今回は格安のスコッチウイスキー、サー・エドワーズを飲みます。

フランスのメーカーが手がけるブレンデッドスコッチ

_DSC3624_01サー・エドワーズは、フランスの酒造メーカー、バルディネット社が手がけるスコッチウイスキーブランドです。
同社は1857年に創業し、1934年に会社が設立されました。

元々はサトウキビを使ったシロップを製造、販売する事業から始まったようですが、その後はラム酒などの酒造事業に進出し、1983年にウイスキーの製造、販売も手がけるようになったようです。
この時に誕生したのが、サー・エドワーズです。

現在は、今回飲むファイネストのほか、12年、スモーキー、ビール樽で仕上げたビア・リザーブがラインナップされてます。

キーモルトについては明記されていませんが、一応は3年以上熟成された原酒を使っているようです。

晩酌用でも悪くない出来

グラスからの香り、液色

グラスからはラムレーズンの香りがしっかり感じられます。
液色は中庸な琥珀色です。

ストレート

ラムレーズン、ガムシロップ、わずかながらにカカオの香りが広がります。
味わいは、思っているほどアルコールからの辛みは少なく、ほろ苦さを伴いつつも甘さが全体に広がります。

ロック

ラムレーズンとライムの香りが揮発します。その後にリンゴの香りも顔を出し、スモーキーさも感じ取れます。
味わいは、苦みが少々目立つものの、酸味を経由して甘さが広がります。

ハイボール

リンゴ、ブドウ、シナモンの香りが広がります。
味わいは軽く酸味、苦みがありますが、甘さの方が少々上待っている印象です。

まとめ

特別うまい、というわけでは無いですが、かといってとげとげしさが少なく、ストレートでもそこそこ飲めるので、晩酌用としても悪くはないと思います。

700mL、アルコール度数40度、価格は1200円ほどです。1000円スコッチのカテゴリーとしてみても中の上、という印象です。

<個人的評価>

  • 香り C: ラムレーズン、ガムシロップが主体。加水でライム、リンゴ、シナモン。スモーキーさも垣間見られる。
  • 味わい B: アルコールからの辛みが少なく、ストレートでも飲める。苦みの後甘さが広がる。
  • 総評 C: 晩酌用としても悪くないボトル。