メンタルトレーニング

「こんなわたしですが、なにか。」って胸張って生きていっていいと思う。

今の私が一番、伝えたいこと。

それは
「こんなわたしですが、なにか。」って
堂々と胸張って生きていっていいんだよ!ということ。

 

これからしばらくは
(私が飽きるまで・笑)
「こんなわたしですが、なにか。」を
ブログの裏キャッチコピーにしようと思っています。笑

もしよかったらあなたも今日から
日常のいろんなシーンで
「こんなわたしですが、なにか。」と
言っちゃってみてください。

そうすると、
きっと、ちょっと、
いつもよりも強気な姿勢で
生きていける。かも、です…!笑

 

1.いやいや。ちっとも「こんなわたし」でいいなんて思えない。

 

「こんなわたしですが、なにか。」なんて
そんなこと、言えない。
「こんなわたし」でいい、なんて思えない。

そんな反応をされた方もいらっしゃるでしょうか。

 

どうしてそのような反応をしてしまうのか。

それは、子どもの頃からの経験あるいは
社会的な刷り込みによって埋め込まれた
『固定観念』に縛られているから、なんですよね。

 

たとえば、
「裏表のない人間でなければならない」
「人からダメ出しされるようなことをしてはいけない」
「何事も完璧にやり遂げなければならない」・・・など

こういう模範的なイメージ=『固定観念』から
自分自身がはみ出してしまっていると
「わたし」のことを肯定できなくなります。

 

私、裏表があるよなー。
私、できないヤツって思われている。
私、よくミスをする。

ああ。
私って本当にダメだ。

「こんなわたしでいいなんて、
とてもじゃないけど、思えない」となるワケです。

 

2.だけど、ここで少し立ち止まって考えてみよう。

 

だけど。
その『固定観念』って、本当にそうなの?
それが正しいの?絶対に?例外はないの?

もしそれが“絶対”だとしたら
一体、誰が決めたの?

その人の言うことは“絶対”なの?
“絶対”的な“正解”なの?

 

こうやって問いを掘り下げていくと、
今まで信じ続けていた『固定観念』が、
誰かがもっともらしく言っていた『固定観念』が、
“絶対”でも“正解”でもないことに気付けると思います。

 

上に挙げた『固定観念』の例をぶった切るなら、

→「別に裏表があってもいいんじゃない?」
(なぜ裏表があること=悪いことって思ってるの?
人にいろんな側面があるのはダメなこと?)

→「ダメ出しされてもいいんじゃない?」
(ダメ出しされても全人格を否定されたわけじゃない。
ダメだったのはあなたのすべて?一部じゃないの?
ダメ出しされることは、そんなに罪なことなの?)

→「完璧じゃなくてもいいんじゃない?」
(完璧って何?どこまでいけば完璧?それは実現可能?
本当にミスばっかりしている?すべての仕事の何割くらい?)

という感じ。

 

そうすると
『固定観念』をベースにしていた
自分への評価は…
きっと、変わっていきますよね。

 

3.どこまでいっても、わたしは“わたし”。

 

私自身の生まれたときの星を見ていると
しみじみと思うんです。

「ああ、私は自分以上にも、
自分以下にもなれないんだなー」って。

 

星読み初心者さんのために少し解説すると、、、

生まれたときの星には、
自分の性質や思考パターン、行動パターンなどが
描かれています。

たとえば、
人見知りしやすい、とか、
コミュニケーションに苦手意識を持ちやすい、とか、
パートナーシップでトラブルを抱えやすい、とか、
自己卑下しやすい傾向がある、とか、
思ったことをすぐ言っちゃって失言しがち、とか。

こういうことを
生まれた星から読み解くことができて、
おもしろいことに
ちゃんとご自身の実感と合致することがほとんど。

 

でも、だからといって、
今、実感している性質や傾向は
一生変わらないものなのか、といえば、
決してそういうわけではなく、
意識をすることによって改善していくことができます。
(改善ポイントのヒントは、生まれた星にあり。星読み超便利!)

ただ、改善のレベルは、
あくまで「自分という人間の範囲内」。
「自分以外の誰か」レベルになるわけではないのです。

 

人見知りな人であれば、
以前に比べるとはるかに穏やかな心持ちで
人と接することにできるようになったとしても、
やっぱり人と会ったときは反射的に
ぐっと身構えてしまうクセは出てくる。

自分の考えを人に伝えることが苦手な人は、
元々得意な人のように
スマートかつスピーディーに伝えられるようにはならない。

改善はできても、
持って生まれた性質が
消しゴムで消したように“なくなる”ことはなく、
まったくの「別人」になることもない。

そういう意味で
どこまでいってもわたしは、“わたし”で、
「自分以上にも、自分以下にもなれない」のです。

 

私の場合でいえば、
思いついたら即行動!というところと、
考えて考えて考えて、それでも納得できなくて、
まったく行動に移せない超慎重なところがあって、

昔は超慎重な側面に対して
「もっとさっさと動けよ!私!」
「行動できないなんて、なんてダメなヤツなんだ」と
よくイライラしながら自己攻撃していました。

で、
この超慎重な性質を改善するために、
現実的な工夫とか、意識的な努力とか、
ブロック解除とか潜在意識の書き換えとか、
様々なアプローチを試みましたが、
結果、
「いつでもサクサク行動する私!」にはなれず、
やっぱり超慎重なところは、
事あるごとに、ちょこちょこ顔を出してくるんですよね。

 

でも、今は、
「こんなわたし」でいいんだなーと、
心の底から思えるようになりました。
(たまに「めんどくさっ」と思うこともありますが・笑)

 

なぜかこう思えるようになったか、というと、
その理由はふたつ。

 

ひとつは、
即行動と超慎重の間で
ゆらゆらと揺れ動きながら生きていく・・・
そんな星を持って生まれてきちゃった私の現実を
素直に受け止めたから。

そして、
もうひとつは、
超慎重な部分をなくし、
「いつでもサクサク行動する私!」になることは、
私の星から見れば「別人」になることを
望むようなものだ、と気付いたから。

「別人になりたい」という
非現実的な望みを目指して頑張ることは、
本来の自分=超慎重な自分、を否定し続けることで、
頑張れば頑張るほど、
理想(別人になりたい)と現実(本来の自分)のギャップから逃れられず、
どんどん心が苦しくなるだけ、ですからね。

 

だったら。

抗ったり、
否定したり、
拒否するのではなく、

わたしが“わたし”であることを
前向きにあきらめて・・・

というとか、
潔く認めて、受け入れて、
私の星が描く人生を
思いっきり生きていった方がいい。

「こんなわたしですが、なにか文句ありますか?」
「こんなわたしですが、なにかダメですか?」と
堂々と胸を張って生きていけばいい。

 

そう思うに至ったのです。

 

 

4.まとめ。だから「こんなわたし」でいい。

 

どこまでいっても、わたしは“わたし”。

わたし以下にも、わたし以上にもなれないし、
どれほど強く願おうとも
“わたし”ではない「別人」になることもできない。

そして、
(長くなるので細かな解説は省きますが)
わたしが持って生まれた星で生きていくことは、
潜在的なわたしの望み、でもあります。
(頭ではわからなくても、心は知っています)

 

自分が持って生まれた性質を
良いとか、悪いとか、厄介だとか、
そういう判断を下しているのは自分だけで、
星は「あなたは、あなたです」と言っているだけ。

梅は、梅。
さくらは、さくら。
チューリップは、チューリップ。

梅は良くて、さくらは悪い、という
判断ができないのと同じ。

 

だから。

今の自分が
どんな自分であったとしても
「こんなわたしですが、なにか。」と
堂々と胸を張って生きていけばいい!!のです。

 

過去も、今も、未来も、
いついかなるときも
“間違ったわたし”は存在しません。

もしどうしても
「こんなわたしですが、なにか。」と思えないときは、
自分の中にある『固定観念』を見直してみてくださいね。

自分を肯定できない理由は、そこ、にありますから。

 

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