新型コロナの感染拡大が止まらない中、鳥取県庁では緊急体制での業務が始まった。
鳥取県では26日夕方までに、新たに3人の感染が発表され、県内の累計感染者は362人。
いずれも倉吉保健所管内の3人で、全員が25日に感染が確認されている県内359例目の濃厚接触者。
感染拡大が続く中、県庁も緊急体制をしいた。
(勝部記者)「きょうから始まった在宅勤務、こちら財政課でも半分の職員がフロアに出勤していません。」
(鳥取県財政課塗師木太一課長)「職員が半分になっているので、密になっていない状態で仕事が出来ている。」
鳥取県は、東京、大阪などへの緊急事態宣言に合わせる形で、26日から2交代制勤務に入り、約2800人いる職員の半分が在宅勤務もしくは休暇を取得している。
(鳥取県人事企画課前田秀樹課長)「仮に県職員に陽性者が出てもしっかり県民のための仕事ができるようにバックアップ体制という意味でも2交代制にシフトした。」
県は緊急事態宣言の期限である5月11日まで2交代制勤務を続けることにしている。