先日,ロケをした後院通りで珍しい工事が行われています.
こちらがその写真.
「旧市電の軌道敷を撤去しています」との看板.
後院通沿いにある京都市バスの「みぶ操車場」に線路が埋まっているのは以前から知られていますが,後院通の線路もまだ撤去されていないのには驚きでした.
東山通も線路が撤去されず,道路の中央部分が盛り上がっていることが数年前に新聞記事として取り上げられていましたが(現在当該記事は削除された模様),後院通りにも残っていたのですね.
当時の記事には,まだ他にも残されているところがある旨があったように記憶しています.
私の実家は七条通り沿いにありますが,七条線廃止当時は,一旦線路をアスファルトで埋めたあと,一年後に再度アスファルトを掘り起こし,撤去されました.
さて,撤去されない線路は他にどこにあるのでしょうか?
どこにあってもおかしくないような気がしてきました.
さて,工事は来年3月までとあるので,半年くらいの工事のようです.ただし,線路はいつ撤去されるのかは不明です.
線路が姿を見せたら,また話題になると思うので,期待をして待ちたいと思います.
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京都市電の廃線跡を探る管理人
「京都市電の廃線跡を探る」管理人。
日本初の電気鉄道として83年京都の町を走り続けた京都市電の廃線跡を追いかけたWEBサイトを管理しています。
http://kyototram.g2.xrea.com/
市電廃止後、あちこちで線路撤去工事を目にしていたので、路面軌道は全て無くなったと思っていたのですが、アスファルトで埋めただけの箇所があったとは意外でした。
車庫といえば、市バス錦林車庫もアスファルトの下に線路がそのまま残っていると思われます。市電の廃止直前には車庫全体が併用軌道状態になっていましたから、おそらく廃止後すぐに線路を埋めてバスの車庫にしたのでしょう。