番組詳細
テレメンタリー2021「ふつうの家族〜岐路に立つ 特別養子縁組〜」
高校生のとき養親から言われた「俺の子どもじゃない」の一言。あっせん団体の廃業で制度の欠陥があらわになった特別養子縁組当事者の「出自を知る権利」について考える。
◇番組内容
特別養子縁組の養子として育った男性(25)は、高校2年生のとき、親から言われた一言で、自分が養子であることを知った。怒った勢いに任せて出た父親の「俺の子どもじゃないから」という突然の真実告知。以降、家族の中で特別養子縁組の話は出ない。自分の生みの親は誰で、どうやって生まれたのか、自分のルーツを自力で探し始めた。分かった出自は「電話ボックスに遺棄されていた」ということ。「そっか捨てられていたのか」。
◇番組内容2
一方、特別養子縁組で生後4日目の赤ちゃんを迎えた夫婦。養子を迎えるのは2人目。産んでくれたお母さんがほかにいることを幼いころから伝え続けていくと決めている。違う境遇の2人を養子として迎えたのも、将来2人が特別養子縁組で悩んだとき、お互いが助け合えればという思いがあるからだ。子どものための制度としておよそ30年前にスタートした特別養子縁組。「出自を知る権利」の危うさは、誰が守ってくれるのか。
◇ナレーター
Chiko
◇制作
九州朝日放送
【プロデューサー】吉住啓一
【ディレクター】森由布子
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/
その他
- ジャンル