くの商店街の夏まつり?の特設ステージにも漫談?で出演した事がありました。
ギャラ替わりに「Tシャツ」をもらって誤魔化されたこと。
控室のテレビ。「プロ野球オールスターゲーム」を中継していたこと。
そして、おそろしいほど 受けなかったこと(汗)を記憶しています。
…そりゃそうです。
商店街を歩くお客さんを立ち止まらせるには…
「タレントの知名度」or「商品・現金・旅行券」しか ないんです。
鼻っから、笑いに興味もなければ 笑う余裕もないんです。
そら、そうですよね。「笑い」って「共感」であり「説得力」ありきの芸ですから…。
おまけに、向こうは向こうで(お客さん) こちらを品定めしながら見下しているんです。
ましてや、大津市民会館で小噺を教えてくれた●●さんは
あれ以来 いっさい口を聞いてくれず(笑)疑心暗鬼の関係でした。
たぶん、この2回のステージで疎遠になった記憶が…。
で、思いました。
生意気な物言いですが…
大切なことは、努力では補えない 「生まれもっての才能」だと強く強く思いましたね。
大学に入っても、絶対に閉鎖的な人間関係が牛耳る「落語研究会」だけは避けようと(笑)
--と同時に「芸事は、尊敬できるホンモノの師匠から みっちり基本から教わるべき」だと!!
こんな どーでもいい夏の思い出を語る私が、
「プールサイドで イキり満開ソング」で推薦したのは
≪南佳孝≫の『モンローウォーク』です。
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?
気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
8月3日(金曜日)夜9時から。
7月20日~8月31日まで、計7回にわたっての特別企画。
「イキりの瞳に 恋してる2018」
次週 第3戦目の選曲テーマは「海辺で イキり満開ソング」
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)