海外進出を視野に入れている企業におすすめのコンサルティング会社・海外市場調査会社をランキング形式で紹介します!

おすすめの海外進出コンサルティング/海外市場調査サービスランキングTOP3!

おすすめの海外進出コンサルティング/海外市場調査会社を比較ランキング形式でご紹介!

こんにちは、私は化学メーカー企業の経営をしているものです。

私の企業では、展開している製品の売上が好調なこと・新たな顧客の新規開拓等を考えた末、海外進出を行うことを決定しました。そのため、初めての海外進出を確実に成功へと導くために、海外進出支援を専門とする海外進出コンサルティング会社・海外市場調査会社へと依頼を行いました。

今回、私が知り得た情報を基に、おすすめのできる海外進出コンサルティング・市場調査会社を紹介したいと思い、このサイトを立ち上げました。

また、ランキングは、数ある海外進出コンサルティング/海外市場調査会社の中から、特におすすめのできる会社を厳選し、その上、WEBアンケート調査を実施した上で順位を決定したものとなっています。

皆様の参考になれば幸いです。

海外進出コンサルティング/海外市場調査会社ランキング一覧!

プルーヴ株式会社の画像1
【コンサル・市場調査】どちらにも特化した海外進出のエキスパート

プルーヴは、海外市場調査・海外進出コンサルティング両方を得意とする会社です。

主に海外ビジネス展開のためのコンサルが強みで、CAGEモデル等を活用した分析や戦略提案サポートなども得意としています。

サポート内容は、主にビジネスプランの構想・提案、プロジェクト推進、ビジネス成功サポートなどを実施しています。

調査・コンサルいずれにも特化、国交を結んでいる国であれば全世界が進出支援の対象である点などから、海外事業コンサルといえばプルーヴという業界内での位置づけでもあります。

プルーヴの基本情報

特徴 創業以来培った海外市場・企業調査ノウハウによって市場・競合・顧客をゲリラ的にリサーチし、顧客のグローバル事業を成功に導く。
特化分野 海外進出コンサルティング・海外市場調査
サービス 現状診断・現地実態調査・戦略立案/意思決定サポート・実行支援
実績 年間プロジェクト数:200
進出・展開支援先の国数:50
クライアント数:1,000
取引業界数:50
申込方法 メールフォームまたは電話
資料請求も可能
jetroの画像
市場調査やアジア国向けビジネスサポートが強み

JETROは海外市場調査に特化した独立行政法人です。現地の市場調査や戦略立案を得意としており、アジアビジネス展開の支援や情報に精通しているのが特徴です。

また、国内にアジア経済研究所を展開しているため、アジアビジネスのデータベースを数多く保有、ビジネス支援においては、現地の専門スタッフが実施するため、日本国内では得られない情報も数多く提示してもらえます。

JETROの基本情報

特徴 現地一般経済事情やビジネス環境について、海外駐在員や専門アドバイザーが情報提供をおこなう「海外ブリーフィングサービス」を実施。
特化分野 海外市場調査
サービス 貿易投資相談・海外ミニ調査・企業リストアップなど
実績 記載なし
申込方法 メール・電話(総合受付)
アクセンチュアの画像
世界最大規模のコンサルティングファーム

アクセンチュア株式会社は、世界最大の規模と実績を持つ外資系コンサルティング会社です。アクセンチュアでは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の分野におけるコンサルティングも強みとしています。

また、日本人スタッフが50ヶ国200都市以上に配属されており、コスト削減や均一品質を重視したコンサルを実施してくれます。

アクセンチュアの基本情報

特徴 40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、今日のデジタル化時代が求めるビジネス変革を成し遂げている。
特化分野 海外進出コンサルティング
サービス 戦略コンサルティング・企業部門コンサルティング・・人材戦略・イノベーション
実績 記載なし
申込方法 メール
株式会社マクロミルの画像1
リサーチ業界トップクラスの市場調査実績

マクロミルは、海外市場調査及びリサーチ業務に特化した会社です。消費者向けサービスを展開する企業を主な対象に市場調査を請け負っており、海外でのプロジェクト実績数は10,000件以上あります。

調査規模は範囲を問わず調査可能で、調査精度・品質は高いクオリティを保っています。

また、様々な国で調査パネルを用いた調査を実施しており、様々な条件を組み合わせた調査も得意としています。

マクロミルの基本情報

特徴 パネルネットワークを駆使したリサーチのみならず、視聴データ、SNSデータ、購買データなどのデータもコレクションし消費者行動を的確に捉えている。
特化分野 海外市場調査
サービス 市場調査(パネル調査など)・翻訳サポートなど
実績 取引数:1,400社
プロジェクト実施本数:10,000件以上
(海外調査のみ)
申込方法 メール・電話(法人向け:0120-096-371)
見積もり・資料請求もメールフォームにて対応
フロンティアマネジメント株式会社の画像1
アジアへの事業展開に強みを持つコンサルティング会社

フロンティアマネジメント株式会社は、経営コンサルや事業再生支援など事業支援サービスを中心に、コンサルを実施しています。様々なバックグラウンドや専門知識を持った専門家たちが、企業の海外ビジネスにおける課題解決をサポートします。

ビジネス、資金、会計、法律、人材など企業経営に欠かせない分野を一通り網羅することで、ワンストップで迅速な決定ができるのがメリットです。

フロンティアマネジメントの基本情報

特徴 現地の幅広いネットワーク(有力金融機関、弁護士・会計事務所、リサーチファーム及び投資ファンド等)を活用して、実効性の高いサービスを提供。
特化分野 海外進出コンサルティング
サービス コンサルティング・ファイナンシャル・アドバイザリー・実務サポート
実績 年間350件以上(様々な業界から依頼あり)
全国エリアでコンサル実績有(東京:370社)
申込方法 メール

海外進出コンサルティング/海外市場調査会社ランキング一覧

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会社名プルーヴJETROアクセンチュアマクロミルフロンティアマネジメント
特徴ワンストップソリューションとして提供することができる。
お客様と共に伴走し続ける身近なパートナーとして在り続ける。
世界約70カ所以上の海外ネットワークを活用したサービスメニューを取り揃えて、
日本企業及び在外日系企業の海外展開をサポート。
「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供し、
クライアントの課題解決を支援している。
豊富なリサーチ実績とノウハウをもとに、
クライアントのマーケティング課題解決に向けて、最適な提案をおこなう。
中国進出支援ではコンサルティングから進出後の実務サポートも含めたフルパッケージでのサービスを、
ASEAN進出支援ではファイナンシャル・アドバイザリーを中心にサービスを提供している。
サービス内容現状診断・現地実態調査・
戦略立案/意思決定サポート・実行支援
貿易投資相談・海外ミニ調査・
企業リストアップなど
戦略コンサルティング・企業部門コンサルティング・・人材戦略・イノベーション市場調査・翻訳サポートコンサルティング・ファイナンシャル・アドバイザリー・実務サポート
特化分野海外進出コンサルティング・海外市場調査海外市場調査海外進出コンサルティング海外市場調査海外進出コンサルティング
実績年間プロジェクト数:200
進出・展開支援先の国数:50
クライアント数:1,000
取引業界数:50
記載なし記載なし取引数:1,400社
プロジェクト実施本数:10,000件以上
(海外調査のみ)
年間350件以上(様々な業界から依頼あり)
全国エリアでコンサル実績有(東京:370社)
申込方法メールフォームまたは電話

資料請求も可能
メール・電話(総合受付)メールメール・電話(法人向け:0120-096-371)

見積もり・資料請求もメールフォームにて対応
メール
詳細リンク
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その他海外進出コンサルティング/海外市場調査会社一覧紹介

マッキンゼー

マッキンゼーの画像

基本情報
住所 東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山 森タワー
公式サイトURL
https://www.mckinsey.com/jp/overview
ボストンコンサルティンググループ

ボストンコンサルティンググループの画像

基本情報
住所 東京都中央区日本橋室町3-2-1 日本橋室町三井タワー25階
公式サイトURL
https://www.bcg.com/ja-jp/
カーニー

カーニーの画像

基本情報
住所 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー23階
公式サイトURL
https://www.jp.kearney.com/
日本総合研究所

日本総研の画像

基本情報
住所 東京都品川区東五反田2-18-1 大崎フォレストビルディング
公式サイトURL
https://www.jri.co.jp/
三菱UFJリサーチ&コンサルティング

三菱UFJリサーチコンサルティングの画像

基本情報
住所 東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー
公式サイトURL
https://www.murc.jp/
野村総合研究所

野村総合研究所の画像

基本情報
住所 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
公式サイトURL
https://www.nri.com/jp/
アビームコンサルティング

アビームコンサルティングの画像

基本情報
住所 東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング 24階
公式サイトURL
https://www.abeam.com/jp/ja
日立コンサルティング

日立コンサルティングの画像

基本情報
住所 東京都千代田区麹町2-4-1 麹町大通りビル
公式サイトURL
https://www.hitachiconsulting.co.jp/
インテージ

インテージの画像

基本情報
住所 東京都千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル
公式サイトURL
https://www.intage.co.jp/
楽天インサイト

楽天インサイトの画像

基本情報
住所 東京都世田谷区玉川1-14-1 楽天クリムゾンハウス
公式サイトURL
https://insight.rakuten.co.jp/
クロスマーケティング

クロス・マーケティングの画像

基本情報
住所 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
公式サイトURL
https://www.cross-m.co.jp/
日経リサーチ

日経リサーチの画像

基本情報
住所 東京都千代田区内神田2-2-1 鎌倉河岸ビル
公式サイトURL
https://www.nikkei-r.co.jp/
富士通総研

富士通総研の画像

基本情報
住所 東京都大田区新蒲田1-17-25 富士通ソリューションスクエア
公式サイトURL
https://www.fujitsu.com/jp/group/fri/
日立総研

株式会社日立総合計画研究所の画像

基本情報
住所 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル
公式サイトURL
https://www.hitachi-hri.com/

海外進出とは?進出にあたり必要となる準備とは?

海外進出とは?進出すべき理由

海外進出とは、名前の通り法人の支社や拠点を海外に作り、ビジネス拡大や利益向上を図ることです。近年では、大手企業だけでなく中小企業でも海外に法人を作る例が増えています。どの企業も「会社規模を広げたい」「売上を増やしたい」「海外企業との競争に勝ちたい」など、ビジネス拡大を実現させるのを主な目的としています。

海外未進出の日本企業が海外進出すべき理由は、「国際競争への参入」と「市場規模の拡大」の2つを実現させる必要があるためです。

「国際競争への参入」は、企業が既に持っている技術力や新たに開発した技術などを活用することで、海外企業との競争に勝つことを指します。もちろん、資金や人員管理など経営資源の拡充も重要ですが、これだけでは海外企業に勝つことは難しいです。会社として長期的に一定の利益を得るためにも、経営資源の拡充と技術力など企業の強みを活用して、海外でのビジネスを行うことが重要なのです。

もう1つの理由である「市場規模の拡大」は、日本の市場規模の縮小が挙げられます。
現在の日本は人口の減少が進んでおり、市場規模の縮小が危惧されています。市場規模の縮小によって競争が激しくなると、既存の顧客が離れる可能性がある、商品価格の値下げが必要になるなど、継続して売上を出すことが難しくなってきます。そこで、海外進出をすることで新しい顧客を掴む可能性が出てきますし、販路拡大を図ることで、利益の向上を見込めます。

また、海外進出することのメリットも複数あります。海外進出に関してはリスクを考えてしまいがちですが、専門業者に調査依頼、相談をすることで、万全に準備することができます。

進出にあたり必要となる準備は?

海外進出にあたって、やるべきことはどんなことがあるのでしょうか。

海外進出時に必要な事前準備は、市場調査とテストマーケティングが挙げられます。

市場調査は名前の通り、海外現地の市場の動向などを調査すること。テストマーケティングは、海外現地で商品のテスト販売や事前シミュレーションを実施し、課題の発見と改善を図る手法を指します。市場調査とテストマーケティングを実施し、問題ないと結果が出れば、海外進出を始めるのです。

ですが、海外現地の市場調査及び進出は、自力で進めようとすると膨大な時間と手間が掛かってしまいます。そこで、利用すべきなのが海外市場調査や海外進出コンサルティングを専門とする会社です。

海外市場の調査がスムーズにできるだけでなく、海外進出のための方法などを熟知しています。日本現地では検証が難しい、SNSでの情報収集や情報公開、海外向けECサイトの運用、商品価格や販売商品の調査も併せて依頼できるのが特徴です。

そのため、海外市場調査会社や海外進出コンサルティング会社を活用することで、海外進出に向けて実施する業務が明確になり、着実に海外進出を進めることができるのです。

  • 日本企業が国際競争へ参入するには、海外進出が不可欠
  • 日本の市場規模は縮小傾向にあるため、販路拡大を図るという意味でも海外進出がおすすめ
  • 海外進出にあたっては市場調査とテストマーケティングが必要
  • 自社のみでは膨大な時間と手間がかかるため、海外進出コンサルティング会社を利用しよう

海外市場調査・海外進出コンサルティングとは?

海外進出を行う場合、海外市場調査会社・コンサルティング会社の利用は必須とも言えます。次にそれぞれの特徴や詳細をメリットデメリットとあわせてお伝えしましょう。

海外市場調査とは?メリットデメリットは?

メリット

海外市場調査のメリットは、「日本では知れない情報を得られる」ことです。

国ごとの風習、文化、国民性などの国ごとの特徴に加えて、現地の人気商品、価格帯、売上などの情報も併せて知ることができます。日本ではあまり注目されていない商品が人気な場合や、日本より物価が安い高いの違いもあります。

それ以外にも、経済状況や市場動向、同業他社の動向なども日本と異なります。海外市場調査会社にデータベース検索や現地調査を依頼した場合は、ビジネスに関連した情報を多く知ることができます。

情報を知る以外のメリットは、「効率的に幅広い情報を得られる」ことです。自社で情報収集することももちろん可能ですが、不慣れな場合は時間を大きく要してしまいますし自力で調べるのが難しい内容も多くあります。

そこで調査会社を利用することで、通常の調査では得られない情報を得ることができますし、幅広く情報を得ることができます。

海外ビジネス展開に必要な情報を詳細に知ることができます。現地でのビジネス戦略を策定できるのです。

デメリット

海外市場調査のデメリットは、「戦略立案が対象外」なことです。海外調査会社は海外の海外市場調査に特化しているものの、コンサルティング会社と異なり、データを基にした経営等の戦略立案といった点(つまりコンサル)は対象外の場合が多いのが特徴です。

提供するサービスの範囲が、コンサルティング会社との大きな違いになります。海外の市場動向や経済状況、同業他社の有無などビジネス展開に必要な情報の調査を重視している場合は問題ありませんが、海外進出時に支援事業サポートも依頼したい場合はサービスが不足していると感じてしまうでしょう。

そのため、調査のみを求めているのであれば利用はおすすめできますが、海外進出や進出後の事業展開までを考えた場合はコンサルティング会社を利用するのがおすすめです。

海外進出コンサルティングとは?メリットデメリットは?

メリット

海外進出コンサルティングのメリットは、「迅速にビジネスの準備ができる」ことです。海外ビジネスの展開は、スピード感を持って準備を進めることが重要です。

特に欧米中国の企業は経営意思の決定が早いため、サービスや商品の立案~完成を迅速に行う必要があります。ですが、海外進出にはサービスや商品の開発以外にもやらなければならないことが多岐に渡ります。そこで、海外進出コンサルティングを利用すると、限られた時間で効率よくやることを進めることができます。

情報収集やトラブル解決など、海外進出にあたって困ったことに対応してくれるため、ビジネスの成功と市場拡大がしやすいです。

また、海外進出コンサルティングのもう1つのメリットは、「ビジネスの成功率を大きく上げられる」ことです。

海外進出コンサルティング会社を利用することで、海外進出のメリット、リスク、注意点などを教えてもらえます。クライアントの知識量、事業計画、展望に沿って、適切なサポートを実施してくれます。

複数の事業展開する際は、国ごとに必要な情報の提供と最適なサポートを実施してくれるのもメリットになります。

デメリット

海外進出コンサルティングのデメリットは、「料金が発生する」ことです。

海外進出コンサルティング会社にコンサルを依頼すると、どうしても費用が発生します。具体的な金額は規模や依頼内容によって大きく異なりますが、一通りのコンサルを依頼すると数百万円以上の費用は発生します。

加えて、現地調査や内容ごとの支援を追加すると追加費用も発生します。企業によっては、費用の負担が大きくなる可能性があります。そのため、海外進出後にコンサル費用の回収ができるか、成功できるかどうかを考慮する必要があります。

海外進出コンサルティングのもう1つのデメリットは、「進出先の商業的習慣が学べない」ことです。

海外進出コンサルティングを依頼する場合、現地の店舗や法人の習慣やルールが直接確認出来ません。海外進出のスピードと効率性を高めることはできますが、商業的な習慣を直接確認しないまま事業を始めることになります。

【海外市場調査・コンサルティング】両方に特化したコンサル会社に依頼すべき

ここまで、海外市場調査と海外進出コンサルティングのメリットデメリットをご紹介しました。では、海外進出の調査サポートを依頼する場合は、どのような会社に依頼すると良いのでしょうか。

結論から言うと、海外市場調査・コンサルティング、両方を得意とする会社に依頼するべきです。実は、海外進出を支援している会社は、市場調査のみに特化している会社・コンサルのみに特化した会社という場合が殆どです。依頼するのであれば、両方に特化した海外進出のエキスパート的なコンサルティング会社に依頼した方が、個別に依頼するよりも総費用を抑えられますし、調査とコンサルを独立・連携させる煩わしさも発生しないためおすすめできます。

以上、メリット・デメリット等も踏まえての結論ですが、確実に海外進出を成功させたいのであれば、海外進出のエキスパート的な支援会社を利用することを私はおすすめします。

    • 海外進出を支援している会社は、市場調査のみに特化しているかコンサルのみに特化している場合がほとんど
    • 確実に海外進出を成功させたいのであれば、市場調査・コンサル両方に特化した会社へ依頼しよう

【海外市場調査会社のメリット・デメリット】

    • その国のあらゆる情報を効率的に得ることができる
    • 戦略立案は対象外で、実際に海外進出するまでのサポートは受けられない

【海外進出コンサルティング会社のメリット・デメリット】

  • やらなければならないことを、限られた時間内で効率よく進めることができる
  • 自社に最適なサポートをしてくれるので、ビジネスの成功率を大きく上げられる
  • 規模や依頼内容にもよるが、一通りのコンサルを依頼すると数百万円以上の費用がかかる
  • 現地の店舗や法人の習慣・ルールを直接確認しないまま事業を始めることになる

【国別】海外進出コンサルティング会社おすすめ3選

海外進出コンサルティング会社へ依頼可能な業務とは?

事前調査準備

海外進出コンサルティング会社で、依頼できる業務の1つ目は「事前調査準備」です。

事前調査準備業務で実施する業務は、「市場調査」「競合調査」「現地視察」「展示会出展」があります。

事前調査準備/市場調査

「市場調査」は商品や市場規模の調査を指します。クライアントが取り扱う製品やサービスの内容をヒアリングし、商品やサービスの価格や売上量などを調査します。資料の検索も、国内のデータベースに加えて現地の行政機関での調査が行われます。資料以外にも、住んでいる人や現地に駐在しているスタッフによる情報収集も実施します。

事前調査準備/競合調査

「競合調査」は、展開先のエリアで同業他社がビジネス展開していないかを調査します。インターネット調査や現地調査を行い、実際に同業他社の状況や売上などを詳しく調査します。

また、同業他社の会社情報も併せて調査します。現地の行政機関のデータベースにアクセスすることで、情報を得ることができます。

事前調査準備/「現地視察」

ビジネスの展開予定地に赴き、調査します。海外現地での調査は、調査会社本部が海外拠点に駐在するスタッフに依頼して調査を実施します。市場の動向や商品の売れ行きなどを調査し、調査結果をクライアントに報告します。

また、現地視察は限られた時間で実施することが多いため、どの点を重視して調査してもらうかを事前に伝えるとスムーズに調査が進められます。

事前調査準備/「展示会出展」

現地のビジネス向け展示会参加のサポートを実施します。

開催エリアや時期などを調査して、いつ頃展示会に参加するかを決定します。ブースの商品や設営はクライアント側で行います。展示会は現地企業と直接商談ができる場のため、逃したくないチャンスと言えます。
万が一、展示会出展で不安な方は適宜調査会社に相談すると良いでしょう。

法人設立

海外進出コンサルティング会社で、依頼できる業務の2つ目は法人設立サポートです。

調査や展示会出展など準備が終わり、問題なければ法人設立を行います。設立時は、法人登記に必要な書類を作成提出、人材確保、オフィスの確保、法的書類の作成などやることが多くあります。

海外展開が初めてで不安な方向けに、コンサル会社では海外法人設立の流れや現地でのビジネスルールなどを教えてくれます。また、ビジネス展開にあたって必要な書類作成サポートを実施する企業もあります。

法人設立/人材

新たに人材を採用する際は、現地の人材紹介会社を利用するのが一般的です。現地のコネクションを持っていない会社は、人材会社の紹介もしくはおすすめの人材会社を教えてもらうと良いでしょう。

法人設立/オフィスの確保

現地でのビジネス拠点となるオフィスを確保します。商品販売を行う場合は、特に重要な項目です。

市場調査や現地調査の結果やアクセスなどを確認した上で、オフィスや店舗の場所を決めます。展開する場所は自社だけでは判断が難しいためコンサル会社に相談の上で、出店場所やオフィスの展開場所をどうするか、アドバイスをもらうと良いでしょう。

また、オフィスの場所を決定する以外にも現地の不動産会社との契約も必要になります。

法人設立/法的書類の作成

法人登記用の書類やその他法的書類の作成に関しては、現地の法律知識や書類の記入ルールに沿って作成する必要があります。加えて、国によっては外資企業の設立を制限している場合もあるため、注意が必要です。

そのため、書類の作成に関してはコンサル会社に相談してみて、現地の司法書士や弁護士を紹介してもらうと良いでしょう。

事業運営

海外進出コンサルティング会社で、依頼できる業務の3つ目は事業運営サポートです。

海外拠点を展開後のビジネス運営、商品サービス展開の手法に関してもアドバイスをもらうことができます。事業運営でコンサル会社がアドバイスできる分野は、「人事制度」「ブランディングマーケティング」になります。

事業運営/人事制度

海外法人を展開した後、人事制度を整えることは非常に重要です。

現地スタッフを雇うにあたって、給与、福利厚生などの待遇や勤務時間、雇用体系、休日などの勤務体系を整備、確立させる必要があります。

海外では待遇や勤務体系の考え方が日本と異なることが多いため、その点も考慮する必要があります。不安な場合は、コンサル会社に雇用条件や待遇などの設定を相談すると、より透明性の高い雇用条件や待遇が設定ができます。

事業運営/ブランディングマーケティング

事業運営にあたって、ビジネスのブランディング及びマーケティングも重要です。

初めて海外ビジネスを展開する会社は、海外における知名度がほぼありません。知名度がない状態から、いかに自社の製品サービスを良いイメージを定着させるかが大切です。有効なブランディングマーケティング手法に関しては、展開するエリアや取り扱う製品サービスの内容によって異なります。そのため、ターゲットとする法人または消費者の動向を、常に把握する必要があります。

コンサル会社ではビジネスモデルや製品に応じた、有効なブランディングマーケティングを一緒に考えてくれます。現地のクライアントの視点や知識を豊富に持ったスタッフに相談することで、現地でのビジネス展開をスムーズに進めることができるでしょう。

    【海外進出コンサルティング会社へ依頼可能な業務】

  • 事前調査準備(市場調査、競合調査、現地視察、展示会出展)
  • 法人設立(人材採用、オフィスの確保、法的書類の作成)
  • 事業運営サポート(人事制度、ブランディング・マーケティング)

優れた海外進出コンサルティング会社を選ぶ上でのポイント

高度なスキルを持ったが人材いるか

海外進出コンサルティング会社を選ぶポイントの1つ目は、高度なスキルを持つ人材がいるかどうかです。

海外進出コンサルティングには、海外現地で使用する言語の翻訳会話、業界知識、システムなどビジネスにおいて活用する分野の知識を持っている必要があります。コンサルティングは知識だけでなく、対応の早さや丁寧さももちろん大切です。ですが、対応の早さや丁寧さ以前に、専門知識を持っていることが非常に重要です。

知識以外にも、どの業界のコンサルを得意としているかも選ぶポイントになります。取り扱う商品やサービスなどに詳しいスタッフがいる場合は、海外進出成功の可能性が高くなります。

そのため、会社を調べる際はどの分野の知識に精通しているか、得意な業界やサービスなどを確認しましょう。

実績があるか

海外進出コンサルティング会社を選ぶポイントの2つ目は、実績の有無です。

過去の実績やコンサル事例が多い会社は、HPや会社資料などで具体的にどんな事例に関わったかを提示することが多いです。ただ、実績件数を載せるだけでなく、どんな会社のコンサルを実施したか、どのような調査を行ったかなどが分かるとより良いでしょう。

実績や事例が多数あるから、絶対安心と断言はできません。ですが、過去に様々な会社のコンサルを担当しているため、コンサルに必要な知識や調査手法などを熟知している可能性が高いです。

そのため、少しでもコンサルの成功率を上げたい場合は、実績や事例の件数を確認しておきましょう。

対応サポートの幅は広いか

海外進出コンサルティング会社を選ぶポイントの3つ目は、対応サポートの幅広さです。

コンサルにおいて、全ての過程で順調にいくわけではありません。そのため「どのように、海外進出をしたら良いか分からない」「どの視点で調査分析をして欲しいか」のアドバイスに加えて、「トラブル時の対応」「ワンストップサービスの提供」など、サポート面も充実している会社を選ぶようにしましょう。サポート対象内容が広いほど、いざと言う時に安心です。

【海外市場調査・コンサルティング】両方に強みがあるか

海外進出コンサルティング会社を選ぶポイントの4つ目は、海外市場調査・コンサルティング両方に強みがあるかどうかです。

海外調査と海外進出コンサルティングを扱う会社は、一見両方取り扱っているように見えます。
両方取り扱っていても、海外調査のほうが得意な会社、海外進出コンサルティングが得意な会社と分かれている場合があります会社によっては、両方ではなく調査もしくはコンサルの片方のみの場合があります。

調査とコンサルを依頼する会社を分けると、相談する際に手間が掛かってしまいます。

そのため、会社を選ぶ際は実績や事例を確認、調査コンサル両方を得意としているかを見極めてから、会社を選ぶようにしましょう。

    【海外進出コンサルティング会社を選ぶポイント】

  • 高度なスキルを持ったが人材いるか
  • 実績があるか
  • 対応サポートの幅は広いか
  • 海外市場調査とコンサルティング両方に強みがあるか

まとめ

いかがでしたでしょうか。海外市場調査・海外進出コンサルティング会社の特徴やサポート内容、会社を選ぶ際の基準などをご紹介しましたが、お役に立ちましたでしょうか。海外進出コンサルティング会社は、海外ビジネスに慣れていない法人にとって心強いパートナーと言えます。費用はどうしても発生しますが、確実に海外進出を成功させたいのであれば依頼は必須と言えます。

今回ご紹介した内容を基に、目的に合った海外進出コンサルティング会社を選べると良いですね。

 

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海外進出する際には、資金、テナント、情報入手など準備すべきものが多くあります。失敗のリスクを最小限に収められるようにするには、事前の準備はとても大事です。そして、成功させている人の多くは、現 ・・・[続きを読む]
日本とも何かと馴染み深いドイツに進出したいという企業は多くあります。将来的な日本市場の縮小を考えて先手を打ちたいといった理由でドイツをターゲットにするというケースも増加傾向です。そこで今回は ・・・[続きを読む]
日本企業が海外進出する際には、信頼できる日本企業のサポートが重要です。現地と日本の企業と架け橋となってくれるところは、実績で選ぶのも1つの方法でしょう。実績は多ければ多いほどよいですが、その ・・・[続きを読む]
事業を大きく展開していくにあたって、海外への進出を考えている方も多いでしょう。日本だけでは実現できないことが実現できる場合もあり魅力的に見えますが、よいことばかりではありません。日本では考え ・・・[続きを読む]
海外に進出することは簡単ではなく、成功につながるかは海外進出コンサルティング会社や海外市場調査会社選びが重要です。そこで今回は、マレーシア進出の際におすすめできる実績豊富なコンサルティング・ ・・・[続きを読む]
海外進出を成功させるためには、信頼できる海外進出コンサルティング会社やマーケティングリサーチ会社に依頼することが必須となってきます。数多くの選択肢がありますが、それぞれ強みや特徴に違いがある ・・・[続きを読む]
シンガポールに進出する会社は、海外に進出することになるため外国の企業とも競争しなければなりません。この際、短期的な計画だけだと方向性が変わりやすいため、長期的な計画が必要です。今回は、シンガ ・・・[続きを読む]
企業が海外進出をして商品やサービスを販売する際には、日本国内とは違いうまく販売できない可能性もあります。一か八かで勝負をするのではなく、コンサルティング・市場調査会社を利用して事前に調査する ・・・[続きを読む]
海外市場調査をしてマーケットを獲得できるかどうかを見極めたいけれど、語学力に自信がなくても大丈夫なのかというのは心配になりやすい点です。英語が話せないと海外の市場について調査するのは困難と思 ・・・[続きを読む]
海外に支局を設ける際に、相手国での成功率を増やすために需要が増えているサービスがあります。それは、海外に特派員を派遣して市場を調査する海外市場調査です。しかし市場調査といっても具体的なイメー ・・・[続きを読む]
タイは伝統的に日本と良好な関係を築き、戦後の経済復興が進む中で日本の企業が進出を開始した最初の国でもあります。進出時に懸念される地政学的リスクや反日感情などが少なく、今日においても有力なアジ ・・・[続きを読む]
海外に商品を流通させる際には、コンサル会社の協力のもとサプライチェーンを構築する必要があります。近年は、中国方面ではなくインドネシアをはじめとする東南アジアにサプライチェーンを作ろうとする企 ・・・[続きを読む]
海外進出の際にはまず市場調査が必要ですが、現地の市場調査をするには専門の会社を利用するのがスムーズです。コンサルティングや市場調査の会社ごとのサービスの特徴を把握し、目的に合わせて選びましょ ・・・[続きを読む]
グローバル化が進む日本は、国際社会の一員として今後どんどん世界進出していくことが大切です。日本の製品やサービスは決め細やかでユーザーから人気を得ていますからグローバル社会においても競争に打ち ・・・[続きを読む]
インドは世界第二位の人口を誇ることから、今後の世界経済の成長の主要な原動力を担う市場の一つになると予想されていますコンピューターなど数学の知識が必須とされる産業において、世界の主要な人材供給 ・・・[続きを読む]
近年は海外進出を展開する企業が増えてきており、サポートする海外進出コンサルティングも非常に多く活動しています。海外進出コンサルタントの数が非常に多くなっているため、実際に利用するにあたってど ・・・[続きを読む]
先進国では社会経済システムの発展と成熟化により、少子化や経済成長の鈍化などのジレンマに直面していますが、アメリカは突出した経済力・科学技術力、豊富な天然資源などから経済成長のポテンシャルや先 ・・・[続きを読む]
近年、企業の海外進出が増え、市場を求めて活性化しています。日本の消費傾向は縮小していますが、海外では発展途上の国やこれからという新興国などさまざまで、マーケティング拡大のチャンスは海外にこそ ・・・[続きを読む]
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