まずは、坐骨という骨盤の1番下の骨を探します。
椅子に座り、前後左右に揺れてみて下さい。
シートの1番下に当たっている感覚のある部分が坐骨です。

次に、坐骨に均等に体重がかかるようにして座り、上半身を楽な位置に調節して下さい。
この状態が「骨盤を立てる」姿勢です。
猫背でもなく、反り腰でもない位置で上半身を止めるとベストな座り姿勢となります。

ただ、反り腰が習慣化していた人は、骨盤が立った状態がわからないケースもあります。
その場合は猫背と反り腰を繰り返しながら、
どのポジションが座りやすい姿勢なのかを確かめてみて下さい。

その時に注意するのが、頭のポジションです。
猫背のときは頭が身体の中心より前にいく傾向があり、
反り腰のときは身体の重心の後ろに頭があります。

一般的に頭部は5kg前後と言われており
それをしっかり支えるように背骨は緩やかなS字を描きバランスをとっています。

棒の先に重りを付けて持ってみるとわかりますが、
棒が真上を向いてバランスをとっている時には、それほどの重さは感じなくても
棒が横を向いてる時は重く感じます。

身体も同じです。
頭が重心かた外れると背骨や筋肉などに余計な負荷がかかってしまいます。



正しい座り方は維持するのが難しい
座りはじめは骨盤を立てた正しい座り方を意識していても
維持することが難しいという場合もあるでしょう。

骨盤を立てて座ることは腰は楽になりますが次第にお尻が痛くなってきます。

そうすると痛くない位置に重心を移動させ、
いつの間にか身体にとって負荷のかかる座り方になってしまいます。

特に仕事など何かに集中しているとき、
気付いたらいつもの悪い姿勢になっていたというケースもあります。

この「お尻が痛い」問題を解決する最善の方法は「座る環境を整えることです。
例えば、椅子にクッションを置くとお尻の痛みを和らげることができます。

クッションを購入するときなるべく安価なものや、
見た目を重視して購入するケースもあると思いますが、
長時間座って作業に集中し、腰痛も予防したいと考えるなら
機能性クッションがおすすめです!

骨盤を立てた状態を自然にいじできるよう設計されたクッションですと、
長時間でも安定してすあり続けることができます。

さらに、座った時にお尻にかかる圧力を分散するタイプは
「お尻が痛い」問題を解決るすることができます。


正しい座り方をキープするために、自分に最適な「座る環境」を創ってみて下さい!!
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