俳優の田中圭さんと千葉雄大さんが毎週１組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるエモいトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「ＭＵＳＩＣ　ＢＬＯＯＤ」。
 

今回のゲストは「Novelbright(ノーベルブライト)」。山田海斗(Gt)、圭吾(Ba)、竹中雄大(Vo)、ねぎ(Dr)、沖聡次郎（Gt）により、2013年に結成した大阪発のロックバンド。
2019年7月に開催した路上ライブがSNSで大拡散され、瞬く間にその名が全国へと広まりました。昨年、日本レコード大賞新人賞を獲得するなど、ティーンの間で名実ともにトップクラスの人気を誇る今最も注目を集める新世代バンドです。トークの収録前に、セット裏でどんな形でトークを展開するかシミュレーションをするNovelbrightの皆さんの姿が印象的でした。

そしてトークの収録がスタート。田中さんから早速「今日は"雄大”が二人いる（笑）！」と言われ千葉さん&竹中さんの”二人の雄大”は恐縮しきりでしたが、田中さんから竹中さんへ、今回が初体面という千葉さんの印象を聞かれ、「同じ雄大という名前でも、千葉さんは”雄大界”のトップですので、お会いできて光栄です」とかしこまる竹中さん。この発言に田中さんは「雄大界のトップってすごいな（笑）」とちょっと意地悪な感じで大喜び。「そんなとんでもないです僕なんて！」と、いつもよりさらに恐縮しまくる千葉さんなのでした。

MCの二人がメンバー同士の関係性について聞くと、「家族のような存在ですね」と竹中さん。新幹線の移動の際なども常に一緒にいるくらい仲良しであるというエピソードを聞き、現場はほっこりとした空気に。さらに話題は竹中さんが過去に二度も、口笛の世界チャンピオンになった話へ。口笛を始めたきっかけや上達するコツなどを聞きつつ、世界チャンピオンになった時と同じ曲で口笛を披露してもらうと、その美しい音色にスタジオは大盛り上がり。

さらに話題は、竹中さんの高音ボイスについて。そもそも昔から高音が出せたというわけではなく、好きな歌を歌っているうちに徐々に高い声が出るようになっていったそう。
 
そんなNovelbrightのBLOOD SONGは、あいみょんの「マリーゴールド」。デビュー前は全国のライヴハウスを回っても人が集まらず、ひどい時はお客さんが０人なんてことも。そんな経験から、もっと自分たちの名前を知ってもらおうと路上ライヴを行なう時に、当時人気だったこの楽曲を男性ヴォーカリストが歌うことで、街の人たちの注目を集めようとしたのだそう。Novelbrightにとっては、とても大事な楽曲になったそうです。
 

楽曲紹介の段になり、「雄大はどんなキャラにでもなりきることができるので、もしこういうキャラクターで曲紹介をして欲しいという要望があれば、おっしゃってくださいね」と、田中さんから千葉さんへ無茶振りが発動。「じゃあカッコよくお願いします」と、そこへのっかる竹中さん。いつもの千葉さんであれば楽曲タイトルをそのまま発するだけですが、この時だけは竹中さん仕様にアップデートし、口笛&ウィンク付きのスペシャルな曲紹介となりました（笑）。この時の千葉さんの艶っぽい口笛とウィンクは必見です！


（演奏）
カメラ前にスタンドインをするとメンバーは、「よろしくお願いします」と、しっかりとあいさつ。和気あいあいと準備をしていたが、演奏が始まると空気が一変。

「マリーゴールド」は、路上でパフォーマンスをしていた時と同じスタイルで、このメンバー５人では初めて、アコースティックバージョンでお届け。竹中さんはリハーサル中に自由に口笛を吹くなど、とてもリラックスした雰囲気の中で行われました。