2021年4月
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テーマ:暮らしを楽しむ(321549)
カテゴリ:幸せになる「勇気」
このブレスレットは、
今から6年ちょっと前、44歳の誕生日に、 家族からプレゼントしてもらったものです。 そのころのわたしは、 決して「いいお母さん」ではなく、 こんな素敵なアクセサリーをプレゼントしてもらうにふさわしいような「いい妻」でもなく、 家族の中で、威張りちらして そっくり返って。 家族を自分の思い通りにしようとして。 そうならないと不機嫌になって。 そのくせすごくビクビクと顔色をうかがって 言いたいことも言えない、 勝手にがまんして、鬱憤をためて、 ある日とつぜん爆発するような、 たいそう面倒くさい人間でした。 今、そばにいたなら、 「あのひと頼むからどうにかして!!」 (´;Д;`) そう思わず叫びたくなるような、最悪の人。 そのころの自分のことを思い出したりするのは だからとても嫌で。 そのころの写真を見るのも、すごく嫌で。 ずいぶんたくさん捨てましたのですけれど、 全部は捨てられなかったんですよね。 なぜか。 当時の自分の苦しかったり、つらかった気持ちを、 いつの日か 自分だけでも理解してあげたいと、 そう思ったからです。 子育てや人生を、どこか甘く見ていて、 そこそこうまくやれているとすっかり勘違いしている、 何もわかっていない頃の、 あまりにも甘ちゃんな頃の自分の写真を見るのは とても恥ずかしいのですけれど、 自分にしかわからない気持ちって あるでしょう? いえ、「人の気持ち」というのは、 本当は、全て、すべて、そうですよね。 自分の本当の気持ちなんて、自分以外の誰にもわからない。 そのころの写真を見ると 笑っているんだけれど、 泣いているように見えるんですよ。 救いを求めて 泣いている。 これから起ころうとしていることを まだ何も知らずに、のんきに笑ってる。 自分のことを大切に思えなくて、 自分のことが本当は嫌いでたまらなくて、不安で泣いている。 幼い頃も、大人になってからも。 *********************************** そういう顔しか出来なかった彼女(わたし)の気持ちを、 今のわたしが分かってあげること。 「わたしが」理解してあげること。 そうするとね、 なんて言ったらいいのでしょう、 そのころの自分が、時間を越えて、いま、救われる気がするのです。 ************************************* 今、すごくしんどいよね。 無理もないよね、と。 しかしよく生きてくれたぞ、と。 あなたがどこか途中で諦めてしまったら、 逃げ出してしまったら、 今のわたしはいなかったんだよ、と。 ダメだったころの自分を責めるでもなく、 隠すでもなく、叱るでもなく、 今はつらいね、でも、大丈夫。 今はしんどくても、 とてもいい未来が あなたにはちゃんと待っているから、 生きろ! わたし! 自分を信じて 必ずここまで来い!!! と、思う。 いや、念じる(笑) 何を言っているのかわからなかったらごめんなさいね。 そういう思いって、 時間を遡って、時空を超えて、 そのころの自分の心にも、ちゃんと届くような気がして。 誰にもわかってもらえなかったわたしの気持ちを、 少し先の自分が、 そこを通り過ぎたわたしが、 いま、ちゃんとわかってあげる、ということ。 すると、泣いてるみたいだった顔の写真が、 ちゃんと笑っているように見えてくるから、不思議です。 すると、自分は一人じゃなかった、 味方がいてくれた、と思えてくるから不思議です。 「1捨」じゃなくて「1舎」。 あら!これは・・・!? 読者さま、覚えていてくださるかな? *************************************** 人は未来しか変えられない、と言われます。 過去だって、けれどいつか変えられるのかもしれません。 過去を変える、というか・・・ 過去に対する意味づけを、自分の力で変えてゆく。 それをできるのは、未来のわたしだけ。 今を生きているわたし、 そして今を生きるあなただけ、なのだから。 ************************************* おとーさんと、息子が、 半分ずつお金を出してプレセントしてくれた、 その頃のわたしがいちばん欲しがっていたブレスレット。 これを身につける資格など わたしにはない。 そう思えて仕方なくて、 たまらなくつらくなってしまう時期がありました。 今。 ふたたび、こうして 身につけて。 もうこんな日はこないのではないかと思っていたわたしに、 もしかしたらこの日記が届くような気がして、書いています。 ************************************** 今、何かの試練の中にいて、 長い長い、終わりの見えない試練の時の中にいて、 もうずっとこのままなのかな、と、 希望を持てなくなっているかもしれないあなたにも。 今を懸命に通り過ぎたなら、 必ず未来がくるからね。 あなただけの未来がくるからね、と。 うまく言えないのだけれど、 届いてくれたらいいなあと思って、書いています。 このブレスレットは、カーニバルと一緒に、 わたしの「人生最後のつづら」に必ずおさめるつもりです。 そう決めています。 ↓この春夏は「PHILIPPE AUDIBERT ブーム」なのかな? 可愛いのがいっぱいです ( ´▽`)ノ **************************************** 歳を重ねるって、いいですね。 だって、色んなことが、ちゃんと「過ぎて」ゆく。 若いブロガーさんの日記を、 ああ、懐かしいなあ、と思える齢に わたしはなりました。 わたしは2月、おとーさんは4月の誕生月に。 日本年金機構から 「ねんきん定期便」というハガキがくるんですけれどね。 年金の受給開始時期は 60歳から70歳まで選択できるそうなのですが、 年金受給のスタートを、 たとえば65歳ではなく70歳まで遅らせると。 なんと年間受給金額が、 最大 42% もアップするのだそうですよ!! よよよ、よ、42% !? 夫婦合算したら、めっちゃ大違いですよ!!!! Σ(゚д゚lll) これはもう、絶対に70歳開始にしよう! 5年など、すぐに過ぎる。 (そう言いながら1円ももらえずにあの世へ、ということもあるかもしれないが) なんとしてでも 先ずは70まで生きよう!! そして1年でも長くもらえるように一緒に頑張ろう! と、笑い合うわたしたち夫婦は、 4月の最後の祝日に「結婚25周年」を迎えます。 楽しい時、苦しい時、 うれしい時、悲しい時、 幸せだと思えたとき、思えなかったとき、 20代、30代、40代、そして50代。 20代の頃からは想像もできなかった未来の中に、いま、わたしは生きています。 わたしたちの生きる「今」というのは、 そうか、1秒ごとに過去だし、1秒ごとに未来なのだ、ということ。 いろんな時を。1秒1秒をともに過ぎて、過ぎて、 ともに笑って、ともに泣いて、乗り越えてこられた。 おとーさんのことも、そして自分のことも、 「大・大・大嫌い!」で 「大・大・大好き!」と そう思える・・・ とても大切な わたしたちの「いま」が、あります。 おわり 今日もお読みくださって、ありがとう。 ↓ ポチッと応援してくださるお気持ちを・・・ にほんブログ村 いつも、いつも、ありがとうございます。 とてもうれしいです。 ( ´▽`) フォローをしてくださっている1169名ものみなさま・・・ あなたとあなたの大切な人が。 今日もどうぞお健やかな、心穏やかな1日をお過ごしになれますように・・・ :
最終更新日
2021.04.24 11:23:18
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