R45 ALL THAT 補足 (文&色えんぴつ画 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
第26回「家、サイコーソング」(2018年4月27日 OA)
前回、あこがれの「岩鬼正美」について触れさせていただきました。
なぜだか?よくわかりませんが…スッキリしています。
ふだん意識していない“記憶の穴”を埋める快感だと思います。
思えば、あの頃のように「①週間、心待ちにする」ことも少なくなりました。
漫画の続きが、気になって気になってという生活も忘れかけていました。
同じ「週刊チャンピオン」には、
手塚治虫『ブラックジャック』の連載もありました。
…でも、生々しい臓器やオペシーンが苦手でした。
肝心な箇所で目を反らすので内容がまったく入ってきませんでした。
…そういう意味じゃ、石井いさみ『750ライダー』も難解でした。
「コーヒー」といえば「コーヒー牛乳」では話になりません。
ラストカットの心地いい「風」で終わるのも 毎回「謎」でした。
たぶん、兄の影響だと思うのですが…無類の『秋田書店』派。
金曜日発売の『少年チャンピオン』を心待ちにしていた少年でした。
当時の「チャンピオン」はバリエーションが豊富。
山上先生、鴨川先生、内崎先生のギャグ三羽ガラス。
で、忘れていけない!!「どおくまん」先生の『熱笑‼花沢高校』
『獣田三郎(じゅうだ・さぶろう)』の奇怪な踊りと奇声。
「50メートルパンチ」と「めりこみキック」。
獣田の「50メートルパンチ」を喰らった『力勝男(りき・かつお)』の顔。
ドラム缶で煮込んだ「特性カレー作戦」なんか世界レベル。
腹が痛くなるほど、笑わせていただきました!!
いぶし銀のストーリーものにも、どっぷり のめり込みました。
…小学生にしては、結構 「大人びた好み」だったかもしれません。
飯森広一『レース鳩0777(アラシ)』
筒井昌章『東京レスキュー』
加藤唯史『ロン先生の虫眼鏡』
柳沢きみお『月とスッポン』
望月あきら『ゆうひが丘の総理大臣』
雑誌の紙が、「黄色」や「薄いオレンジ」や
「見たこともない薄ミドリ色」のインクで指が真っ黒けになるんです(懐!)
先日惜しくも亡くなられた古賀先生の『エコエコアザラク』も
毎回、不気味で怖かった記憶しかないんですが…面白かった。
で、なぜか?最終ページ周辺に掲載されていた漫画。
――― 古谷三敏『手っちゃん』
主人公の姿が、『片手(5本指がある)』なんです(笑)
『手首』が、毎回、毎回、喋ったり 歩いたり 悩んだりするんです。
…とてもとても「不思議な、ふしぎな」な「??の主人公」でした。
「笑い」は「緊張と緩和」。
「笑い」は「恐怖と表裏一体」とはよく言ったものです。
最初の登場シーンはホラーでした。
家族で海水浴に出かけたキヨシ君一家。
砂あそびをしていたキヨシの手をつかむのが…(笑)
なんとか、手を振りほどいて、車で家に帰ったかと思ったら、
「手っちゃん」が自動車にしがみついて…ついてくるんです。
物語の設定は、ドラえもんと ほぼ同じなんです。
最初は招かざる客の「手っちゃん」でしたが、次第に家族に溶け込みます。
お母さんといっしょに家事も手伝います。
お父さんの晩酌にもつき合います。
キヨシ君の宿題まで手伝ったり…
水炊きの土鍋に浸かってお風呂に入ったり…
とにかく、人畜無害のキャラなんです。
…『手ちゃん』は、今も腑に落ちない記憶だけが残っていて、
未だに スッキリしていません。
特に最終回『手ちゃん』はどんな風になるのか?まったく記憶にありません。
そんな、私が「家、サイコーソング」で推薦したのは…
ジャズ&フュージョンのトランぺッター。
≪メイナード・ファーガソン≫の『スタートレックのテーマ』です。
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?
気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
5月4日(祝・金曜日)夜9時から。
第27回のテーマは、『気持ちが若返る曲』
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)