R45 ALL THAT 補足 (文&色えんぴつ画 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
#20『お彼岸ソング』(2018年3月16日OA)
ここ最近、ハマっていることがあります。
嫁や子どもにも内緒なんですが…(笑)
「中学生がやる勉強」を“こそこそ”と“コツコツ”とやっています。
きっかけは、ものすごく些細な事なんです。
この春から、娘が高校生になるんです。
ある日、娘が使った教科書や参考書。
学校で使う資料ノートや問題集などが平積みになって捨てられていました。
ひさびさに見る「教科書」をペラペラ読むと…出版社によって「すごくわかりやすくって面白いもの」と「そうでないもの」があるんです。
中でも、「英語」と「数学」の二教科が酷い内容に感じました。
…誤解のないよう、先に言っておきます。
…悪いのは、すべて私です。
…まったくといっていい程、理解できなかったんです。
…簡単な計算式すらスラスラ解けないんです。
…あせりました(汗)
…恥を忍んで告白しますが、数年前からヤバいなぁと自覚していました。
昨年6月に亡くなった親父が、数年前に入院した事がありました。
「ひょっとすれば、痴呆かもしれない」という疑いで。
その時、看護師さんから簡単な「読み書き」と「計算問題」が行われていました。その時、親父は意識もうろうとなりながらも…頑張っていましたが…
…すいません! …私も親父と同じレベル。ギリギリの線でした(汗&笑)
格好が良いとか、悪いとかのレベルではありません。
…ひとりの人間として、失格。崖っぷちレベルでした。
「根本的な数式のルールを完全に忘れていたから…」なんて言い訳にしたくありません。おそらく、現役当時から“なんとなく理解していた”のでしょう。
それが証拠に、
「中1の数学」のドあたまから、つまづいてしまいなかなか前へ進みません。
…この時、「公文式の塾」にコッソリ通うという選択肢もあり
あとあとネタにもなると思ったのですが…さすがに断念しました。
腹が立つので、紀伊国屋書店で「小学校の算数」を買い直しました(笑)
しかし、ここで思わぬ遭遇?をするんです。
29歳の時、若くして亡くなった「母親」と出逢うんです。
実際、目の前に現れるわけじゃありませんが…頭の中?で会話するんです。
…これには、驚きました。
「算数」の分数式を解いていた時。
いや、もっと基本的な足し算、引き算の“繰り上げ”“繰り下げ”あたりを
やっていた時に…気づけば、母親と会話していたんです。
そういえば、ウチの家は母親がものすごく勉強に対して厳しかった?というか
学校から帰って来たらすぐに宿題を目の前でやらされる環境でした。
特に「算数」と「国語」は学校の授業より前へ、前へ、進んでいた気がします。
あの頃、学校に行っても 授業中は ほとんどうわの空だったかもしれません。
…とうぜん、学校の成績は悪くなかったのですが今、思えば当たり前ですよね。
母親から“予習”と“復習”を徹底的にしごかれていたのですから。
おそらく、これが「脳科学的からみた原因」でしょうね。
「あの頃の、母親の残像」が、目からではなく
…耳から広がり、ボワッ~と“見えている気に”なっているようです。
こんなこと言いながら…
ゴールデンウイークの頃には飽きているかもしれません。
そのときは全面降伏。素直に「ごめんなさい!」します。
そんな、私が「お彼岸ソング」で推薦した曲は…
≪はっぴいえんど≫の『はいからはくち』
今の若い世代に「お彼岸(おひがん)」って、わかりますかね?
簡単に言えば「春のお墓参り」ですね。
秋分の日の前後にも「お彼岸」がありますから…
わかりづらいかもしれないですね。
私は、お彼岸やお盆に関係なく「お墓参り」は行っています。
お墓参りといっても、たいした事は何ひとつしていません。
お墓に水をあげたり、雑草をパッパッと抜き、砂利を手の甲で整えるぐらい。
こんなこと言ったら、ご先祖様から怒られるかもしれませんが…
「自己満足」が八割、「近所からの体裁」が二割ぐらいですね。
当たり前ですが…“死んだら、お墓の掃除”すら できないんです。
生前、どんなに財力を築きあげた人間ですら…
“死んでしまったら、お水や線香は与えてもらう側”になるんですよね。
…当たり前といえば当たり前ですが、ふだん意識しない「真理」ですね。
話が反れました。
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?
気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
今回の色鉛筆画は「思い出のぬり絵」
私が描く「色鉛筆の画」も母親の影響はデカいかもしれません。
イラストを描くとき、少しだけ奥行きをもたせたり…
見えない箇所を想像しながら描くと“それなりに見える”んですよね。
よほどの才能がないかぎり、画なんてスラスラ描けないものです。
最初の最初。「はじめの一歩」は塗り絵の枠線をなぞることからです。
同時に色彩感覚を養うことが、もっとも効率のいい勉強法でした!
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
3月23日(金曜日)夜9時から。
第21回のテーマは、チャカ・カーンさんの誕生日を記念して
…まわりまわって『パーマネント★ソング』
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)