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更新日:2017年4月13日

オオカンガルーの赤ちゃんが生まれました!

オオカンガルー

 

カンガルー館で飼育しているオオカンガルー(ハイイロカンガルー)の「エイミー」(メス10歳)のお腹の袋から赤ちゃんが顔を出しました。

顔を出すのもまだ恐る恐る、残念ながらいつでも見られる訳ではありませんが、袋から顔を出す姿はとてもかわいいですよ。

カンガルーの母親と、日に日に成長する赤ちゃんの様子を是非ご覧ください。

 

【個体情報】

【初認日;※】 平成25年(2013年)11月18日

【性別】       不明

【他の個体情報】

父親:愛称「ロック」

母親:愛称「エイミー」

※ 初認日

カンガルーは、生まれた時の体重が1g程度と非常に小さく、また、自らの力でお母さんのおなかを這い上がりすぐに袋の中に入ってしまい、他の哺乳類のように出産自体を確認することができず、出産日を正確に把握することが困難です。

また、交尾に伴う受精の後、受精卵がすぐには子宮に着床せずに子宮内に留まる「着床遅延(ちゃくしょうちえん)」という現象があり、交尾した日から計算するなどして出生日を把握することもできません。

そこで、動物園では「赤ちゃんがお母さんのおなかの袋(育児嚢)から顔を出したのを初めて確認した日(初認日)」をもって、便宜上、そのカンガルーの誕生日と同様に扱っています。

 

【オオカンガルー豆知識】

体重約45kgの大型のカンガルー。平地の森林や荒地に数頭の群れで生活します。

日暮れから夜にかけて活動し、おもに草や小低木の芽・若葉を食べます。

カンガルーの仲間では大型で、オスの中には立ち上がるとヒトの背の高さを超すものもいます。

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