と、言うわけで(どんなわけだ!?)

 

夫もいつまでも仕事を休むわけにもいかず。

 

そう!仕事をお休みしてパキスタンに帰省してから、すでに2ヶ月近くも経過しているのだっ!!!

 

 

 

 

 

 

しかしですね、夫の職場はパキスタン人が多く、家族に関する帰省については、「こっちは大丈夫だよ、気の済むまで心癒しておいで」と言う雰囲気で全く問題なしなのだ。

 

こういう助け合い精神、お互い様精神(?)はパキスタン人は日本に比べると大きい感じ。

 

例えなんですが、夫Jの友人が、神戸でパキスタンレストランを経営しておりましてね。そこの従業員さんがパキスタン帰省して、1ヶ月以上かしばら〜く見ないので「いつ帰ってくるの?」と尋ねると  店主「さあね〜?」スマイル   だったのですね。 

 

しかも、驚くなかれ、その帰省間も従業員さんの給料を払ってるとな!?

 

 

 

家族を大切にすること = 神からの命令 (直訳では命令だけど、雰囲気的には神の御加護 的な)

 

 

 

このムスリムの考えも一助しているのかと思いますね。でも、じゃあ、家族や人付き合いを大切にするのに無差別テロとか多いの?(今日もクエッタの方でテロがあったようで)と言われると、わかんなくなるんですけどね。実際ドバイではパキスタン人=テロで、日本ではそういうイメージで接する人が無いことに、夫は喜んでいます。

 

夫によると、日本が平和なのは経済的にみんな恵まれているからで、パキスタン人が特別攻撃的とかそんなじゃ無い。ちなみ、10年くらい前まではパキスタンは2日に一回はどこかでモスクで爆弾テロがあったから、今は、パキスタンもずいぶん平和なんだけどね〜。サラリ

 

みたいな事言ってますね。

 

パキスタンのますますの経済発展を願います。

 

 

 

 

 

 

さて、日本帰国の際は、外国人は72時間以内のPCR検査陰性書類が必要です(2020年10月時点で現在の情報は不明です)

 

これに対して、ごちゃごちゃ言ってる日本在住外人妻がTwitter内でいたけど、

 

あったりまえなのね!

 

と、私たちは考えています。

 

日本が万一、コロナでやべー状態・・・例えば、致死率がとんでもない数字、とにかく、とんでもないことになったとして、外国パスポートの人間は、最後、母国に帰国できるけど、そんな場合、日本人は日本パスポートでは国外脱出できなくなってるはず。

 

つまり日本人は日本に対して責任がある。

 

責任の重い方(日本人)は、平易で、

 

責任の軽い方(外人)は、厳重な方法、で入国。

 

そりゃそうでしょ。

 

 

 

 

 

ところでですね、パキスタンのPCR検査は私も受けてみました。

 

受付時は5〜6人の男性スタッフが私のパスポートを入念に調べ顔写真で撮影、検温、問診票記入、次に、クリーンルームのような専用部屋で、3人の医療従事者が不正がないか立ち会い、鼻から検査する、という国際基準に則ったものでした。

 

パキスタンは突然、端々に欧米基準のしっかりした片鱗を見せるのでギャップが楽しいです・ふふ・・(し、失礼な!)

 

しかも、24時間以内にメールで検査結果が届きまして。

 

メールで結果を届けてくれるって言うのは、日本より相当進んでないかい?と思った次第です。はい。

 

ちなみに、私たちは帰国に際して書類が必要でしたので、翌日に夫と義弟が陰性証明書類を取りに行きました。

 

 

 

 

 

 

 

さあ、ここから怒涛のぶっ飛ばしで、

 

ムルタンからバスで6時間→ラホールで飛行機→カタール で最強の13時間トランジット(コロナだから店もあんま開いてないし、しんどすぎ)

 

そして、羽田へ!

 

日本帰国に際して窓から見える緑の大地・・・美しすぎる!といつも泣きます。いやいやそれは冗談ですが、とにかく、日本の米!そして味噌!なんでもいいから、とにかくカレー以外!これが食べたくて食べたくて。いつもね。

 

 

 

 

 

羽田のPCR検査は5〜6時間ほどかかり(2020年10月の話で現在は不明)で、これも陰性。

 

しかし海外帰国者は陰性であっても自主隔離期間に、公共機関は使えないの為、夫Jの友人が自家用車で迎えに来てくれました。

 

ほんと、こう言うのはパキスタン人は協力し合う。感謝しかない。

 

到着からいつ終わるかわからない入国審査を、この友人さんは6時間近くもずーっと空港の駐車場で待っててくれたんですよ。

 

夫と私、感謝感謝で車に乗り込む。

 

そしてこの時の私の胃袋は・・・・・・

 

 

 

 

 

白米が食べたい〜〜〜〜!!!(カタール航空の機内食はとにかく辛く、ほとんど夫にあげてしまった)

 

脳みそで感謝。胃袋はすでに白米と味噌汁状態。

 

あ、そうそ。忘れていましたが、パキスタン人は友人を自宅に招いて食事を披露するのは、最大のおもてなしなのですよ。

 

ですから当然の如く、

 

 

 

友人さん「家に寄ってよ。妻が料理してるからね」

 

私「いえいえ、ご家族にも迷惑だし。隔離期間だし」(心の声   いや、もう、とにかく白飯味噌汁が食べたい)

 

友人「だいじょうぶ! 僕の奥さんも娘も、外出しないから。もう、食事も作ってる」

 

夫「じゃあ、寄ってくか有り難う」

 

 

 

 

そ、そうだね〜〜〜〜〜!!!! (あ〜〜〜、白米と味噌汁が〜〜〜〜〜   心の声)

 

 

 

奥様には【日本人向け辛くないカレー】まで調理いただき、もちろん美味しくいただき、そして、翌日からなんぼでも白米、味噌汁食べれます。

 

しかしながら、叫ぶ心の声、日本人にはわかっていただけるのでは無いでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜おしまい〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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