R45 ALL THAT 補足 (文&色えんぴつ画 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
第34回「酒池肉林(しゅちにくりん)ソング」(2018年6月22日 OA)
「夏」の足音が聞こえてきました!
幾つ(年齢)になっても 何の得にもならない雑談に夢中です。
「もうすぐ夏。もし、人生をやり直せるのなら…?」
第3位「高1のときに勇気を出して声をかけた赤い水着の年上の女性」
第2位「19歳のとき。バイト先で手紙をもらった弓道部の女性」
同率2位「高3。市立図書館の自習室。視力が悪く初恋の同級生にまったく気づかずすれ違い」
第1位「小1。理科の観察。あさがお」…不動のランキングです(笑)。
小学生の理科の授業。
住んでいた場所、住んでいた時代の影響も大きいと思いますが…
もう、これが好きで、好きでたまりませんでした。
でも、今 思い出しても 腹が立つことがあります。
昭和50年代はじめ。
通っていた公立の小学校の児童数が ものすごく多かったんです。
その影響で、学校の教室の数が足りなかったのでしょう…。
1年6組だった私の教室は、まったく陽が当たらない「下駄箱室」を
無理やり教室に代用したスペースでした。
原因は、隣の校区に新設される新しい小学校の建築が間に合わなかった為。
6組の教室だけ、晴れている日もずっと雨の日みたいに薄暗くホコリぽい。
室温も低く、春なのに長ズボンに長袖の服。…劣悪な環境でした(笑)
で、理科の授業。観察日記をつける「あさがお」の植木鉢を置くスペース。
「6組」だけ場所がない!んです。
指定された場所は 焼却炉があった 校舎の裏側。
まったく陽が当たらない場所でした(…涙)
当然、他のクラスの「あさがお」と比べて成長がおそくバカにされます。
おまけに、何人かの同級生の朝顔は「ふたば」が出る前に腐って?アウト。
挙句、他のクラス(2組の八木先生)が…
「2組のひなた育ちの朝顔」と「6組の日陰育ちの朝顔」の比較を
そのまんま教材にされる始末。…今、思い出しても腹が立ちます!
おまけに、夏休み。ふつうは、一学期の終業式の日に「あさがおの植木鉢」を家に持って帰って…観察日記を続行するじゃないですか??
でも、ちょうど6月の今ごろ。
6組のあさがおは、ほぼ全滅。…最悪です。
6組だけ、他のクラスの「あさがお」を観察させてもらったり…
校門の横にある わけのわからない観葉植物を見学したり…
2年生の「ひまわり」3年生の「へちま」を見に行かされたり…
45年ぐらい経った今でも… 思い出したくない 思い出。
とにかく 融通の利かない「小学校の先生」に腹が立ってしょうがない。
それでも、夏休みの宿題「あさがおの観察日記」はやらなければいけない(涙)
仕方ないので…
近所の花好きのオバちゃんにお願いして…
「あさがお」の観察日記をつけさせてもらいに行く。
すると、…当時珍しかった「白色のあさがお」とか「紫と白の2色バージョン」と遭遇。興奮しながら、一生懸命 色鉛筆で描くことに夢中に。
得意満面で 二学期の始業式に提出したところ…
烈火の如く叱られた上、居残り授業(涙)…でも、最後まで謝りませんでした。
そのせいでしょうか?
私、人一倍「あさがお」には思い入れがあって好きなのですが…
自分の手では 育てようとは思わなくなりました。
「観察(かんさつ)」って、
その後の「人生」においても 絶対に必要なカリキュラムなのに…。
6組の女性担任。
●●●先生は、教育大学を卒業したばかりの超新人でした。
今、思えば… 教師内の人間関係や不条理に相当悩んでおられたのでしょう。
6組のクラスメイトに 一言も告げないまま…
たった一年で、教職を辞職。まったく違う「美容院の世界」に転職。驚いた。
…今なお「夏」といえば「あさがお」
小2のときに育てた「ひまわり」の背の高さ。
太く太くなった茎に 生えた白いゴワゴワした毛。
…忘れられない夏の光景です。
…そんなけがれを知らないピュアな私が、
「酒池肉林ソング」で推薦したのは
≪キングコング&ザ・ジャングルガールズ≫の『恋のブンブンダラー』です。
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?
気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
6月29日(金曜日)夜9時から。
第35回のテーマは、『邦題が秀逸な洋楽』
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)