R45 ALL THAT 補足 (文&色えんぴつ画 柳田光司)
「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
#16『スキー場で聞きたい曲』(2018年2月16日OA)
学生時代、音楽系のクラブに所属していました。
大所帯でした。
部内には「実務」と呼ばれる技術系の部と
「総務」と呼ばれる内務・交渉系の部のふたつに分れていました。
「実務」のトップは「コンサートマスター」(通称:コンマス)
ナンバー2は「サブコンサートマスター」(通称:サブコン)
いわば、クラブ全体を仕切る“表側”の花形的存在でした。
世間知らずの学生の戯言。小さな、小さな世界の出来事でしたが…
…こういう小さな潮目、アマチュアといえ人の配置。
「適材適所」って大切だと思うんです。
僭越ながら、こういう場の空気を読むことに対して長けていた学生でした。
クラブをてっぺんで仕切るのは「部長」。
われわれの代は、一年浪人していた「Y」。
他の部員は、みんな現役で入った同じ学年。
なんとなく、一つ年上の「Y」の複雑な気持ちを察しながらの結果でした。
そんな中で、私はどこのポジションでもよかった。
(逆に言えば)
どこに配属されても“それなりに”やっていける自信がありました。
それよりも拘ったのが、同学年の配属部署。
人間って、20歳くらいになれば…
“向き”“不向き”もあるし、
“先輩”と“後輩”との「相性」ってあるんですよね…。
ものすごく生意気ですが…
先輩や後輩の代を見ながら、
「なんで、あのアホを前面的に出させるかなぁ…?」…って。
でも、それだけでは単に悪口ですから…
同じ代の奴らと喧々諤々(けんけんがくがく)。
「代案」を妄想していくんです。
笑い、笑わせながら、理想を語りながら実現させていくんです。
現在の「私」にもっとも影響をあたえ
刺激をあたえてくれて、
「柳田」を培ってくれたのは、
おそらく、あの頃だったのではないか…と思います。
私のポジションは「総務」を取り仕切る「総務部長」でした。
番組内でチラッと触れましたが…
その頃、出会った大人のひとりが(今も、あるのかなぁ?あの会社?)
『(有)シナノレジャーサービス』の社長さんでした。
本社は(確か?)長野県。信州北志賀にありました。
主な仕事は、夏の閑散期 客足が減るホテルやペンションに
関西や関東圏の音楽系のクラブ合宿を斡旋する会社でした。
生意気だけでは、オトナとの交渉は成立しません。
時代は、昭和の終わり~平成のはじめ。
バブルで浮足立っているころです。
向こうは、向こうで「算段」してきます。
とはいえ、(学生といえど)何百万単位のお客(のハズ)です。
バブルの恩恵とまったく関係のない 貧乏学生が
汗水流し、アルバイトをしながら貯めた 大切な 大切な軍資金です。
責任をもって、お互いよき所で「互角」にもちこまないといけません。
漫画の『カイジ』みたいに、勝つことだけが目的なら簡単なんです。
値段を落とすには、「質を落とす」「人件費を削る」しかないのですから…。
今思い出しても、アレは、スリリングな体験でした。
ま、この話の続きは…いつか、またの機会に(笑)
そんな、私が「スキー場で聞きたい曲」で推薦した曲は…
≪フィンガー5≫の『気になる女の子』
原曲は(1970年代)モータウンレコードが初めて契約した白人バンド。
≪メッセンジャーズ≫の≪That's The Way A Woman Is≫
日本では南沙織さんや朝倉紀幸(現・朝倉紀行)&GANGもカバーしています。
ポップなメロディー。バブルガムな歌詞。
音楽史に埋もれた数少ない名曲だと思います。
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?
気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
今回の色鉛筆画は「あの頃、スキー場にあった即席麺の自販機」
マイセルフで、お湯を入れます。
自販機の前方には、透明のフォークが取り出せるようになっています。
スキー場に設置されていたので、設定値段はおよそ2倍。
あれ、めちゃくちゃ売れてましたなぁ~~!なつかしいです。何もかも。
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
2月23日(金曜日)夜9時から。
第17回のテーマは、『デュエットしてみたい曲』
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)