インドで猛威…“二重変異型”日本で初確認 計5件[2021/04/23 10:41]
インドでは今、感染が急拡大し、一日あたりの新感染者は世界最多となっています。
その一因とされる「変異ウイルス」が、日本国内でも確認されたことが明らかになりました。
加藤勝信官房長官:「我が国は、インドで確認された変異株『B.1.617』が計5件、確認されている」
国内で初めて確認されたのは、1つのウイルスで2つの変異が起きる「二重変異ウイルス」です。
二重変異ウイルスは、感染力が強く、ワクチンが効きにくいとの指摘もあります。
感染症対策に詳しい、国際医療福祉大学の松本哲哉教授は「2つの変異が重なることにより、変異ウイルスの中でも、さらに免疫から逃れやすいウイルスになっているのでは。結局、検査している数が少ないので、国内にある程度存在しているだろう」と話します。
二重変異ウイルスは、空港検疫で4件、国内で1件、確認されたということです。
(「グッド!モーニング」2021年4月23日放送分より)