R45 ALL THAT 補足 (文&色えんぴつ画 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
#19『炊飯器が炊き上がった時のお知らせソング』(2018年3月09日OA)
ちょうど今ごろ。
あたらしい出会いをひかえている3月。
幾つになっても、ワクワクしますね。
50歳前にして強く思うことがあります。
「友だちは、人生を豊かにしてくれる かけがえのない宝物です」
できれば、社会人になる前。
高校や大学時代に出会うのが理想だと思います。
「進学校」とは「縁遠い生活」だったのでわかりませんが…
自分の「偏差値」の「マイナス5~10」の学校で出会うのが理想です。
適度な勉強。
周りに迷惑がかからないように多感な10代、20代に人間関係を大いに学ぶ。
「どうすれば、相手に不快感をあたえることなく喜ばせる事ができるのか?」
これが、私の行動や創作などの基調となる考え。
つまり、これが私の生きる道。「人生のテーマ」でもあります。
心配いりません。
偏差値「5~10」の貯金なんて、アッという間に無くなります。
気づけば「アホ」に馴染み、すっかり溶け込んでいくものです。
「アホ」ほど、環境に溶け込みやすく 感染しやすいものってない気がします。
勝手きままな妄想です。
事実無根の戯れ言です。
おそらく、遺伝子研究の山中教授あたりは気づいている!と思うんです。
何をもって「優」と「劣」のラインを引くかはさておき…
「アホ(劣)の遺伝子」研究って、必ずどこかで行われていると思うんです。
私、20代後半ぐらいまで…「才能」や「向き不向き」って、
「他よりも優れているもの」とばかり思い込んでいました。
でもね、ある日。
明確なロジックをもって、「気がつく」んです。
『優』と『劣』って、常に表裏一体なんですよね。
例えば、「F-1のレーサー」「スタントマン」という職業。
これまで、仕事で何十人単位のレーサーやスタントマンと接してきましたが…
彼ら、彼女らには「恐怖心」が 大きく欠如していた人たちでした。
でなければ、時速200キロを超える速さのままカーブを曲がったりできません。
おそらく、ほんらい人間の身体を守るための「防御装置」のようなものが
何らかの事情により 大きく欠けているのだと思うです。
でなければ、香港の雑居ビルから小さなウレタンマットめがけて飛べません。
『学生時代』の「受験勉強」も 「向き不向き」というより
「身の丈にあった勉強法」を見つけるかが勝負所だと思います。
学生時代、郵便局で仕分けのアルバイトをしていた時…気づきました。
企業から送られてくる就職のエントリーシートは、
偏差値の高い大学の順番で発送されるんですよね…(笑)
…でも、私。二十歳そこそこで悟っていました。
「人生、あきらめが肝心」
「ガタガタ言ったところで、はじまらない」って。
…でもね、この「壊れかけの人生哲学」が役に立つときがあるんです。
2005年10月1日(土曜日)京都。
学生時代の友だち「Y」の結婚披露パーティーでした。
37歳でした。
およそ5年ぶりに「T」と再会しました。
18歳の時に出会った「T」とは、同じバンドをやっていました。
30代の後半。40代手前。
ひさびさの再会。「T」が発した第一声は衝撃的でした。
「今な、俺。保育園で保育士 やってんねん。」
がっちり掴まれました。
「Y」と「奥様」には申し訳ないですが…
もう、二次会の司会どころではありません。
35歳を超えた時点で、「嫁」と「子ども二人」がいる中、
「T」は、1年間専業主夫しながら保育士の勉強をやり…
難関を突破して保育士になったそうです。
驚きと感動は、数秒後「安堵」から「爆笑」へと変わっていきました。
『1人目の息子ができたとき、毎日、保育園に送り届けていたら…
保育士を毎日見るやろ? でな、なんとなく、この仕事。
俺の方のが、できるんと違うかなぁ…?って思って』
『でな、保育士の実技テスト。
なんとか、採用してもらわないとアカンやん?
ピアノとかオルガンとかできなあかんねん。
でな、俺、できんからな…代わりにギターを弾いたんよ』
『あんた(柳田)もびっくりしたと思うけどな…
俺もまさか、こんな所でギターが役立つとは夢にも思わんかったよ!』
私が見てきた中で、誰よりもギターが上手かった「T」が
保育園で、ギターを弾くなんて…まったく想像できなかった。
人生、捨てたものじゃないですよね。
長~い長~い前フリを回収することってあるんですよね。
ちょうど今ごろ。
あたらしい出会いをひかえている3月。
幾つになっても、ワクワクしますね。
もうすぐあなたも、きっと出会えますよ。
同じようならせん構造。似たような「劣遺伝子」をもった友だちに。
そんな、私が。一人暮らしの時は ほぼ毎日「自炊」をしていた私が…
「炊飯器が炊き上がった時のお知らせソング」で推薦した曲は…
≪テディ・ぺンダーグラス≫の『Do Me』
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?
気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
今回の色鉛筆画は「ともだちの等高線」
「友だち」って、同じぐらいの「学力」と「価値観」がないと
付き合っていても面白くないんですよね。あと「金銭感覚」も大切ですね。
結婚すれば、友だちの「奥さん」や「旦那さん」の存在も影響しますね。
…これが、意外と大きな問題に発展するケースも多いですね。最近は。
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
3月16日(金曜日)夜9時から。
第20回のテーマは、リスナーさんからのリクエスト
『お彼岸ソング』
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)