橋下徹氏が吉村府知事に苦言「時短要請・休業要請は最後の最後の手段、これまで乱発しすぎ」
東スポWeb2021年03月30日15時49分
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が30日、ツイッターで大阪府の新型コロナウイルス対策に警鐘を鳴らした。
大阪では感染拡大が止まらず、吉村洋文知事(45)は緊急事態宣言を出す前の措置である「まん延防止等重点措置」(いわゆるマンボウ)の適用を政府に要請する考えを示した。これにより飲食店へ営業時間の短縮を命令し、過料を科すことができるようになる。吉村知事は「単純な要請とはレベル感が違う。マスク会食の義務化、(マスク非着用者の)入店禁止を明確にしていきたい」とも話している。
これを受け、橋下氏は「マンボウを発出するだけでは意味がない。緊急事態宣言の二の舞になる。マンボウでどんな義務を課すかが重要。ただし安易な時短要請に行く前に、その他の対策の義務化に挑戦して欲しい。時短要請以外の飛沫感染防止策。時短要請・休業要請は最後の最後の手段。政治は、これまで時短要請を乱発し過ぎ」と、飲食店や各種施設への安易な時短・休業要請を戒めている。